積水ハウス、次世代交通システムを開発する
Zip Infrastructureへ出資

積水ハウス株式会社/2026年4月24日

 積水ハウス株式会社(以下、積水ハウス)および積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社(以下、積水ハウス イノコム)は、コーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド「積水ハウス投資事業有限責任組合」を通じて、次世代交通システムの開発に取り組むZip Infrastructure株式会社(以下、Zip Infrastructure社)へ出資いたしました。今回の出資により、現在開発が進められている自走式ロープウェイ「Zippar」の社会実装に向けたZip Infrastructure社の取り組みを推進し、交通渋滞や移動格差といった社会課題の解決を通じてより快適で豊かな暮らしの実現への貢献を目指します。

 Zip Infrastructure社が開発する「Zippar」とは、ロープとレールを組み合わせた独自のハイブリッド構造により、都市上空を走行する次世代交通システムです。従来のロープウェイの低コスト性を維持しながら、カーブ走行や分岐といった柔軟なルート設計を可能にしています。また短工期での導入が可能であり、用地制約の大きい都市部や交通インフラが不足する地域においても柔軟に対応できる点が特長です。限られた地上空間に依存しない持続可能な交通手段を提供し、移動に伴う時間的・心理的負担の軽減や経済損失の回避、環境負荷低減などが期待されます。


 積水ハウスおよび積水ハウス イノコムはZip Infrastructure社の取り組みを通じ、「住まいと暮らし」に密接に関わる“移動”という領域において、人々の暮らしの質を高めることを目指すとともに、今後も当社のグローバルビジョンである“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向けて、「住まいと暮らし」を基軸とした社会課題の解決を目指し、オープンイノベーション推進に取り組んでまいります。

■Zip Infrastructure社について

Zip Infrastructure社は2018年に設立された、慶應義塾大学発のスタートアップ企業です。世界の都市部で多くの経済損失を生む「渋滞問題」の解決を目指すための次世代交通システムの開発に取り組んでいます。設立当初から神奈川県にて開発に着手、2023年4月には神奈川県秦野市にて12人乗りテストモデル車両の走行に成功しています。現在は開発拠点を福島県南相馬市に移し、各自治体と連携協定を締結しながら「渋滞のない、どこでも駅徒歩5分圏内となる世界」の創造を目指しています。

会社名

Zip Infrastructure株式会社

代表取締役CEO

須知 高匡

所在地

〒975-0036 福島県南相馬市原町区萱浜字巣掛場45-245
南相馬市産業創造センターA棟事務所区画1

設立日

2018年7月20日

事業内容

運送機器の製造、販売
土木・建築工事業
自動車の陸送及び回送
貨物自動車運送事業
前各号に附帯関連する一切の事業

URL

https://zip-infra.co.jp/index.html


■コーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド「積水ハウス投資事業有限責任組合」について

 積水ハウス イノコムを中心に推進する積水ハウスグループのオープンイノベーションの取り組みを加速させるために2024年4月に設立されました。グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向けて、「住まいと暮らし」を基軸に社会課題の解決に寄与し、当社との事業シナジーを生み出せる企業へ投資を行います。また、当社グループの既存事業のさらなる成長のため、建設業や不動産業における顧客獲得、設計・生産・施工・アフターサービス等の業務改善のプロセスイノベーションを行う企業も投資対象とします。

ファンド名

積水ハウス投資事業有限責任組合

所在地

〒100-0004 東京都千代田区大手町 1-9-5

設立日

2024年4月1日

組合存続期間

10 年(2024年4月~2034年3月予定)

ファンド規模

50億円

組合員・出資関係

無限責任組合員 株式会社AGSコンサルティング:0.2% 
有限責任組合員 積水ハウス株式会社:99.7% 
積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社: 0.1%


コーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド設立に関するリリース:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2024/20240401/

■積水ハウス イノコムについて

 積水ハウスグループでは、2024年2月に「積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社」を設立しました。イノベーション人財やグローバル人財の育成に加え、社外パートナーとのオープンイノベーションを通じて、社会に新たな価値を創造し、人々の生活をより豊かに、より幸せにすることを目指しています。事業創出においては、”Business Areas for Synergy(新たなシナジーを生み出す事業領域)”のコンセプトに基づきオープンイノベーションを推進することで、協業先とお互いの事業成長や人財価値の向上に寄与しながら、「住まいと暮らし」に関する様々な社会課題解決を目指します。
URL:https://www.innocom.co.jp/

積水ハウス イノコムのオープンイノベーション事業開発領域