国際事業部:アメリカ

 

SH Residential Holdings, LLC

チーフ・インサイツ&マーケティング・オフィサー

Erin Wills

2018年 Woodside Homes 入社
2022年 SH Residential Holdings, LLC 異動

米国最大手の建設会社やコミュニティ開発業者で働き、市場調査、企業マーケティング、IR、広報マーケティング分野でキャリアを積む。2018年にWoodside Homesに入社し、ヴァイスプレジデントとしてリサーチ&インサイト部門を立ち上げる。2022年、SH Residential Holdings, LLC
に異動

お客様の立場に立った住まいづくりで

米国市場にイノベーションをもたらしたい

アメリカの同僚とともに総合住宅研究所を訪問(2019年9月)

左から二人目がErin

積水ハウスで働くことは、私にとってとても刺激的で仕事への意欲をより高めてくれ、当社の革新性を米国市場へ導入することに貢献する素晴らしい機会となっています。住まいづくりに対する積水ハウスの考え方には、アメリカにはない革新性と思いやりが満ちています。総合住宅研究所を訪れた際、その革新性やよく考慮された研究の事例の数々を目の当たりにし、積水ハウスの商品や哲学を米国市場にもっと広げていきたいとの思いを強くしました。

入社後は、市場ごとに異なる消費者ニーズを分析し、それぞれに合わせた住宅やコミュニティをデザインするなど、他社との差別化を図ることに積極的に取り組んでいます。現在は、米国でのSHAWOOD事業の立ち上げにも取り組んでいます。災害に強く機能的なSHAWOODは、地震などの自然災害への備えが求められる都市部において、特に重要であるのではないかと考えています。

米国の住宅建設業界はあまり多様性に富んでおらず男性が支配的な傾向にある一方、私たちのお客様は女性主導になる傾向です。女性や異なる人種をチームに迎え入れることで、お客さまニーズに応える多くの情報を有し、さまざまな視点から提案できる力もさらに高まるでしょう。お客様の立場に立った住まいづくりができれば、住宅は家族にとってより幸せな場所になるはずです。その思いを忘れず、米国市場にイノベーションをもたらせるよう頑張っていきたいと思います。

国際事業部:オーストラリア

Sekisui House Australia Pty Limited
プロジェクト・アシスタント・マネージャー

加藤 泰士郎

2008年 入社

戸建住宅・賃貸営業などを経て、2016年6月に国際事業部へ異動。2020年3月から積水ハウスオーストラリア 海外営業企画(開発)へ出向。現在、ブリスベン事務所にて、プロジェクト・アシスタント・マネージャーを務める。現地スタッフとともに、住宅や商業施設・オフィスなどの開発事業を推進。

業務外での交流も深めながら、現地スタッフとの信頼関係を築き、

互いの良さを引き出していきたい

ブリスベン事務所が位置するクイーンズランド州では、現在、3つの開発プロジェクトが進行中です。私は駐在員として、これらプロジェクトの開発状況や販売状況をそれぞれ把握し、日本への進捗報告などを担当しています。現地スタッフと日々コミュニケーションを図りながら情報収集をし、プロジェクト推進のための開発業務に力を尽くしています。

事務所はレンガ造りの歴史的な建物で、空間の真ん中にシンボルツリーが設置されているなど、全体的にリラックスした雰囲気。社員間で意見交換や議論を交わす機会が多いこともあり、絶えず話し声や笑い声があふれている点も、良い仕事空間を生み出している要因だと感じています。

駐在員として心がけているのは、自分の考え方や行動を居住する国の文化に順応させるということです。言葉での意思疎通が不完全な分、どのように振る舞えば信頼関係を築いていけるのか、互いの良いところを引き出し合えるのかを、周りをよく観察しながら常に考えています。そのためには、食事やスポーツなど業務外での交流を通じ、人間性を理解してもらうことも大切だと実感しています。

現地のプロジェクト責任者とは、プロジェクトの進捗状況や国際事業部から現地への要望事項などについて、定期的に情報を交換しています。多くの課題に対し、常に顧客満足の視点を持ちながら、より良い開発をしていくためには何をすべきなのか、何ができるのかなど、日々現地チームと共に試行錯誤を続けています。

ブリスベン事務所での打ち合わせ風景

私たちが取り組んでいるプロジェクトの一つに、「West Village」があります。公園で楽しそうに遊んでいる家族連れや、ショッピングセンターで買い物をする若者たち、レストランで満足そうに食事や会話を楽しんでいる多くの人々の姿。そんな風景を目にするたび、街づくりや「憩いの場」の提供に携わることができていることに、大きなやりがいを感じます。

なぜ積水ハウスが「『わが家』を世界一 幸せな場所にする」というビジョンを掲げているのか、実際に日本でどのような家づくりをしているのかなど、現地のスタッフやお客様に伝えていくことは、私たち駐在員の大切な役割です。理解や融合が深まることで、プロジェクトがより活性化したり、新しい化学反応が生まれるきっかけにもなるのではないかと考えています。