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ESGガバナンス
基本的な考え方
ESG経営の目的と方向性
当社グループは、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の各領域での取り組みを個別に推進するのではなく、企業活動そのものに統合し、ESGの価値を創造することを目指しています。そのため、ESGを「経営基盤」ではなく「価値」として捉え、事業活動そのものを通じてポジティブインパクトを創出するESG経営を推進しています。
気候変動や社会課題の解決が企業の競争力に直結する時代において、価値創造を実現するESG経営を推進することが企業の成長につながると考えています。ESG経営を通じて、お客様の幸せ・社会の幸せ・従業員の幸せを実現し、企業価値を高めながら持続可能な社会の実現に貢献していきます。
ESG経営の推進体制
当社グループでは、ESG経営を全社的に推進するため、「環境事業部会」「社会性向上部会」「ガバナンス部会」の3つの部会を設置しています。これらの部会は、各部門および国内外のグループ会社と連携しながら、マテリアリティに紐づく施策の立案・実行、KPIの設定とモニタリングを継続的に実施し、ESG経営を牽引する役割を果たしています。
部会の運営においては、各部会長に職責者を任命し、重点課題の進捗状況を定期的にモニタリングすることで、取り組みの継続的な改善を図っています。施策の実行状況や認識された課題は、ESG推進委員会に報告され、社内でのフィードバックを経てさらなる改善策が検討されます。また、全従業員がESG経営を理解し、実践できるよう、社内研修や情報共有の仕組みを整備しています。
ESG経営推進体制図(2026年2月1日)
ESG経営の執行体制
ESG経営の確実な推進を実現するため、ESG部門の担当役員である専務執行役員が、積水ハウスグループ全体のESG活動の責任を担うとともに、推進を統括しています。
さらに、2020年6月にESG経営推進本部を設置し、ESG経営に関する基本方針の企画・立案および全社的な取り組みの実行管理を担当しています。ESG経営推進本部は、ESG経営の全社的な取り組みを統括するとともに、情報の収集と分析、社内外への情報発信を通じて、より高度なESG経営を推進する役割を担っています。
ガバナンス
当社グループは、ESG経営の実効性を高めるために、取締役会の諮問機関として「ESG推進委員会」を設置しています。本委員会は、ESG経営推進を担当する執行役員を委員長とし、社内外の専門的な知見を有する委員が参加することで、客観的かつ多角的な視点からESGを推進しています。
ESG推進委員会では、環境・社会・ガバナンスに関する活動報告および重要課題の進捗を評価し、活発な議論を通じて必要な方針の見直しを行います。さらに、3ヵ月ごとに開催される委員会の内容は、取締役会に報告されるだけでなく、イントラネットを通じて全従業員にも共有され、社内全体のESG意識向上と理解促進に寄与しています。
ESG推進委員会構成員
| 委員長 | 豊田 治彦(専務執行役員 秘書・ESG経営推進担当、渉外部長) |
|---|---|
| 社外委員 |
國部 克彦 氏(神戸大学大学院 経営学研究科 教授) 冨田 秀実 氏(一般社団法人サステナビリティ経営研究所 代表理事) |
| 社内委員 | ESG経営推進本部長・3部会長・副部会長など |
※ 取締役・監査役・常務執行役員以上はオブザーバーとして出席
ESG推進委員会における主な議題(2025年度)
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第21回 2025年3月 |
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第22回 2025年5月 |
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第23回 2025年7月 |
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第24回 2025年10月 |
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第25回 2026年1月 |
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戦略
積水ハウスグループは、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、ESG経営を経営戦略の中核に据え、持続可能な社会の実現と企業の持続的成長を目指しています。ESG経営の基本戦略は、「環境」「社会」「ガバナンス」の3つの観点を統合し、事業活動を通じてポジティブなインパクトを創出することにあります。そのため、長期ビジョンと中期経営計画を連動し、取り組みを進めています。
マテリアリティ
2022年には、当社グループが果たすべき使命を明確にするため、マテリアリティの見直しを行いました。マテリアリティの見直しにあたり、ステークホルダーにとって重要かつ当社が経済・環境・社会に与えるインパクトを整理するとともに、当社グループが長期にわたり取り組むべき課題は何か、また、その取り組みが社会的使命であると捉えられるものは何か、ということをこれまでの歩みとともに全社視点で考え、経営会議などでの議論や、社外の有識者を含めたさまざまなステークホルダーとの意見交換を通じて理解を深めました。
1960年代、高度経済成長期の住宅の確保と、住まいの基本性能の確立に貢献した当社グループは、以来一心に住まいの「安全・安心」「快適性・環境配慮」を追求し、技術の進化を図ってきました。こうした私たちの取り組み自体がマテリアリティそのものであると認識し、人生100年時代を迎えたこれからは、住まいを通じた「幸せ」を実現する上で、「良質な住宅ストックの形成」「持続可能な社会の実現」「ダイバーシティ&インクルージョン」を3つのマテリアリティとして特定しました。
マテリアリティ特定プロセス
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重要テーマの把握・整理
創業からの歩みを振り返り、普遍的かつ重要な8つのテーマ*1を特定。それらと事業活動の相関関係を整理し、これまでの歩みは、企業理念の根本哲学である「人間愛」に通じるものであることを再確認しました。 -
コーポレートストーリー構築
8つのテーマをもとに、これまで創出したイノベーションとそれらを支えた人財を整理し、30年を1つのフェーズとしたコーポレートストーリーを構築。事業活動と関わりのある社会課題を認識し、事業活動および価値創造において重要な項目を特定しました。 -
