大阪市西九条において、緑豊かな植栽と省エネ設備により快適な暮らしとともに居住時のCO2排出量削減に貢献するマンションが誕生積水ハウス「グランドメゾン西九条BIO(ビオ)」

積水ハウス株式会社/2008年11月18日

 

 積水ハウス株式会社は、分譲マンションブランド「グランドメゾン」シリーズとして、大阪市此花区西九条において総戸数365戸を有する「グランドメゾン西九条BIO」のプロジェクトに取り組んでまいりましたが、今般その概要がまとまりましたので発表いたします。


  「グランドメゾン西九条BIO」は、JR大阪駅まで3駅のJR西九条駅から徒歩4分という利便性の高い立地環境にありながら、敷地内に豊富な植栽や小川などを配した1,500㎡を超えるビオトープをつくることで、快適で暮らしやすい住環境を提供するとともに地域の生態系ネットワークの再生にも貢献します。植栽については、当社の「5本の樹」計画の考え方に基づき、地域に根ざした在来樹種を中心に中高木だけで約670本、低木で10,000株以上の植樹を行うことで、35%という高い緑化率を実現します。


 また、地球温暖化の原因とされるCO2排出量の削減に貢献するため、全365戸に高効率給湯器「エコジョーズ」やお湯が冷めにくい「保温浴槽」をはじめ、食器洗い乾燥機、節水型便器、生ゴミ処理ディスポーザーなどを標準で装備しています。さらには、共用部分及び専有部分の備え付けの照明に省エネ効果の高い蛍光灯を積極的に採用し、屋上などに設置した総容量約15kWの太陽光発電システムで発電した電力を共用部分の補助電源として活用するなど、自然環境に配慮した住まいを提供します。


 積水ハウスは、この「グランドメゾン西九条BIO」を分譲することにより、都市の利便性を最大限に享受しながら、緑豊かな植栽や省エネ設備の導入により快適で環境にやさしい暮らしを提供し、CO2排出量削減や地域の生態系ネットワークの再生にも寄与する住環境を創造します。





【「グランドメゾン西九条BIO」の特徴】


■「ビオトープ」としての緑豊かな中庭と外構計画


当社は、日本の昔ながらの緑豊かな「里山」の風景を手本に、人と自然が共生できる環境づくりを目指す「5本の樹」計画 (※) を推進しています。「グランドメゾン西九条BIO」においても、この考え方に基づき、敷地面積約14,500㎡に約670本の中高木(ヤマモミジ・コナラ・アラカシ・ホルトノキなど)と10,000株以上の低木を植樹することで35%という高い緑化率を誇る緑豊かな住空間を提供します。


エントランス・アプローチと中庭には、高さ約15mのケヤキをシンボルツリーとして植栽し、さらにマウンド状に形成した中庭には、なだらかな高低差を利用した小川のせせらぎをつくり、水と緑があふれるビオトープに集まる鳥や蝶などの生き物はもちろん、住まい手にとっても憩いの場となる空間を提案します。



鳥や蝶などが集う
水生植物を配した小川

自然生態系を育み、住まい手の憩いの場となる中庭

(※) 「5本の樹」計画

当社では、住まいの庭づくりやまちづくりを考える際に、「3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域に合わせた日本の在来樹種を」をスローガンに、地域の気候風土に適した在来樹種を植えることを提案しています。野鳥や蝶など地域の生物たちが好む自生種・在来種を中心に植栽することによって、お客様と一緒に地域の生態系の保護を進めようという当社独自の取り組みです。なお、「5本の樹」は当社の登録商標です。



■ 自然環境に配慮した設備機器の採用


「グランドメゾン西九条BIO」では、全365戸に自然環境に配慮した様々な設備機器を標準採用しています。具体的には、一般的な給湯器よりも15%も熱効率が高い潜熱回収型給湯器「エコジョーズ」、お湯が冷めにくい「保温浴槽」、使用水量を節約できるビルトイン型食器洗い乾燥機節水型便器、生ゴミを粉砕しゴミの量を減らすディスポーザーなどを採用することで、環境にやさしく、光熱費も節約できる暮らしを提案します。


また、居住棟の屋上などに総容量約15kWの太陽光発電システムを設置し、発電して得られた電力を共用施設の補助電力として活用し、ビオトープの周りなどに設置する外構照明には消費電力が少ないLED照明を採用するなど、CO 2排出量の削減に貢献します。さらに、共用部分及び専有部分の備え付けの照明には、長寿命で省エネ効果の高い蛍光灯を積極的に採用するなど、細部に至るまで環境に配慮した仕様としています。



■ 利便性の高い立地環境


「グランドメゾン西九条BIO」は、JR大阪環状線西九条駅から徒歩4分、阪神西大阪線西九条駅から徒歩4分、しかも平成21年3月に新しく阪神西大阪線が難波まで延伸されることにより、梅田と難波の主要ターミナル駅まで電車で10分圏内という非常に利便性の高い立地環境に位置します。


また、周辺には大阪市内初の中高一貫校である大阪市立「咲くやこの花中学校・高等学校」が平成20年4月に開校したことなど、今後ますます注目度が高くなるエリアです。



■ 敷地内に風と光を取り入れる配棟計画


居住棟は、住まい手にとって重要な要素である日当たりや暮らし心地を考え、中庭を中心に7棟に分棟した配棟計画としています。これにより、南向きの住戸が約60%、角住戸が約45%確保でき、通風や陽射しなどの自然を上手に活用した空間設計を行うことで、快適な暮らしを実現します。




■ 非常時に備えた災害対策


「グランドメゾン西九条BIO」では、大規模災害が発生した際に備えて、様々な災害対策用の設備を設置しています。非常用の飲料水を確保するための飲料水ろ過装置や、断水した際にマンホールの上に設置し使用することができる簡易トイレを用意しているほか、ガスが使用できない際に非常用のかまどとして利用可能なかまどベンチ、これらとともに懐中電灯やロープなどを普段保管しておく備蓄倉庫などを設け、災害時の生活をサポートします。

 

かまどベンチ


また、13,000リットルの雨水を溜められる雨水タンクを中庭の地下に埋設しており、災害時などの生活用水として利用することができます。普段は中庭の小川の水や植栽への散水としても利用でき、貴重な水資源の保全にも貢献します。



■ ライフスタイルにあわせた多彩な住戸プランと共用空間


間取りは、子育て層からシニア層までの幅広いニーズやライフスタイルに合わせて2LDK+N(納戸)、3LDK、4LDKの多彩なプランを用意しました。また廊下幅やトイレ幅の設計寸法を1メートルに設定するメーターモジュールを採用しているため、将来廊下などに手すりを設けた場合などにもゆとりをもって対応することができます。


共用空間については、住まい手が集いコミュニティ形成の場としての役割も担う自然豊かな中庭や、その中庭を眺めながら子どもたちが伸び伸びと遊ぶことができるキッズルーム、24時間ゴミ出しが可能なゴミドラムなどを設けています。また、クリーニングや宅配便の取り次ぎ、タクシー、レンタカー、ハウスクリーニングの手配などのサービスを提供するコンシェルジュ・カウンターや、3面を壁面緑化で被いCO2排出量の削減に貢献する駐車場棟など、住まい手にも自然環境にもやさしい住空間を提供します。




★「グランドメゾン西九条BIO」の物件概要は  こちら


 
 

<本件お問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部
(大阪) 06-6440-3021
(東京) 03-5575-1740

※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承下さい。