資源循環型社会 廃棄物発生抑制(リデュース)

積水ハウスは、生産・施工現場等で
ゼロエミッション

ゼロエミッション

産業活動により排出される廃棄物・副産物すべてを資源として再活用し、社会全体として廃棄物ゼロを目指す考え方。積水ハウスグループでは「熱回収を伴わない単純焼却ゼロ・埋立処理ゼロ」をゼロエミッションと定めている。

活動に取り組み、発生する廃棄物の100%リサイクルを継続し、
循環型社会

循環型社会

製品などが廃棄物となることが抑制され、または適正に循環的な利用が行われ、および適正な処分が確保され、天然資源の消費を抑制し、環境負荷が低減される社会。

の形成に寄与しています。さらに、廃棄物の発生量そのものを抑制(リデュース)する取り組みを進めています。

工場生産における廃棄物発生抑制への取り組み

目標 2018年度比0.8%削減(kg/千円:工場生産額(標準加工費)あたりの廃棄物発生量
2019年度実績 前年度比3.9%削減(0.634kg/千円→0.609kg/千円)

Do

2019年度 各種材料歩留まり向上(製造工程内不良品削減、原料材量長材長種類の追加など)により目標を達成した。

生産における廃棄物量推移

グラフ:生産における廃棄物量推移

施工現場における廃棄物発生抑制への取り組み

住宅型式ごと
ダンボールを除く発生量
目標 2019年度実績
軽量鉄骨戸建住宅(B型) 1,150kg/棟(145m²換算) 1,300kg/棟(145m²換算)
重量鉄骨ラーメン構造戸建住宅(βシステム) 1,350kg/棟(145m²換算) 1,602kg/棟(145m²換算) ×
木造戸建住宅(シャーウッド) 1,650kg/棟(145m²換算) 1,719kg/棟(145m²換算)
低層賃貸住宅(低層シャーメゾン) 1,000kg/棟(145m²換算) 1,034kg/棟(145m²換算)
中層賃貸住宅(中層シャーメゾン) 1,200kg/棟(145m²換算) 1,295kg/棟(145m²換算)
EPI指標 型式区分なしダンボールを含めた総合計 目標は定めない

1棟当たりの廃棄物量の推移

グラフ:1棟当たりの廃棄物量の推移

1999年~2011年 工法の改善等により1棟当たりの発生量は1999年度比約6割の大幅な削減を実現
2011年~2013年 低層賃貸住宅石膏ボードプレカット標準化など削減検討モデルで確立したプレカット部材を一般モデルに展開するなどの発生抑制策を実施
2014年~2019年 造廃棄物の1棟当たりの発生量はほぼ同等で推移。
廃棄物の発生量が比較的多い住宅モデルの増加(中層賃貸住宅、木造戸建住宅(シャーウッド))影響