マテリアリティの特定
コーポレートストーリーから、優先的に取り組むべき3つの要素を抽出。経営層との議論や、社外の有識者を含めたESG推進委員会での意見交換と審議、取締役会での承認を経て、最重要課題として特定しました。
*1 耐震性能、景観・美観、生態系保全・生物多様性、断熱性能・CO2削減、資源循環、地域社会との共生、健康・つながり・学び、雇用の維持と人財育成
マテリアリティ特定の背景と果たすべき使命
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特定の背景 地震などの自然災害が多い日本において、耐震性や断熱性基準を満たさない住宅が多く存在するとともに、既存住宅の老朽化も進んでいます。海外でも住宅の供給不足が顕著となり、安全・安心な住宅の提供や長期的な価値の維持は重要な課題となっています。良質な住宅ストックの形成を通じて、人々の暮らしや資産価値の向上、地域社会と地球環境の発展に寄与することを目指しています。 果たすべき使命 住まいの性能と美しさを追求することで、永く住み続けていただける価値ある住宅を提供します。 |
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特定の背景 世界的に気候変動の脅威や生物多様性の喪失、資源枯渇などの環境問題が深刻化し、脱炭素社会への移行に向けた対応が喫緊の課題となっています。日本の住宅においても省エネ・省CO2や循環型社会に向けた取り組みは重要です。環境に配慮した住宅や建物、技術開発やサービスの提供、地域社会との共生を通じて、さまざまなステークホルダーとともに持続可能な社会の実現を目指しています。 果たすべき使命 環境負荷低減や再生可能エネルギー活用などを積極的に推進し、より幸せに暮らし続けられる未来を切り拓きます。 |
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特定の背景 人口減少による労働力不足が進む一方、特定の価値観に捉われない働き方や生き方が広まっています。新たな価値を創造するためには、多様な人財による組織構成に加え、お互いの違いが尊重されるインクルーシブな組織文化が重要となります。健康と幸せを重視し、イノベーションの源泉となる人財が活躍できる職場づくりを推進することで、新たな価値の創造と社会全体の発展を目指しています。 果たすべき使命 多様な視点や価値観が認められ、誰もが安心して特性や能力を活かしながら、活躍できる職場環境を築きます。 |
積水ハウスグループは、外部環境の変化に伴うリスク・機会を分析し、ステークホルダーである、お客様・社会・従業員それぞれの幸せを実現するため提供できる価値とは何かを考え、3つのマテリアリティを軸に重点テーマを定めています。また、第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)において、重点テーマごとに具体的な取り組みと進捗を図る指標を設定し、ESG経営の推進体制を中心にその推進と進捗を管理しました。
さらに当社グループでは、社会環境の変化や価値観の多様化を踏まえ、社内外のステークホルダーとの対話を継続的に行いながら、マテリアリティの整理を進めてきました。その結果、2026年度より適用するマテリアリティとして、「良質な住宅ストックの形成」「持続可能な社会の実現」を引き続き重要課題と位置付けるとともに、これまで掲げてきた「ダイバーシティ&インクルージョン」を発展的に見直し、「豊かな感性と幸せの創造」を新たなマテリアリティとして特定しました。
本見直しは、当社グループが創業以来、住まいづくりを通じて社会価値の創出に取り組んできた歩みを踏まえ、事業活動を通じて中長期的に創造すべき価値をより明確にすることを目的としています。第7次中期経営計画(2026年度~2028年度)においては、これらのマテリアリティを軸に、新たに定めたESG経営の基本方針である「新たな価値を創造する、ESG経営のリーディングカンパニー」のもと、ESG経営の深化と持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。
リスク管理
積水ハウスグループでは、サステナビリティを軸に、価値創造に影響をもたらす中長期の課題を分析し、外部環境の変化に伴うリスク要因を洗い出すとともに、リスクを将来の事業創出の機会でもあると位置付け、事業戦略立案につなげています。ESG経営の取り組みの進捗と課題については、取締役会の諮問機関であるESG推進委員会において検討した後に、取締役会に報告する体制としています。取締役会はESG推進委員会からの報告を受け、当社グループのサステナビリティに関する対応等についての審議・監督を行うこととしています。さらに、「事業運営リスク」や「ハザードリスク」に関係する事項については同じく取締役会の諮問機関であるリスク管理委員会にも適宜共有し、グループ全体のリスク管理体制の中で検討・管理しています。
気候変動関連に対する取り組み、自然資本・生物多様性に対する取り組み、人的資本に関する取り組み、人権の尊重に関する取り組みなどのサステナビリティの各アジェンダに関するリスク管理の詳細、および、事業等のリスクについては有価証券報告書をご参照ください。
2026年1月期(第75期)有価証券報告書 P.27 気候変動関連に対する取り組み
2026年1月期(第75期)有価証券報告書 P.33自然資本・生物多様性に対する取り組み
2026年1月期(第75期)有価証券報告書 P.41 人的資本に関する取り組み
2025年1月期(第75期)有価証券報告書 P.48人権の尊重に関する取り組み
2025年1月期(第75期)有価証券報告書 P.51 事業等のリスク
指標及び目標
積水ハウスグループは、社会の持続可能性と企業の持続的成長を実現するため、マテリアリティに基づいた定量的な非財務指標(KPI)を設定し、ESG経営の推進体制を中心にその進捗を管理・評価し、適宜見直しを行っています。第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)では、3つのマテリアリティに紐づく54のKPIを設定しました。これらのKPIは、実績管理にとどまらず、ESG経営を通じた価値創造の方向性を示す重要な指標として位置づけています。そのため、KPIの設定にあたっては、以下の基本方針を採用しています。
① ダブルマテリアリティを考慮した視点
当社グループにとっての財務的影響だけでなく、社会・環境に与えるインパクトを重視し、経済価値と社会価値を創造するKPIを設定。
② 社会的インパクトと事業成長の両立
ESGを通じた価値創造を重視し、ポジティブなインパクトを最大化する指標を重視。
③ ステークホルダーとの対話を重視したKPIの設定
