インテリア実例紹介
癒しの住まい
観葉植物が暮らしの彩りに
もともとミニマルな暮らしが好みだったというTさんご夫婦。壁や建具などは極力減らし、ワンルーム感覚のシンプルな家をつくりました。暮らしながら、そのときどきの家族の生活スタイルや好みに合わせて、フレキシブルに姿を変えられるようにしたそうです。
「大きく用途が変わったのは、2階のファミリースペースですね。なにも置かない広々とした空間から、私の書斎のような役割を経て、今は妻のリラックススペースになっています」(ご主人)。
お子さんがもう少し大きくなったら、個室をつくろうと考えているそうです。
「あとはとにかく観葉植物の種類が増えました。庭の木を眺めているうちに、植物が大好きになったんです」とご主人。グリーンと共にさりげなく飾られているアートパネルは、月に一度くらいのペースでかけ替えているそう。シンプルを極めたからこそ、変化を自由に愉しめる理想の住まいになりました。
1階:64.97㎡ 2階:59.15㎡
延床面積:124.12㎡
「好き」を追求した家
家具や雑貨がアクセントに
高台に建つ平屋の家。アプローチから続くモルタルの玄関土間を抜けると、大きな庭に面したLDKが出迎えます。
「ダイニングテーブルもチェアもソファも、僕が高校生のころから大好きな家具屋『TRUCK
FURNITURE』のもの。リビングに敷いてあるラグは、100年ほど前につくられたというオールドキリムです。他にもずっと欲しくて探し続けていたアート作品や、いつか家を建てたときのために……と集めてきたものを置いています。好きなものに囲まれているからか、何もしていなくても、家にいるだけで、愉しいんですよね」とご主人。
竣工から5年が経ち、無垢の床板には少しずつ傷が増えて、中には、お子さんが絵を描いているときに付けてしまったマジックの跡も。そのひとつひとつに思い出があり、すべてに愛おしさを感じると話します。
自然素材をふんだんに使い、大好きなものに囲まれているから、暮らすほどに味わい深く、心地よくなっていく家なのです。
1階:140.25㎡ 延床面積:140.25㎡
ぬくもりと多様性のあるLDK
木材が調和するインテリア
Nさん一家は、元気いっぱいの3人の息子さんがいる5人家族。建築士でもあるご主人は、「家族みんながそれぞれに心地よく過ごせること」をプランの指針にしたそうです。 その要となるのが、ご夫婦の好みだというナチュラルなインテリア。ヒッコリーやチェリーなど、さまざまな種類の木材を用いました。
ダイニングの東側に設置された約4.5mの造作のカウンターはとても機能的。階段下の部分は足を入れられるスタディスペースとして、そのほかの部分は、ダイニングテーブルのベンチ兼、お子さんのおもちゃや勉強道具の収納になっています。
「このカウンターは、みんな好きなように使っていますね。机としても、座っても、寝転んでも、もぐり込んでかくれんぼに使ってもいい(笑)」(ご主人)。
ダイニングからは、キッチンも、庭も、リビングも、階段わきのステージリビングも目が行き届くようになっており、お子さんたちがどこで何をしていても安心して見守れます。Nさん一家の1日は、無垢材のぬくもりが感じられるLDKを中心に今日も和やかに営まれています。
1階:70.75㎡ 2階:56.00㎡
延床面積:126.75㎡
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