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「この感染対策が、
これからのクリニック建築の
スタンダードになります」

時代を先取りした、“プロの提案力”が鍵でした。

新型コロナウイルス感染症拡大を機に、感染対策の徹底が求められる時代に。
コロナ禍において、積水ハウスの第一号となる感染対策が徹底されたクリニックを建築されたお二人にお話を伺いました。

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック(千葉県木更津市)

院長/横須賀 淳 先生副院長/横須賀 治子 先生

クリニックの基礎データ

  • 2021年4月開院
  • 1階にご主人・横須賀淳先生の内科小児科、
    2階に奥様・横須賀治子先生の婦人科を開設。
  • 敷地面積:1338.25㎡ 1F面積:260.22㎡ 
    2F面積:259.66㎡ 延床面積:519.88㎡

左奥/横須賀淳先生 左手前/横須賀治子先生
右/積水ハウス CRE事業部 医療・介護事業推進室 吉田敏明

感染症の拡大を見越して、感染対策の必要性を明言。

地域の人に親しまれ、安心して受診してもらえるようなクリニックをつくりたいと横須賀先生ご夫妻がクリニック開業を計画されたのは新型コロナウイルス感染症が流行する前の時期。
土地探しと並行して複数の施工会社から建築プランの提案を受けていたが、なかなかこれ、というものがなかった。
その流れを変えたのが、積水ハウスの医療・介護事業推進室・吉田との出会いだった。

横須賀治子先生:
私たちがクリニックに対する想いをお話ししたときに、手書きで描いた外観のスケッチが、温かみがあってすばらしくて。それを見て心を動かされました。
そしてもうひとつ、決定的だったのが感染対策についての提案。

横須賀治子先生:
当時はまだ、新型コロナウイルス感染症関連のニュースがほとんど報じられていない時期だったんですが、吉田さんは『感染症の蔓延に備えて、きっちりゾーニングして動線を分けたほうがいい。それが、これからのクリニック建築のスタンダードになりますよ』と断言されました。

横須賀淳先生:
それまで、建築で感染対策をする、ということはあまり考えていなかったのですが、説明を聞くうちに深く納得しまして。ぜひ、お願いしたいと考えました。

5つのポイントで的確な感染対策を提案

細やかな感染対策を盛り込み、様々な感染状況のフェーズにおいて機能的であるクリニックを実現するため、積水ハウス・吉田の提案は、
大きく5つのポイントで構成されていた。

01明確なゾーニングとシンプルな平面構成

  • クリニック全体を「1階・感染対策エリア」「1階・一般外来・内科小児科」「2階・婦人科」の3つのエリアに明確にゾーニング。
  • 患者様が院内で迷い感染のリスクを広げてしまわないよう、シンプルで分かりやすい平面構成に。

02交錯しない機能的な動線

  • 感染の可能性のある患者様とそうでない患者様の動線を分離。
  • ドクターとスタッフの動線は患者様と交錯することなく短い距離で目的のエリアへ移動できるよう効率的に。
  • 限られた数のスタッフで患者様を各エリアに確実に誘導できるよう、患者様用の建物出入り口を1か所にして、受付スタッフが来院の全患者様を意識できる
    アプローチに。

03状況に応じた可変性

  • 感染の拡大状況に応じて、感染対策エリアを拡張できるゾーニング・動線・換気計画をプランニング。
  • 平常時における感染対策エリアは、健康診断や相談室、予防接種など多様な用途で使用が可能。
  • 院内で対応できない感染状況になった時は、建物外にテント設営ができるスペースを計画。テントと院内との動線を確保し、屋外コンセントと水道を完備。

04換気計画

  • 給気と排気のバランスを確保することで空気の圧力をコントロールし、感染対策エリアの汚染された空気が他のエリアに流入するリスクを低減。
  • 積水ハウスの医療・介護・福祉施設向け設計運用マニュアル「感染対策編」で定めた換気回数を採用。
  • 災害時における停電時にも自然換気ができる窓の計画。

05安心できる空間デザイン

  • 各室の的確な広さ提案によって患者様同士のディスタンスを確保。広がりのある空間デザインにより患者様に密を感じさせない待合空間設計。
  • 患者様を確実に誘導するサイン計画。
  • 患者様に分かりやすい消毒液スタンドやボトル置き場を計画に盛り込む。

こうして、感染対策と医療現場両方のニーズを満たす提案により、安全・安心で働きやすいクリニックが完成した。

横須賀淳先生:
様々な状況を見越して、効果的な感染対策を実現していただきました。それに加えて、効率的なスタッフ動線には助けられています。このようなクリニックではスタッフの数も限られているので。

