活躍する人々

営業、設計、現場監督など各職種において働き方やキャリア形成の手本となるロールモデルづくりを推進。多くの女性たちが自分自身を成長させながら、活躍の幅を広げています。

戸建営業

CASE 1

名古屋西支店 店長

生田 梨紗

2012年 入社

入社以来、営業として100棟以上の物件を担当。2022年2月からは店長を務め、展示場メンバーの育成、店運営にも力を注ぐ。同時に、女性営業推進委員としても活躍。女性営業職の定着や自律に向け、意欲的に取り組んでいる。

所属部署・役職は2023年9月取材時点

自分自身のキャリアや経験を活かしながら

女性営業職全体を盛り上げていきたい

お客様の笑顔や喜びの声が新たな原動力に

お客様の大きな夢を叶える仕事。戸建住宅営業としての10年間で、そう実感できることが本当にたくさんありました。お客様が抱える住まいづくりへの希望や不安をすべて受け止め、その実現や解決につながる具体策を提案する。「生田さんだから決めた」とご契約いただけたときはもちろんですが、完成から数年経って「積水ハウスで建ててよかった」「快適だよ」といった声が聞けたとき、ご家族の幸せそうな暮らしを目にしたときは、いつもうれしさで胸がいっぱいになります。

店長や女性営業推進委員を担ってからは、自分だけではなく、みんなが成長し成果を上げるためにどうすべきかを考え、全体を動かしていく難しさや面白さも感じるようになりました。また、私自身の女性営業として培ってきた経験が、子育て世代のお客様のニーズをくみ取ったり、具体的なプラン作成などにも活かせたりしてきていると感じます。キャリアやライフスタイルの変化などにあわせて、営業のスタイルも変わっていきます。その時の自分の等身大でお客様にまっすぐ向き合い、それがどこまで通じるのか。これからの自分の変化や成長も楽しみです。

戸建設計

CASE 2

大阪南支店 設計長

野原 有華

2003年 入社

設計としてキャリアを積みながら、2度の出産・育児休業を経験。2015年に構造計画スペシャリスト※1、2019年にチーフアーキテクト※2 認定。積水ハウスのスペシャリストが集う「DESIGN OFFICE」営業職を経て、2024年8月から現職。

所属部署・役職は2025年5月取材時点

一人ひとりが自己成長を意識しながら
楽しく仕事に取り組める環境づくりが目標

若手メンバーの動きや表情にも目を配り、困りごとや相談ごとがないか積極的に声を掛ける

成約につながるプランを提案できたとき、理想の住空間づくりをお客様とともに考えているとき、竣工時に喜んでいただいたとき。そのすべてが、設計としてのやりがいにつながっています。長男が小学生のときの参観で、「僕も、大きくなったら建築士になりたい。親がとても楽しそうに仕事をしているから」と言ってくれたことがありました。難しいご要望や条件を前に試行錯誤することも多々ありますが、私自身が家づくりを楽しいと思えること、そして、家族も同じように感じていてくれることは、本当に幸せだと思っています。
現在は、自身が担当する物件の設計業務も行いながら、管理業務やKPI、人材育成、営業・設計メンバーからの相談対応など、設計長としてさまざまな役割を担っています。今の立場になって痛感するのは、一人の力には限界があるということ。だからこそ、誰かの力を借りたり、協力し合ったりすることで、想像以上の活躍や成長にもつながるのです。自分自身も含め、メンバー全員が自己成長を意識し、日々の業務に前向きに取り組んでいける環境をつくっていきたいと思います。

※1 社内認定制度によるスペシャリスト。構造計画に関する高い専門知識とスキルを備え、安全性・合理性の高い構造設計能力を有する設計者

※2 社内認定制度による役割資格。高い設計能力や折衝能力を備え、お客様から高い満足と信頼を得た、設計のスペシャリスト

戸建建築

CASE 3

近畿西支店 建築長

大岡 晃子

2004年 入社

設計として経験を積み、2004年8月から現場監督を務める。2015年4月に、チーフコンストラクター※1 認定を取得。営業本部で技術情報管理業務を担当後、2024年8月から建築長として活躍。

所属部署・役職は2025年5月取材時点

今後もチャレンジ精神を忘れず
多様なメンバーとともに、さらなる成長を

建築長として、担当エリアの物件状況や工事の進捗確認を徹底し行っている

現場監督のチームである、建築課のマネジメントを任されています。課内は若手、ベテラン、嘱託社員と、キャリアもライフスタイルもさまざまなメンバーで構成。互いの価値観や多様性を尊重するとともに、「お客様に満足いただける家づくりを」という共通の目標に向かい、チーム一丸となって取り組んでいます。工事を予定通り完工させることはもちろん、支店のさまざまな目標数字達成を意識して行動することも、建築長としての重要な役割です。
この1年半で現場監督、本部スタッフ、建築長と、役割も業務内容もめまぐるしく変化。大変なこともありましたが、何事にもチャレンジする大切さと、目の前のことを確実にできるようになる努力の必要性を実感しました。また、「積水ハウス ウィメンズ カレッジ」に参加し、女性管理職を目指す多くの仲間と共に学べたことで、支店や会社全体として何が最適なのかを考え、積極的に行動できるようになったことも成長した部分です。この先、どのような役割を求められても成果を出せるよう、チャレンジ精神を忘れず成長し続けていきたいと思います。

※1 社内認定制度によるスペシャリスト。総合施工管理、工事監理などの高い業務推進能力を有し、お客様やスタッフからの高い信頼を得た現場監督

グループ会社/賃貸業務部長

CASE 4

積水ハウスシャーメゾンPM東京 賃貸営業部 賃貸業務部長

稲垣 陽子

1999年 入社

積和不動産に入社し、営業として16年以上マンション分譲事業に携わる。賃貸営業所の所長などを経験後、積水ハウス不動産東京の事業開発部で課長として活躍。総務人事部 人財開発室室長を経て、2024年11月から賃貸業務部長を務める。

所属部署・役職は2025年5月取材時点

女性営業職の活躍を推進できるよう
より活気ある組織に変革していきたい

グループ各社ともWeb会議や打ち合わせを通じて情報共有を行い、連携強化に努める

私が部長を務める賃貸業務部では、会社全体としてのガバナンス強化に向け、営業所への監査支援、賃貸業務推進、業務プロセスの改善・効率化推進などを主な業務としています。部内には、エリアごとに4つの業務課を配置。4人の業務課長を中心に、各営業部・技術部との連携を図りながら人財マネジメントを行っています。管理職としてやりがいを感じるのは、些細なことでもメンバーから相談されたり、頼ってもらえたりするとき。何とか役に立ちたいとの思いで、前向きな対策や指導ができるよう努めています。
入社以来、いろいろな部署や業務を経験させていただきました。異動当初は不安でいっぱいでしたが、どんな小さなことでも目標をつくり、その達成に向けて楽しみながら頑張ることで、結果的には自分の成長につながったと感じています。賃貸事業において、女性営業職が安心して働き続けられる環境や仕組みを考え、管理職に挑戦する機会も与えられるよう、より活気ある組織にしていくことが目標です。

積水ハウス不動産グループ各社は、2025年2月に仲介・不動産事業専門の「積水ハウス不動産」と賃貸事業専門の「積水ハウスシャーメゾンPM」各社に再編しました。