お客様・パートナー企業・地域社会・従業員・投資家など、さまざまなステークホルダーの期待を踏まえた指標を設定し、透明性の高い情報開示を推進。
④ 継続的な見直しとアップデート
社会・環境の変化や事業環境の進展に応じて、KPIの見直しと最適化を定期的に実施し、ESG経営の進化を促進。
マテリアリティマネジメント
当社グループのマテリアリティマネジメントは、社会の変化や事業環境の進展を適切に捉え、ESG経営を通じた価値創造を最大化することを目的としています。そのため、リスク管理にとどまらず、マテリアリティを成長戦略と結びつけることで、企業価値と社会価値の両方を向上させる取り組みを推進しています。
ESG経営と事業戦略の統合
当社グループでは、ESGの視点を事業戦略と統合し、持続可能な成長を実現することを目指しています。そのため、ESG経営の取り組みをKPIに反映し、各事業活動の成果を定量的に評価する仕組みを導入しています。また、ESG戦略の進捗状況や成果は、ESG推進委員会および取締役会に定期的に報告され、必要に応じて戦略の見直しを行っています。
マテリアリティマネジメントの主要ステップ
① 重要テーマの特定
ステークホルダーとの対話やリスクと機会の分析を通じて、積水ハウスグループが持続的に価値を提供できる領域を検討しています。また、ESG経営の方向性に基づき、優先すべき領域を以下の11の重点テーマとして特定しました。
- 良質な住宅ストックの形成:安全・安心・快適性、資産価値の創出、住宅の長寿命化
- 持続可能な社会の実現:脱炭素化、生物多様性保全、資源循環、地域社会との共生、労働安全衛生・サプライチェーン
- ダイバーシティ&インクルージョン:ダイバーシティ推進、従業員の幸せ・健康、多様な働き方・働きがい・人財育成・キャリア自律
② マテリアリティに紐づくKPIの設定
ESG経営の実効性を高めるために、マテリアリティごとにKPIを設定しています。また、社会的インパクトや事業成長との関連性を明確化し、企業全体での浸透を図るとともに、事業活動がステークホルダーおよび当社グループに与える影響を可視化し、持続可能な成長に向けた改善を継続的に推進しています。第6次中期経営計画においては、54*2のKPIを策定しました。
*2 定期的に見直しを行い、2025年度は52指標
③ 定期的なモニタリングと評価
第6次中期経営計画の3ヵ年におけるKPIの進捗は、ESG推進委員会へ定期的に報告しています。KPIの達成状況や取り組みの成果、および認識した課題や今後の方針については、専門的知見を有する社外委員や代表取締役を含む経営陣が参加する会議体などで活発な議論を行い、フィードバックを踏まえた施策の改善や指標の見直しを定期的に実施しています。
④ 透明性の確保
ESG経営の透明性を確保するため、Value Report、ESG Fact Book、ESG Data Bookや公開ホームページにて毎年進捗を開示しています。また、ステークホルダーとの対話をもとに、マテリアリティマネジメントの改善を継続しています。
このようなPDCAサイクルを確立することでKPIの継続的な見直しを行うとともに、事業環境の変化に応じて適宜KPIの再評価を実施し、新たな指標を取り入れることで、持続可能な成長と社会的価値の創造を実現するESG経営を実践しています。
マテリアリティに紐づくKPIの業績評価への組み入れ
当社グループは、ESG経営の実効力を高めるために、マテリアリティに紐づくKPIの一部をESG経営指標として役員報酬の評価に組み入れています。これは、持続可能な成長と中長期的な企業価値向上を促進するための重要な取り組みであり、経営層がESG経営を自らの責務として推進する仕組みを確立しています。
役員報酬制度におけるESG指標の組み込み
役員報酬制度に連動するESG経営指標は、マテリアリティに紐づくKPIの中から、優先度や達成への道筋を議論し、対象とする評価項目を特定しています。業績連動型株式報酬(PSU)に係るESG経営指標も含めた主なKPIは以下の通りです。
有価証券報告書 P.136 業績連動型株式報酬(PSU)
業績連動型株式報酬(PSU)に係るESG経営指標も含めた主なKPI
| マテリアリティ | KPI | 単位 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 実績 | 実績 | 実績 | 目標 | |||
| 良質な住宅ストックの形成 | 建住宅の長期優良住宅認定取得率*3 | % | 92.3 | 91.7 | 90以上 | |
| 賃貸住宅リノベーション戸数*4 | 戸 | 7,058 | 5,756 | 6,034 | 6,300 | |
| 持続可能な社会の実現 | 戸建住宅ZEH比率*5 | % | 95 | 96 | 96 | 90 |
| 賃貸住戸ZEH比率*6 | % | 76 | 77 | 77 | 75 | |
| 事業活動におけるCO2排出削減率*7 | % | 56.3 | 62.3 | 67.2 | 2030年度までに75 | |
| ダイバーシティ&インクルージョン | 女性管理職人数*8 | 人 | 342 | 415 | 475 | 380人以上 |
| 男性の育児休業取得率*9 | % | 100 | 100 | 100 | 100 | |
| 年次有給休暇取得率*10 | % | 80.3 | 79.9 | 85.7 | 70 | |
*3 集計対象会社は、当社。当社が当年度に契約した戸建住宅において、国が定めた長期優良住宅認定制度の基準をクリアし、行政の認定を受けた棟数の割合を表した指標。集計対象期間は4月1日~3月31日。
*4 集計対象会社は、積水ハウス不動産グループ各社。賃貸住宅において、間取りの変更を伴い、資産価値の向上が見込める内装・設備リノベーション工事の契約戸数を表した指標。2024年度より、良質な住宅ストックの形成とお客様の幸せに資するリノベーションを実施することに主眼を置き、戸数から質の向上に注力する方針にシフトしたため、2025年度の目標数値を変更しました。
*5 集計対象会社は、積水ハウス(株)。当社が当年度に建築した戸建住宅(北海道の請負・分譲住宅は除く)に占めるZEH(Net Zero Energy Houseの略称)の割合を表した指標。集計対象期間は2025年4月1日~2026年3月31日。
*6 集計対象会社は、積水ハウス(株)。当年度に契約した賃貸住宅「シャーメゾン」に占めるZEH戸数(ZEH Ready基準以上かつ入居者売電物件)の割合を表した指標。
*7 集計対象会社は、積水ハウスグループ。積水ハウスグループの事業活動全体で直接的に排出するCO2(スコープ1)と、調達電力など間接的に排出するCO2(スコープ2)を2013年度比で表した指標。
