未来に向け、若い力を育む住空間。

帰り着くたびに木の温もりに安心感を覚えるエントランス空間。

積水ハウスの分譲地の造成工事の依頼先である総合建設業者様が、その土地を気に入られ、一部を取得して社員寮を建築した本プロジェクト。
創立80周年の記念事業の一環として、単身社員向け社員寮の計画です。
快適な住空間に加えて、入居者同士のコミュニケーションを生む空間設計や、災害用の備蓄倉庫を設置し、企業成長とＢＣＰ（事業継続計画）対策にも寄与する建物を実現しました。

災害時には近隣へと開放される多目的室が、企業の地域貢献にも寄与。

建物には柱を住戸の外側に出すアウトフレーム工法を採用し、外観は重厚感のある柱をアクセントとしながら、近隣と調和するようシンプルに構成。
これによって居室内も柱がなくすっきりとした使いやすい空間を実現しました。
また、駐車場についても敷地内の高低差をスロープ状に活かすことで必要台数を確保するなど、住まう人の快適さを考えた設計となっています。