社外からの評価 ESGインデックスへの組み入れ

 投資や運用の判断基準で「長期視点」を大切にしようとする機運が世界的に高まっています。環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)の3要素を重視する
ESG

ESG

環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもの。今日、企業の長期的な成長のためには、ESGが示す三つの観点が必要であるという考え方が世界的に広まっており、企業の株主である機関投資家の間でも急速に広がっている。

投資が拡大。2015年に国際社会共通の成長のあり方として国連が掲げた「持続可能な開発目標(
SDGs

SDGs

2015年9月の国連総会で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略。2030年までに、環境破壊、人権配慮や貧困解消など世界で解決すべき目標を示したもので、17の目標と169のターゲットで構成されている。持続可能な社会の実現に向けて、国や自治体だけでなく、企業の役割と関与の重要性を初めて明確に示した点が特徴。

)」の合意により、その流れが一層強まっています。こうした背景から、ESGインデックスに組み入れられることは、企業価値向上に有意義であると考え、積極的に対応しています。
 2019年1月末時点で「FTSE4Good Global Index」「FTSE4Good Japan Index」に組み入れられています。

 2017年、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資の運用開始に当たって選定した、グローバルインデックスプロバイダー
FTSE Russell

FTSE Russell

ロンドン証券取引所グループの子会社で、インデックスの構築と管理における世界的パイオニア。

により構築された「FTSE Blossom Japan Index」、および
MSCI

MSCI

Morgan Stanley Capital International(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の略称。アメリカ合衆国・ニューヨークに本拠を置く、金融サービス企業。株価指数の算出や、ポートフォリオ分析など幅広いサービスを提供している。

が開発した「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」と「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄となりました。2018年には、GPIFが新たに採用した環境株式指数「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」の構成銘柄に選ばれました。積水ハウス株式会社は、GPIFが採用する四つのESG指数すべての構成銘柄に選定されています。

図:GPIFが採用する4つ全てのESG指数の構成銘柄に

なお、MSCI ESG Leaders Indexes (旧称:MSCI Global Sustainability Indexes)にも採用されています。

 2019年、ESG投資の指標として世界的に有名な「Dow Jones Sustainability World Index(
DJSI

DJSI

米国のS&P Dow Jones Indices社がスイスのRobecoSAM社と共同で開発した株式指標で、経済・環境・社会の三つの側面から分析・評価し、持続可能性(サステナビリティ)に優れた企業を選定するもの。

World)」の構成銘柄に4年連続で選定されました。同時に、アジア太平洋地域の構成銘柄「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index(DJSI Asia Pacific)」にも3年連続で選定されました。また、2020年2月、RobecoSAM社による
サステナビリティ

サステナビリティ

持続可能性(Sustainability)、持続できること。経済的発展をしつつ、環境および社会の両側面において、現在、将来も引き続き貢献する考え方。

格付け「SAM Sustainability Award 2019」のHomebuilding(住宅建設)部門で2年連続「Silver Class」に選定されました。2016年から3年連続「Gold Class」に続き、5年連続のClass選定となります。

ロゴ:Dow Jones Sustainability Indices

ロゴ:RobecoSAM Sustainability Award Gold Class 2016

ロゴ:RobecoSAM Sustainability Award Gold Class 2017

ロゴ:RobecoSAM Sustainability Award Gold Class 2018

ロゴ:RobecoSAM Sustainability Award Gold Class 2018

ロゴ:RobecoSAM Sustainability Award Gold Class 2019

 今後も事業活動を通じて社会課題の解決に取り組み、持続可能な企業として成長を続け、社会に貢献します。

 このほか、経済産業省や東京証券取引所がテーマごとに選定している銘柄に以下の通り選定されています。

【女性の活躍推進】

 「なでしこ銘柄2013」「なでしこ銘柄2015」「なでしこ銘柄2016」「なでしこ銘柄2017」「なでしこ銘柄2018」

ロゴ:「なでしこ銘柄2013」

ロゴ:「なでしこ銘柄2015」

ロゴ:「なでしこ銘柄2016」

ロゴ:「なでしこ銘柄2017」

ロゴ:「なでしこ銘柄2018」

【ダイバーシティの推進】

「新・ダイバーシティ経営企業100選」

ロゴ:「新・ダイバーシティ経営企業100選」

【戦略的なIT活用】

「攻めのIT経営銘柄」(2015年・2016年・2019年)

ロゴ:「攻めのIT経営銘柄」2015年

ロゴ:「攻めのIT経営銘柄」2016年

ロゴ:「攻めのIT経営銘柄」2019年