*8 集計対象会社は、2023年度は、積水ハウス(株)、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウス ノイエ(株)、積水ハウスリフォーム(株)、(株)鴻池組とその国内連結子会社、2024年からは、積水ハウスおよび国内連結子会社。
*9 集計対象会社は、2023年度及び2024年度は、積水ハウス(株)、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウス ノイエ(株)、積水ハウスリフォーム(株)。2025年度は、積水ハウス(株)、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウスリフォーム(株)、積水ハウスサポートプラス(株)。「積水ハウスグループ女性活躍推進行動計画」で掲げた「当社グループ全体の男性育児休業取得率」で、3歳未満の子を持つ男性従業員が、1ヵ月以上の育児休業を取得した割合を表した指標。
*10 集計対象会社は、2023年度および2024年度は、積水ハウス(株)、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウスノイエ(株)、積水ハウスリフォーム(株)。2025年度は、積水ハウス(株)、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウスリフォーム(株)、積水ハウスサポートプラス(株)。積水ハウスグループ従業員の年次有給休暇の取得率を表した指標。集計対象期間は2025年3月11日~2026年3月10日。
従業員のESG参画促進(社長表彰との連携)
役員報酬だけでなく、全従業員がESG経営の推進に主体的に関与できるよう、マテリアリティに紐づくKPIの一部を事業所のESG指標として設定し、社長表彰制度に反映しています。2025年度の社長表彰に組み入れた重要テーマの一例は以下の通りです。
| マテリアリティ | 重点テーマ | 指標 |
|---|---|---|
| 持続可能な社会の実現 | 脱炭素化・生物多様性保全 | 戸建事業:ZEH比率、レジデンス評価 |
| 建築事業:賃貸住戸ZEH比率、ガーデンズ評価 | ||
| マンション事業:植栽率、平均BEI*11 | ||
| ダイバーシティ&インクルージョン | 従業員の幸せ・健康 | 平均総労働時間 |
| ウォーキングチャレンジの事業所平均歩数 | ||
| 女性活躍推進 |
*11 BEI(Building Energy Index):建築物のエネルギー効率を評価する指標。設計一次エネルギー消費量/基準一次エネルギー消費量で算出
指標と進捗 - 良質な住宅ストックの形成 -
|
重点 テーマ |
No. | 指標 |
集計 範囲 |
単位 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 指標について | 参照 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 実績 | 実績 | 目標 | 実績 | |||||||
| 安全・安心・快適性 | 1 | 戸建住宅お客様満足度 | ◇1 | % | 96.0 | 95.9 | 95%以上 | 95.8 | お客様アンケート7段階評価のうち、上位評価3項目(非常に満足、満足、まあ満足)の割合 | お客様満足度調査 |
| 2 | 賃貸住宅入居率 |
積水ハウス 不動産 グループ |
% | 97.7 | 97.9 | 97%以上 | 98.1 | 当社の賃貸住宅「シャーメゾン」の一括借上げ物件の入居率 | ||
| 3 | 国際事業における戸建住宅販売戸数 | 国際事業 | 戸 | 4,444 | 12,153 | 15,000 | 11,712 | |||
| 資産価値の創出 | 4 | ハード・ソフト・サービスの新たな提案 | ◇5 | - |
新デザイン 提案システム 「life knit design」 |
InnoCom Square 開設 駆けつけ防犯 サービス開始 |
- |
JUNOPARK開設
|
当社がこれまでに蓄積してきた先進的技術(ハード)と住まい方提案(ソフト)、「健康・つながり・学び」といった無形資産(サービス)を融合した新提案(新商品)の数 ※実績のみ開示 |
|
| 5 | 特許出願件数(R&D) | ◇1 | 件 | 115 | 131 | 100 | 145 | |||
| 6 |
植栽を含む外観デザインの美しさを追求したまちの財産となりうる戸建住宅の社内基準評価 (レジデンス評価) |
◇1 | % |
★4以上 全体 81.9 3rdレンジ 88.4 |
70 |
★3以上*12 70以上 |
★3以上*12 72 |
戸建住宅を対象とし、2017年に創設した「レジデンス評価指針」をもとに、まちの財産となる「美しい家づくり」として社内認定された(★1~★5の5段階で評価)物件の割合 | ||
| 7 |
景観を意識し、入居者様の安全・安心・快適性を重視した魅力ある賃貸住宅の社内基準評価 (シャーメゾン ガーデンズ) |
◇1 | % | 65.1 | 64.4 | 72以上 | 73.7 | 賃貸住宅を対象とし、まちなみ景観や入居者ファーストの観点による独自の評価指標により、社内認定された魅力ある物件「シャーメゾンガーデンズ」の割合 | ||
| 8 | 賃貸住宅リノベーション戸数 |
積水ハウス 不動産 グループ |
戸 | 7,058 | 5,756 | 6,300 | 6,034 | 賃貸住宅において、間取りの変更を伴い、資産価値の向上が見込める内装・設備リノベーション工事の契約戸数 | ||
| 住宅の長寿命化 | 9 | 戸建住宅の長期優良住宅認定取得率 | ◇1 | % | 92.3 | 91.7 | 90以上 | 90.8 | 当社が当年度に契約した戸建住宅のうち、国が定めた長期優良住宅認定制度の基準*13をクリアし、行政の認定を受けた棟数の割合 | 長期優良住宅の認定取得 |
| 10 | グループ内の既存住宅流通におけるスムストック成約件数 |
*積水ハウス 不動産 グループ |
件 | 718 | 739 | 850 | 815 | 当社グループ内で取り扱う「スムストック*14」の認定を受けた既存住宅の戸数 | 優良ストック住宅「スムストック」の推進 | |
*12 ★3は従来の★4相当。2024年度から、より高いレベルで運用するためルールを改訂
*13 戸建住宅:劣化対策、耐震性、省エネルギー性、維持管理・更新の容易性、居住環境、住戸面積、維持保全計画、災害配慮に関する基準
*14 (一社)優良ストック住宅推進協議会の参加メーカーの住宅で、共通の基準を満たすもの
◇1 積水ハウス(株)
◇2 ◇1に加えて、積水ハウス不動産グループ、積水ハウス建設グループ、積水ハウスリフォーム(株)、積水ハウスサポートプラス(株)
