マテリアルな項目

積水ハウスグループは、
CSR

CSR

Corporate Social Responsibility の略称。企業が事業活動において利益を追求するだけでなく、あらゆるステークホルダーとの関係性を重視しながら果たす社会的責任。

方針に基づき
ステークホルダー

ステークホルダー

企業活動がかかわる顧客(消費者)、従業員、株主、取引先、地域社会、行政機関などに属する個人・集団などの利害関係者。

や社会の期待に応えながら本業を通じた
ESG

ESG

環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもの。今日、企業の長期的な成長のためには、ESGが示す三つの観点が必要であるという考え方が世界的に広まっており、企業の株主である機関投資家の間でも急速に広がっている。

経営に注力し、価値を創造することにより、持続可能な発展を目指しています。
ステークホルダーや社会にとって重要なことは何かを常に意識して活動することが、価値創造につながると考えます。

「ステークホルダー」と「社会への影響」に配慮し、マテリアルな項目を特定

 2015年に、
GRIガイドライン

GRIガイドライン

オランダに本部を置くNGOであるGRI(Global Reporting Initiative)が発行する、CSRの国際的なガイドライン。企業の経済・社会・環境面のトリプルボトムラインが骨格。

(G4)の特定標準開示項目における46側面のうち、30側面をマテリアルな側面と特定しました。特定にあたっては代表取締役が正副委員長を務めるCSR委員会で確認しています。そして2016年には、社会やニーズの変化などを踏まえ、「ステークホルダーの評価や意思決定への影響」と「会社の経済、環境、社会へのインパクト」の両面から再分析し、優先順位付けを行いました。
 その結果、19の項目をマテリアルな側面と特定。さらに2017年にはマテリアルな項目をGRIスタンダードに準拠すべく17項目にアップデートしました。当社のESG経営における重要項目として継続して取り組みます。

「ステークホルダーへの影響」と「社会へのインパクト」から見たマテリアルな項目(重要課題)

図:「ステークホルダーへの影響」と「社会へのインパクト」から見たマテリアルな項目(重要課題)

「17のマテリアルな項目」の該当範囲(バウンダリー)

経済パフォーマンス 積水ハウスグループ、お客様、従業員、株主・投資家、取引先
調達慣行 積水ハウスグループ、従業員、株主・投資家、取引先、地域社会
エネルギー 積水ハウスグループ、従業員、株主・投資家、取引先
生物多様性 積水ハウスグループ、お客様、従業員、取引先、地域社会
大気への排出 積水ハウスグループ、お客様、従業員、株主・投資家、取引先、地域社会
排水および廃棄物 積水ハウスグループ、従業員、取引先、地域社会
マーケティングとラベリング 積水ハウスグループ、お客様、従業員、株主・投資家、消費者、取引先、地域社会
環境コンプライアンス 積水ハウスグループ、お客様、従業員、株主・投資家、消費者、取引先、地域社会
サプライヤーの環境面の
アセスメント
積水ハウスグループ、株主・投資家、取引先
雇用 積水ハウスグループ、従業員、地域社会
労働安全衛生 積水ハウスグループ、従業員、取引先
研修と教育 積水ハウスグループ、従業員、取引先
ダイバーシティと機会均等 積水ハウスグループ、従業員、地域社会
人権アセスメント 積水ハウスグループ、従業員、株主・投資家、取引先、地域社会
顧客の安全衛生 積水ハウスグループ、お客様、消費者、地域社会
顧客プライバシー 積水ハウスグループ、お客様、従業員、消費者、取引先
社会経済面のコンプライアンス 積水ハウスグループ、お客様、従業員、株主・投資家、消費者、取引先、地域社会