横須賀治子先生:
2階のレディースクリニックへも、エントランスから迷わず、内科の男性患者様とすぐに動線を分けられるので、安心です。

感染状況に応じた1階のゾーニングと動線の変化

POINT

感染の拡大状況に応じて感染対策エリアを拡張できるプランニング。

POINT

感染拡大時は「内視鏡エリア」を「感染対策エリア」として拡張使用。
さらに拡大時は建物外にテントを設営して対応。

POINT

感染対策エリアは平常時に「予防接種・健康診断エリア」「内視鏡エリア」として使用。

右が一般外来・内科小児科、左が感染対策エリア。
受付も分けて、動線を完全分離。

感染対策の徹底は、患者様の安心にもつながる。

感染対策の効果は、開業後すぐに現れた。
想定どおり、建物の内外を連携させることでスムーズな診療が実現している。

横須賀淳先生:
発熱の患者様には事前の電話連絡をお願いし、来院後は車の中で待機、ひと組ずつ感染対策エリアへ案内して、診察や検査、処置をします。想定どおり、建物の内外を連携させることで、患者様同士が接触することなく、スムーズな診療ができています。

横須賀淳先生:
このクリニックには30台分の駐車場がありますが、当初は10台程度の予定でした。
実はそれについても積水ハウスからのアドバイスがあり、駐車場を増やすために、隣の敷地を買い足したんです。広げておいてよかったと思いますね。
きちんとゾーニングをし、感染対策を徹底していることで、患者様にも安心して来院いただいていると思います。

ふたりのドクターが「やさしく腕をまわした様子」をコンセプトにした外観デザイン。伸びやかな水平ラインが印象的。

北欧テイストの1階、待合室。

アジアンリゾートをテーマにした2階。「1センチ単位で高さを調整した」とおっしゃる椅子をはじめ、選び抜かれた家具が置かれ、リラックスできる空間となっています。

診療に、検査に、ワクチン接種に、考え抜かれた
設計の効果を実感。
経営の大きな力に。

2021年4月の開院以来、すでに多くの患者様の信頼を集めているお二人。2021年7月現在、感染対策エリアを有効に活用し、通常診療や発熱患者への対応に加えて、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種も行なっている。

横須賀淳先生:
ゾーニングがしっかりできているので、私たちもスタッフも、患者様も、安心して診療に臨めます。院内トリアージができていること、発熱外来を設置できることは、診療報酬上のメリットにもなっています。
いい建物をつくったことで、患者様の満足はもちろん、人材確保の面でも診療報酬の面でも、クリニックの経営にたくさんのプラスがありました。改めて、プロの提案力を感じました。

横須賀治子先生:
この設計以外はなかったんだな、と改めて思っています。積水ハウスの方たちは、みなさんがプロフェッショナルで、コミュニケーションがしっかりできる人ばかり。人がすばらしいから、いいものがつくれるのだと思いました。

患者様にとって心地よい場所であることはもちろん、ドクターやスタッフにとっても働きやすい場所に。
そんなお二人のクリニックは、大きな満足とともに、地域に欠かせない愛されるクリニックとして、たしかな信頼を集めています。

2021年4月の開院以来、すでに多くの患者様の信頼を集めているお二人。2021年7月現在、感染対策エリアを有効に活用し、通常診療や発熱患者への対応に加えて、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種も行なっている。

横須賀淳先生:
ゾーニングがしっかりできているので、私たちもスタッフも、患者様も、安心して診療に臨めます。院内トリアージができていること、発熱外来を設置できることは、診療報酬上のメリットにもなっています。

いい建物をつくったことで、患者様の満足はもちろん、人材確保の面でも診療報酬の面でも、クリニックの経営にたくさんのプラスがありました。改めて、プロの提案力を感じました。

横須賀治子先生:
この設計以外はなかったんだな、と改めて思っています。積水ハウスの方たちは、みなさんがプロフェッショナルで、コミュニケーションがしっかりできる人ばかり。人がすばらしいから、いいものがつくれるのだと思いました。

患者様にとって心地よい場所であることはもちろん、ドクターやスタッフにとっても働きやすい場所に。
そんなお二人のクリニックは、大きな満足とともに、地域に欠かせない愛されるクリニックとして、たしかな信頼を集めています。

横須賀 淳先生・治子先生からのメッセージ
私達医療従事者は患者様一人ひとりに真摯に向かい合わなくてはなりません。
私達を担当した積水ハウスの担当者の皆様は私達の要望に真摯に向かい合ってくれました。大変感謝しています。

満足と安心の医療施設建築をお手伝いします。

新型コロナウイルス感染症拡大を機に、感染対策の徹底が求められる時代になりました。
積水ハウスでは専門部署に内外の知見を集約し、「医療施設建築の感染対策」を追求。人に寄り添う建築の実践で、クリニックごとに最適な対策をご提案します。

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