STEP4:資金計画

バランスのとれた資産計画によるキャッシュ・フローの確保

資金計画は、自己資金と住宅ローンの割合がポイントです。

資金計画:自己資金と住宅ローンの割合の例

金融機関によって利用できないこともあります。

資金計画をもとに、将来(10年、20年単位)の収支決算を。

収支決算には大きく分けて「キャッシュフロー計算」と「損益計算」の2通りがあります。

キャッシュフロー計算 実際に手もとに残る現金を計算するものです。

資金計画には将来の修繕費などの追加予算も忘れずに組み込んでおきましょう。

入居者の入れ替え毎

入居者が替わる際に、室内の清掃、玄関ドアの鍵交換、ふすまの貼り替え、壁クロスや塩ビシート床の部分的補修、畳の表替えなどを行います。

設備関係

水まわりのパッキンや弁、ホースは、水漏れがあればすぐ交換します。給湯器、冷暖房機器、給排水配管も一定期間で取り替えや交換の必要があります。

屋根・外壁関係

屋根や外壁は、使っている建材の種類によってメンテナンスの時期・内容が異なります。また性能上は問題がなくても、外観の魅力を保つための定期的な塗り替えが望ましいでしょう。

リフォーム

築後かなり年数が経った場合、建具や設備の老朽化、入居者ニーズの変化などに対応し、間取りを含めた全面的なリフォームを検討してみましょう。

きちんとメンテナンスを行い、建物を長持ちさせることは長期的な競争力の維持や収益性の向上につながります。