◇3 ◇2に加えて、(株)鴻池組およびその国内連結子会社
◇4 積水ハウス(株)および国内連結子会社
◇5 積水ハウスグループ(積水ハウス(株)と連結子会社すべて)
指標と進捗 - 持続可能な社会の実現 -
|
重点 テーマ |
No. | 指標 |
集計 範囲 |
単位 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 指標について | 参照 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 実績 | 実績 | 目標 | 実績 | |||||||
| 脱炭素化 | 11 | 戸建住宅ZEH比率 | ◇1 | % | 95 | 96 | 90 | 96 | 当年度に建築した戸建住宅に占めるZEH(net Zero Energy Houseの略称で、省エネ・創エネにより快適な室内環境の実現と年間の一次エネルギー収支ゼロを目指す住宅)の割合 ※北海道の請負・分譲住宅は除く | 戸建住宅「グリーンファーストゼロ」によるZEHの推進 |
| 12 | 賃貸住戸ZEH比率 | ◇1 | % | 76 | 77 | 75 | 77 | 当年度に受注した賃貸住宅「シャーメゾン」に占めるZEH戸数(ZEH Ready以上)の割合 ※入居者売電に限る | 賃貸住宅「シャーメゾン」におけるZEHの推進 | |
| 13 | 分譲マンションZEH比率 | ◇1 | % | 100 | 100 | 100 | 100 | 当年度に竣工した分譲マンション「グランドメゾン」におけるZEH販売戸数(ZEH Oriented以上)の割合 | 分譲マンション「グランドメゾン」におけるZEHの推進 | |
| 14 | 既存住宅の断熱改修工事数(いどころ暖熱戸数) | 積水ハウスリフォーム(株) | 戸 | 1,699 | - | - | - | LDKを中心に部分断熱・断熱リフォームなどによって効率良く断熱性能向上を図る「いどころ暖熱」の工事戸数 | 既存住宅への環境型リフォームの推進 | |
| 既存住宅の断熱改修工事数【改定】 | 戸 | - | 4,874 | 5,000*15 | 5,031 | これまでのLDK中心の部分断熱リフォーム「いどころ暖熱」に加え、開口部等の断熱強化なども含めた工事数 | ||||
| 15 | 新築住宅等からのCO2排出削減率 | % | 38.0 | 39.1 | - | 51.0 | 当社グループで建築した新築住宅等の居住段階における消費エネルギーに起因するCO2排出量(スコープ3カテゴリー11)を2013年度比で表した指標。2030年目標:55% | 温室効果ガス(GHG)排出量の短期(最大5年まで)削減目標 | ||
| 16 | 事業活動におけるCO2排出削減率 | *16 | % | 56.3 | 62.3 | - | 67.2 | 当社グループの事業活動全体で直接的に排出するCO2排出量(スコープ1)と、調達電力など間接的に排出するCO2排出量(スコープ2)を2013年度比で表した指標。2030年目標:75% | 温室効果ガス(GHG)排出量の短期(最大5年まで)削減目標 | |
| 17 | RE100進捗率 | *17 | % | 52.3 | 58.3 | - | 69.2 | RE100*18の推進に向け、事業活動で購入した電力量に対する「積水ハウスオーナーでんき」等により取得した再生可能エネルギー由来の電力量の比率。昨年公開したValue Report 2024では、事業活動で使用した電力量に対する「積水ハウスオーナーでんき」が購入した卒FIT を迎えた太陽光発電電力量などの比率として開示。従来の計算方法における2023年度の実績値は86.2%。2024年度の実績値は100.9%。2040年目標:100% | 「積水ハウスオーナーでんき」によるRE100の推進 | |
| 18 | 事業所電動車比率 | *17 | % | 15.5 | 28.7 | 35 | 49.0 | 社用車における電気自動車、燃料電池車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車等の占める割合。2030年目標:100% | 社用車の電動化率100%達成に向けた取り組み | |
| 19 | サプライヤーSBT目標設定率 | *17 | % | 39.5 | 46.5 | - | 48.8 | 当社の主要サプライヤーにおけるSBT(Science Based Targets:パリ協定が求める水準と整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標)の設定率。2030年目標:80% | サプライヤーの環境認証取得状況 | |
|
生物 多様性 保全 |
20 | 持続可能な木材調達比率 | - | % | 97.2 | 97.1 | 97.5 | 97.1 | 当社独自の「木材調達ガイドライン」に沿って購入木材を4段階にランク付けし、上位2ランクが占める割合 | 持続可能な木材調達の推進 |
| 21 | DCF(森林減少及び土地転換なし)比率 | - | % | 89.8 | 92.5 | 93 | 95.8 | 2030年目標:100% | 生物多様性/森林減少及び土地転換なし(Deforestation and Conversion Free)へのコミットメント | |
| 22 | 生物多様性に配慮した植栽(「5本の樹」計画) | ◇1 | 万本 | 1,984 | 2,069 | 2,200 | 2,134 | 生態系に配慮した造園緑化事業「5本の樹」計画により、お客様の庭に植えた植栽の累積本数 | 生態系に配慮した造園緑化事業「5本の樹」計画*2 | |
|
資源 循環 |
23 | 廃棄物比率(新築) | ◇1 | % | 5.9 | 6.0 | - | 6.1 | 当社グループの新築住宅において使用される生産原材料及び資源投入量に占める廃棄物の割合 | 指標及び目標 |
| 24 | 廃棄物リサイクル率(新築) | ◇1 | % | 100 | 100 | 100 | 100 | 新築住宅の建築時に発生した廃棄物の総量に対するリサイクルの割合 | ||
| 25 |
廃棄物リサイクル率 (アフターサービス・リフォーム) |
積水ハウス(株) 積水ハウスリフォーム(株) |
% | 94.8 | 95.0 | - | 95.4 | 当社グループの既設物件の補修・維持修繕・リフォーム時に発生した廃棄物の総量に対するリサイクルの割合 | ||
| 地域社会との共生 | 26 |
従業員と会社の共同寄付制度加入率 (積水ハウス マッチングプログラム会員率) |
*19 | % | 31 | 29 | - | 28 | 従業員と会社の共同寄付制度「積水ハウス マッチングプログラム」の加入率(実績のみ開示) | 積水ハウスマッチングプログラム |
