方針・体制 CSR委員会とESG経営の推進体制

 積水ハウスでは、「社外の目」をCSR経営に取り入れ、現在のCSR活動が社会の常識や期待と合致しているか否かをチェックしながら、その活動方針を定めていくことで、グループ全体のCSRへの取り組みを充実させています。

代表取締役4人をはじめとする社内委員のほか、有識者2人を社外委員として加えた「CSR委員会」を年2回開催しています。なお、CSR委員は取締役会の決議により決定しています。

社外委員

國部 克彦 氏   神戸大学大学院経営学研究科教授・副学長

冨田 秀実 氏   ロイドレジスタージャパン株式会社 取締役

 CSR委員会の傘下には、
ESG

ESG

環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもの。今日、企業の長期的な成長のためには、ESGが示す三つの観点が必要であるという考え方が世界的に広まっており、企業の株主である機関投資家の間でも急速に広がっている。

の3部会(E・環境事業部会/S・社会性向上部会/G・ガバナンス部会)を設け、活動の推進と徹底を図っています。緊急度・重要度の高いテーマから優先的に議論し、取り組むべきことを明確にして、分科会で社内への浸透を図っています。また、事業所長と連携して事業所内でCSR活動を推進するため、全事業所にCSR推進委員を配置しています。

ESG3部会の役割(中長期的課題)

ESG3部会 役割(中長期的課題) 事務局
E(環境事業部会)
部会長:三浦常務
地球温暖化防止、生態系保全、資源循環 環境推進部
S(社会性向上部会)
部会長:内田副社長
CS・ES・SS向上、人権、
ダイバーシティ

ダイバーシティ

性別や年齢、民族、出身地、国籍、障がいの有無、言語や文化、性的指向、価値観などの違いを尊重し、生かすことにより、ビジネスの成果に結び付けること。

(女性活躍・働き方改革)、健康経営、社会貢献活動(住文化向上、次世代育成、環境配慮、防災・被災地支援)
CSR部
G(ガバナンス部会)
部会長:稲垣副会長
リスクマネジメント

リスクマネジメント

企業活動に関連するリスクを把握、コントロールし、リスク回避や分散、損害・損失の予防・最小化を目指す取り組み。

、企業倫理の確立
法務部・CSR部

ESG経営の推進体制

図:CSR推進体制