高校生でも家族とは 「つかず離れず」

Question Question

住まいの中で、家族との距離感をどのように感じたいですか? (全体n=600)

今回は、高校生の皆さんの「居どころ」に対する本音に迫ります。まず初めに、「住まいの中で、家族との距離感をどのように感じていたいか」とたずねたところ、「できるだけお互いの存在を感じたい」と「同じ空間を共有しながら何となく気配だけを感じていたい」と答えた方の合計が過半数を占めました。高校生にもなると自分専用の部屋で過ごしたい人が多いイメージがありますが、どんなときでもこもりたいというわけではないようです。

家族をストレスに感じるときは 「疲れてひとりになりたいとき」

高校生の皆さんが「家族の存在をストレスに感じるとき」のトップ2は、自分自身が家族と少し距離を置きたいときに感じるもので、このようなときは自室で過ごすのが理想ですね。一方3位以降は、家族の行動をストレスの要因として挙げる内容です。こういったときには、リビングに居たいけれど仕方なく自室に退避する、というケースもあるのではないでしょうか。

落ち着く場所でしていることを聞きました。

高校生が住まいの中で「最も落ち着く」と感じる場所の1位は、やはり自分専用の部屋。一方で、家族との共有空間である「リビング」を挙げる人も。そうした「落ち着く場所」でしていることとして、「音楽を聴く」「昼寝やうたた寝」「インターネットをする」をはじめ、場所を問わず自分なりに思い思いに楽しめる行為がたくさん挙がっていることからも、高校生にとってもリビングはくつろげる場所であることがうかがえます。

Solution Solution

居ごこちのいいリビングで「ひとりの時間」を満喫

今回の調査では、高校生であっても「自室にこもる」ことだけが心地いい過ごし方ではないことがわかりました。広々と居ごこちのいいリビングに、自分の好きなことをしてくつろげるコーナーを設けてみるのも一案です。のんびりと読書やお昼寝ができるような本棚で仕切られたコーナー、お茶を飲みながら軽く勉強できるようなダイニング横のコーナー、ゲームやSNSを楽しめる一人掛けソファのコーナーなど、リビングに自分だけのちょっとした「こもり感」のあるスペースがあると、心地よく過ごせる時間がきっと増えるはずです。

リビングにも自分だけの心地いい居どころを見つけられると、家で過ごす時間が豊かになり、そこに幸せな時間が生まれます。

Source:

積水ハウス 総合住宅研究所 生活定点調査「働き方」2017
調査対象:全国の25~69歳の男女
調査時期:2017年4月

編集・発行元:積水ハウス株式会社 納得工房

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