|
労働安全衛生・ サプライチェーン |
27 | 施工部門の休業災害度数率 | ◇1 | % | 2.87 | 2.95 | 2.12 | 2.29 | 当社が委託した施工業者における建築現場で発生した休業労災の頻度(100万延べ労働時間当たり) | 労働災害発生状況 |
| 28 | 施工部門の業務上疾病度数率 | ◇1 | % | 0.53 | 0.62 | 0.30 | 1.02 | 当社が委託した施工業者における建築現場で発生した業務上疾病の頻度(100万延べ労働時間あたり) | ||
| 29 | CSR調達人権・労働・サプライチェーンスコア | ◇1 | pt | 88.3 | 89.0 | 86.0 | 87.8 | 主要サプライヤーに実施したCSR評価(人権・労働・サプライチェーン)をスコア化(100pt満点)した指標 | サプライヤーのモニタリング | |
*15 目標を新たに設定
*16 積水ハウス(単体)、鴻池組、積水ハウス建設、積水ハウス不動産、SEKISUI HOUSE US HOLDINGS, LLC傘下の住宅販売子会社、SEKISUI HOUSE AUSTRALIA HOLDINGS PTY LIMITED
*17 積水ハウスおよび国内外の主要な連結子会社:2023年度43社、2024年度40社、2025年度42社
*18 電力の再生可能エネルギー100%を目標に掲げる企業が加盟する国際イニシアチブ
*19 ◇2、積水ハウスフィナンシャルサービス、積水ハウス・アセットマネジメント。2024年度より積水ハウスイノベーション&コミュニケーションを含む。2025年は積水ハウス梅田オペレーションも含む。
◇1 積水ハウス(株)
◇2 ◇1に加えて、積水ハウス不動産グループ、積水ハウス建設グループ、積水ハウスリフォーム(株)、積水ハウスサポートプラス(株)
◇3 ◇2に加えて、(株)鴻池組およびその国内連結子会社
◇4 積水ハウス(株)および国内連結子会社
◇5 積水ハウスグループ(積水ハウス(株)と連結子会社すべて)
指標と進捗 - ダイバーシティ&インクルージョン -
|
重点 テーマ |
No. | 指標 |
集計 範囲 |
単位 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 指標について | 参照 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 実績 | 実績 | 目標 | 実績 | |||||||
|
ダイバーシティ 推進 |
30 | 女性取締役人数 | ◇1 | 人 | 3 | 3 | 3以上 | 3 | 当社取締役会における女性取締役の人数 | D&Iの推進 指標 |
| 31 | 女性管理職人数 |
◇3 (2023年度) ◇4 (2024年度、2025年度) |
人 (%) |
342 (4.34) |
415 (5.01) |
380以上 |
475 (5.79) |
当社グループにおける女性管理職の人数 | 積水ハウスグループにおける女性管理職登用の拡大 | |
| 32 | 女性正社員比率 | ◇2 | % |
29.4 (6,965人) |
29.8 | 29.8 | 30.4 | 当社グループにおける女性正社員の割合 | 女性活躍推進行動計画 | |
| 33 | 女性新卒採用比率 | ◇3 | % |
38.3 (351人) |
35.9 | 40 | 34.4 | 当社グループで採用した新卒正社員における女性の割合 | 女性の積極的採用 | |
|
34 |
障がい者雇用率 | ◇1 | % | 3.00 | 3.08 | 2.72 | 2.83 | 障がいのある従業員の割合 | 障がい者の雇用促進と活躍推進 | |
| *20 | % | 2.97 | 3.07 | 2.66*22 | 2.89 | |||||
|
従業員の幸せ・ 健康 |
35 | 定期健康診断2次健診受診率 | ◇1 | % | 88.1 | 90.3 | 100 | 94.0 | 定期健康診断における2次健診の受診率 | |
| 36 | ウォーキングチャレンジ参加者数と平均歩数 | ◇4 | 人 | 21,163 | 21,289 | - | 22,221 | 当社グループ独自の歩行促進イベントの参加人数・平均歩数(実績のみ開示) | ウォーキングチャレンジ | |
| 歩 | 6,652 | 6,957 | 6,933 | |||||||
| 37 | ESG対話の実施率(事業所ベース) | ◇2 | % | 100 | 100 | -*23 | 81.2 | 事業所単位におけるESG対話の実施率 | ||
| 38 | 「幸福度診断 Well-Being Circle」総合値 | *21 | Pt | 65.98 | 66.57 | - | 66.44 | 全従業員を対象とした幸せ度調査のうち、個人と組織それぞれの幸福度調査結果から、従業員の多面的な幸せを診断「Well-BeingCircle」における11カテゴリ34項目の平均値(実績のみ開示) | 2025年度の幸せ度調査結果と特徴 | |
|
多様な働き方 働きがい 人財育成 キャリア自律 |
39 | 男性の育児休業取得率 | ◇2 | % | 100 | 100 | 100 | 100 | 3歳未満の子を持つ男性従業員が、1ヵ月以上の育児休業を取得した割合 | 男性育児休業制度 |
| 40 | 1人当たり月平均総労働時間 | *25 | 時間 | 169.6 | 170.2 | 175 | 167.7 | 当社グループ従業員1人当たりの月平均の総労働時間 ※管理職を含む・休業中従業員を除く | 適正な労働時間管理と有給休暇の取得促進 | |
| 41 | 年次有給休暇取得率 | *25 | % | 80.3 | 79.9 | 70 | 85.7 | 当社グループ従業員の年次有給休暇の取得率 ※管理職を含む | ||
| 42 | 人財育成投資 | ◇5 | 百万円 | 1,526 | 1,994 | 2,400*26 | 2,207 | 当社グループ従業員に対する教育研修費 | キャリア自律コース | |
| 43 | 業務上必要な主要資格の累積取得者数*24 | ◇1 | 人 | 24,566 | 25,068 | 25,100 | 25,003 | 従業員における業務上必要な主要資格*26取得者の累積人数 ※退職者は含まない | 資格祝金支給制度 | |
| 44 | DX研修受講率 | ◇1 | % | 100 | 100 | 100 | 100 | |||
