課題と目標

こころの改善

背景

近年、職場におけるメンタルヘルス不調は、生産性の低下や離職率の上昇など企業経営に深刻な影響を及ぼす要因として注目されている一方、弊社のメンタル不調による欠勤者率は、2024年において前年度からは低下したものの、2022年比では依然として高水準で推移しており、継続的な対策が求められています。(積水ハウス単体:2022年 0.86% → 2023年 0.97% → 2024年 0.93%)
こころの健康を支える施策は従業員のエンゲージメント向上やパフォーマンス強化にもつながり、企業価値の向上に寄与する重要な経営課題であると考えています。

課題

メンタルヘルス起因の休業・離職の抑制、生産性の向上と職場の活性化

取り組み

事業所や部署単位での傾向を可視化。ストレスチェック活用ガイドを配布し全事業所で職場環境改善活動を推進。セルフケア・ラインケアの実施。

目標

総合健康リスク80

からだの改善

背景

健康的な従業員は集中力や創造性が高まりチーム全体の生産性向上にも貢献するため、企業の持続的成長を支える基盤として「からだの改善」は不可欠なテーマであると考えています。
がん検診は、法定外の項目を含めた健診受診を推奨しています。早期に発見・早期治療することで、休職や離職などの労働損失が抑制できる他、何より従業員本人の健康で活力ある幸せを長期的に実現するために必要だと考えています。
喫煙に関しては、受動喫煙リスクの低減、職場環境の改善、喫煙による業務中断時間の削減にもつながる重要な取り組みと位置付けています。

課題

早期発見・早期治療による休職や離職などの労働損失、医療費の抑制

取り組み

健康保険組合とのコラボヘルスによる受診促進。喫煙スペースの段階的縮小と社内ルールの見直し

目標

がん検診5項目(肺がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がん)受診率95% ・喫煙率20%

健康意識の向上

背景

健康経営の推進には、従業員一人ひとりが自律的に健康を意識し行動に移すことが重要です。企業が健康意識を高める仕組みを整えることで、従業員の生活習慣改善やセルフケアの定着が促され、業績向上につながると考えています。また、健康意識の向上は職場の活性化やエンゲージメント強化にも寄与し、企業文化としての健康経営の定着を後押しする要素であると考えています。当社では、従業員のヘルスリテラシー向上と予防意識の醸成を重視しており、その一つの指標として精密検査受診率/要治療受診率を設定しています。精密検査/要治療の受診は、重症化予防に対する主体的な行動であり、健康情報を理解し活用する力を高める取り組みの一環と位置づけています。

課題

社員の健康意識向上、早期発見・早期治療による労働損失の回避

取り組み

受診有無のチェック機能の強化。受診費用補助制度の活用。

目標

精密検査受診率/要治療受診率90%

職場環境の改善

背景

働きやすい職場環境の整備は、従業員のストレス軽減やワークライフバランスの向上に直結し、離職率の低下や採用力の強化にもつながります。
物理的・制度的な環境整備は心理的安全性の確保にも貢献できると考え、健康経営の観点からも柔軟な勤務制度の導入や休暇を取得しやすい環境づくりに取り組んでいます。

課題

心身のリフレッシュや健康行動の実践を通じたプレゼンティーイズムの改善、メンタル不調の予防

取り組み

休暇を取得しやすい職場環境づくり。余暇時間の健康行動を推奨。自律的な休暇取得を推進。

目標

年次有給休暇取得率80%