| 45 | 「SHIP」登録参加率、投稿・応募件数 | ◇4 | % | 30.8 | 30.7 | -*27 | 創発型表彰制度「SHIP」(Sekisui House Innovation & Performance Awards)へのアイデア投稿・応募件数 | 創発型表彰制度「SHIP」の推進 | ||
| ◇4 | 件 | 2,329 | 2,537 | 3,000 | 2,318 | |||||
| 46 | キャリア自律関連研修の累積受講者数 | ◇1 | 人 | 18,962 | 21,110 | 22,030 | 23,066 | キャリア自律コースを開始した2003年からの累積受講者数 | キャリア自律コース | |
*20 ◇4のうち障がい者法定雇用義務のある会社(単体含む):2023年度は28社、2024年度は27社、2025年は30社
*21 ◇4(鴻池組およびその国内連結子会社を除く)
*22 建設業の除外率が、2025年4月に20%から10%に法改定されることに伴い、2025年度の目標値を修正
*23 主体的な対話実施を推進するため、実績値のみの開示としました。
*24 一級建築士、二級建築士、1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士、1級造園施工管理技士、1級管工事施工管理技士、1級電気施工管理技士、宅地建物取引士、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級・2級・3級の計11資格
*25 2023年度および2024年度は、積水ハウス(株)、積水ハウス不動産グループ、積水ハウスリフォーム(株)。2025年度は、積水ハウス(株)、積水ハウス不動産グループ、積水ハウスリフォーム(株)積水ハウスサポートプラス(株)。
*26 DX人財育成や海外含むグループ各社の人財強化のための投資が必要であることから、2025年度の目標値を上方修正
*27 当初、イノベーション&コミュニケーションを体現する場への参加を促進するための指標として設定していたが、一定数以上の参加が継続されているためKPIより削除
◇1 積水ハウス(株)
◇2 ◇1に加えて、積水ハウス不動産グループ、積水ハウス建設グループ、積水ハウスリフォーム(株)、積水ハウスサポートプラス(株)
◇3 ◇2に加えて、(株)鴻池組およびその国内連結子会社
◇4 積水ハウス(株)および国内連結子会社
◇5 積水ハウスグループ(積水ハウス(株)と連結子会社すべて)
指標と進捗 - ガバナンス -
| カテゴリ | No. | 指標 |
集計 範囲 |
単位 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 参照 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 実績 | 実績 | 目標 | 実績 | ||||||
| ガバナンス | 47 | グループガバナンス体制の強化(グループ会社管理規則、ガバナンス人財育成・適正配置) | ◇5 | - | グループ会社 総務責任者研修推進・人財配置推進 | 人財育成・人財配置実施 | 人財育成・人財配置実効性 | 概ね実効性確保 | Value Report 2025 |
| 48 | 法令や自主的規範への重大な違反数 | ◇5 | 件 | 100 | 100 | -*25 | 81.2 | Value Report 2025 | |
| 49 |
内部通報・相談件数 (積水ハウスグループコンプライアンス・ヘルプライン、セクハラ・パワハラホットライン、積水ハウスグローバルヘルプラインへの従業員1,000人当たりの相談件数) |
2023年度 ◇4 2024年度以降◇5 |
件 | 65.98 | 66.57 | - | 66.44 | Value Report 2025 | |
| 50 | セキュリティ強化進捗率(年度計画進捗率) | ◇2 | % | 100 | 100 | 100 | 100 | Value Report 2025 | |
| 51 | セキュリティ研修受講率 | ◇2 | % | 100 | 100 | 100 | 100 | Value Report 2025 | |
| 52 | DXプロジェクト数(累積) (中期経営計画連動プロジェクト) | ◇2 | 件 | 23 | 39 | - | 50 | Value Report 2025 | |
◇1 積水ハウス(株)
◇2 ◇1に加えて、積水ハウス不動産グループ、積水ハウス建設グループ、積水ハウスリフォーム(株)、積水ハウスサポートプラス(株)
◇3 ◇2に加えて、(株)鴻池組およびその国内連結子会社
◇4 積水ハウス(株)および国内連結子会社
◇5 積水ハウスグループ(積水ハウス(株)と連結子会社すべて)
全従業員参画型ESG経営の実現
積水ハウスグループでは、従業員一人ひとりが、お客様や社会、働く仲間に対しどのような価値を生み出すことができるのかということを自発的に考え、行動に移すことができれば、それがお客様や社会、従業員の幸せにつながるという考えのもと、全従業員参画を重視したESG経営を推進しています。ESGを業務として捉えるのではなく、自分事として考え、自ら実践することで、新たな価値を創造するESG経営の実現のため、従業員の意識向上を目的としたESG研修プログラムの実施、「SHIP」(創発型表彰制度)の開催、ESG対話の実施など、従業員がESG経営に主体的に取り組める仕組みを構築しています。
「SHIP」(創発型表彰制度)
ESG経営の社内浸透に向けた取り組み
当社グループでは、ESG経営の理解を深め、実践につなげるため、社内外での啓発活動を継続的に推進しています。2025年度の主な取り組みは以下の通りです。従業員やパートナー企業との対話を重視しながら、当社グループのESG経営の意義や取り組みを共有し、ESG経営の浸透を図っています。
Value Report(統合報告書)勉強会の実施
各事業所の関心や課題に応じて、Value Reportの勉強会をリクエストベースで実施しています。本勉強会では、ESG経営の考え方や取り組み、各事業との関連性について深掘りし、現場での実践に役立つ知識を提供しています。2025年度は、グループ会社を中心に実施し、合計約4,000名が参加するとともに、独自の勉強会を開催している事業所もあります。参加者からは、「自分に何ができるか、企業として何に取り組むべきかを考える機会になった」「理解が深まったことで、今後の業務にもつながる」といった声が寄せられ、事業所ごとのニーズに応じた学びの場となっています。
Value Reportの活用と社内浸透のさらなる強化
当社グループが発行するValue Reportは、投資家や社外ステークホルダー向けの情報発信ツールであると同時に、従業員と企業のベクトルを合わせ、ESG経営の理解促進のための重要な手段と位置付けています。そのため、Value Reportの社内浸透を積極的に進めるとともに、理解浸透に対する定量的な計測を行い、継続的な改善に努めています。
Value Reportの社内活用状況
当社グループでは、毎年多くの従業員がValue Reportを読んでおり、ESG経営の方向性や戦略、具体的な取り組みについて理解を深めています。社内アプリへの自動追加や事業所ごとの勉強会開催などを通じて、従業員がValue Reportへ日常的にアクセスしやすい環境を整備しており、社内におけるESG経営の共通認識の醸成に寄与しています。
ガバナンス意識調査の活用
Value Reportの理解度やESG経営の浸透度を把握するため、毎年全従業員を対象に実施する「ガバナンス意識調査」にて、Value Reportを通じたESG経営の方向性や具体的な取り組みに対する理解度を測定し、各従業員がどのようにESG経営を捉えているかを分析しています。
ESG経営の浸透度
| 集計範囲 | 単位 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ESG経営の浸透度 | 積水ハウス(株)および国内連結子会社*29 | % | 64.5*30 | 72.8*31 | 75.56*31 |
*29 鴻池組(株)およびそのグループ会社を除く
*30 Value Report等の内容を通じた当社グループの環境の取り組みへの理解や浸透について測定を行い、「ほぼそう思う」「非常にそう思う」と回答した割合
*31 2024年度以降は、Value Report等から当社グループの事業戦略やESGの取り組みについて伝達・共有されているという調査に対し、「ほぼそう思う」「非常にそう思う」と回答した割合
ESG経営の進化
これまでの歩みと次のステージ
積水ハウスグループのESG経営は、これまでの「全従業員参画型ESG経営」を基盤としながら、次のステージである「価値創造型ESG経営」へと発展していきます。
全従業員参画型ESG経営
2020年から開始した「全従業員参画型ESG経営」では、全従業員がESGを「自分ごと」として捉え、意識と行動を変革することを目指してきました。ESG対話の促進や「SHIP」(創発型表彰制度)を通じて、ESGの視点を日々の業務に取り入れる組織文化を醸成し、社会の持続可能性と企業の持続的成長の実現に向けた取り組みを強化してきました。
価値創造型ESG経営
第7次中期経営計画(2026年度~2028年度)から始まる「価値創造型ESG経営」では、全従業員参画型の取り組みを継続しながら、ESGをさらに進化させ、あらゆる事業活動を通じて新たな価値を創出し、インパクト拡大への道筋を明確化していきます。製品・サービスの開発、持続可能なまちづくり、パートナー企業との共創などを通じて創造するESGの価値を社会と共有することで、当社グループのESGの取り組みは、リスク管理や責任だけではなく、企業価値を高め、社会の変革をリードする力となると考えています。
この進化を支えるのが、ESGガバナンスのさらなる強化です。部署横断的な連携、KPIの明確化、リスクマネジメントの強化を通じて、ESGと事業の一体化をさらに進め、持続可能な成長へとつなげていきます。
ESG経営を支えるガバナンスのさらなる強化
当社グループのESG経営は、事業とESGが一体となり、あらゆる事業活動から価値を生み出し、それを拡大していくことを目指しています。ESGの価値を最大限に引き出すためには、社会課題の変化やステークホルダーの期待の高まりに対応するだけでなく、ESGを横断的な視点で捉え、統合的な推進体制を強化することで、より実効性のあるESG経営の推進が重要であると考えています。
経営へのESGの統合と意思決定の強化
ESGを持続的な企業価値向上の要素として組み込み、経営の意思決定に活かす取り組みを進めています。中期経営計画策定やESG推進委員会におけるESGに関する議論を深化させ、長期的な視点でリスクと機会を評価し、戦略的に取り組む体制を整えています。
また、グローバルな規制強化や社会の要請に対応するため、ESGに関するリスクと機会の適切な管理を進め、持続可能な価値創造を支えるガバナンス体制を強化します。これにより、短期的な対応にとどまらず、より長期的な視点での経営判断が可能となります。
部署横断的な連携の強化
ESG経営を全社で推進し、最大限の成果を生み出すためには、全社的な視点での連携と統合的なアプローチが不可欠です。当社グループでは、「環境事業部会」「社会性向上部会」「ガバナンス部会」の3つの部会を設置し、各部会が専門領域ごとに取り組みを進めてきましたが、今後はより密接な連携を図り、相乗効果を生み出すことが求められます。
具体的には、各部会が個別に推進するのではなく、事業活動全体とESGの統合を強化し、より一貫性のある価値創造を目指すことが重要です。例えば、環境施策が社会価値向上にも寄与するような仕組みづくりや、ガバナンス強化が事業の透明性向上と競争力強化に直結する形を追求していきます。
KPIの重点化
積水ハウスグループは、ESG経営の進化に伴い、KPIのさらなる精査・統合を進めています。具体的には、直接的な事業活動やプロセス改善に関連する価値創造フェーズのKPIと、これらの取り組みが社会や環境に与える広範な影響を測定するインパクト拡大フェーズのKPIに分類し、各KPIと社会的インパクトや企業価値への道筋を具体化しています。また、測定指標にとどまらず、インパクト創出の観点から整理し、ESG経営のリーディングカンパニーの推進の3要素に沿ったKPIの見直しを始めました。
これらの取り組みにより、KPIをESG経営の進化に即したものとするだけでなく、形骸化した指標を見直し、重点的に取り組むべきKPIへリソースを集中する方向で検討を進めています。2026年度から開始する第7次中期経営計画では、より明確なインパクトの創出を目指し、新たなKPIの設定も視野に入れながら、経営戦略とESGの統合を強化していきます。
リスクマネジメントの高度化
ESG経営を推進するうえで、リスクの適切な管理は欠かせません。気候変動リスク、サプライチェーンの透明性、人的資本の管理など、ESGに関するリスクは多様化・複雑化するとともに、グローバルな課題への対応を強化することが求められています。また、ESGリスクは、財務リスクや事業リスクと密接に関連しており、長期的な視点でのリスク管理やリスクと機会を統合的に管理するフレームワークの強化が必要です。
ESG経営の推進体制を中心に、リスク分析の精度を向上させるとともに、外部有識者の知見を活用しながら、グローバルなリスクトレンドに対応するESG経営に関するリスクマネジメントを高度化していきます。
ESGガバナンスをさらに強化することで、ESGを企業価値向上の原動力とし、ESG経営のリーディングカンパニーとして新たな価値創造と社会変革をリードしていきます。
