耐久性の高い素材ダインコンクリート

熱・酸素などに対する劣化に強く、長期にわたり安定した性能を発揮する素材をご紹介いたします。

美しい質感とシェルターとしての機能を備える「ダインコンクリート」

外壁の豊かな表情は、街の財産となる佇まい、気品のあるデザインに欠かせない要素です。同時に、火災や地震・台風などの災害への強さ、日本の気候風土に特有の雨・湿気に対する耐久性など、シェルターとしての性能も重要です。積水ハウスの最高級外壁「ダインコンクリート」は、デザイン性、耐久性・耐火性などあらゆる要素を高い次元で備えています。

強く、美しく、そして永く。「街の財産」にもなる佇まい

強度に優れる一般のコンクリートの利点はそのままに、人の手で削り出した、彫りが深く温かみのある表情が魅力の、オリジナル外壁材「ダインコンクリート」。邸別に生産するカスタムメイドの独自の製法で、緻密なテクスチャーの美しいデザイン性、外壁としての高強度・高耐久の性能を実現しています。

シェードボーダー

クラフトモザイク

小端積

砂岩

古レンガ

スクラッチ

最上の外壁を求めたダインコンクリートの革新

レンガ積みや石貼りなどの温かみを表現するために、紙にイメージをデッサンし、切り取り、貼り合わせ、また描いて、切り貼り合わせる。その作業を積み重ね、不規則な目地の太さ、表面に凹凸をつけるなど味わい深い表情を完成させました。人の手により掘り出された豊かな表情。工業化による品質が可能にする「100年暮らせる住まい」。ダインコンクリートは最高峰の外壁です。

1枚1枚を型枠で丁寧に作る製法を採用し、「世界にたった一つの外壁」を作り出しています。

コンクリートでは叶わなかった温もりのある表情が誕生した瞬間。

設計段階ではコンピューターにデザインを取り込む、精密度を極めています。

松村秀一 先生

東京大学大学院工学系研究科 建築学専攻教授 専門分野は、建築構法、建築生産

プレハブ住宅に対するイメージが、大きく変わりました。

プレハブ住宅の歴史の中で、「ダインコンクリート」出現前と後とでは外壁の流れが大きく変わったと思います。「ダインコンクリート」がデザイン外壁の先粧をつけて、こうした素材に業界全体が大きくシフトしていくきっかけになったことを表しているといっても良いと思います。
そもそも「ダインコンクリート」は、住宅のつくり手側からの発想ではじまりました。耐火性を高めるにはどうするか、デザインを良くするにはどうするか。そしてプレハブ住宅が弱点と感じていた「目地」について、どうすれば目立たなくなるか。そんな、住宅づくりを考える中から生まれてきた外壁「ダインコンクリート」がデザインの先駆けでもあります。
こうして、プレハブ住宅の外壁が従来にない質感、表情を追求する時代に突入していき、それまでのプレハブ住宅に対する消費者のイメージも大きく変わっていきます。そこから現在までの30年は、各社がオリジナルな外壁パターンを模索するデザインの時代になったといえます。

日本の気候風土に 理想的な外壁専用材 「ダインコンクリート」

従来のプレキャストコンクリートを、高度に進化させた積水ハウス独自の外壁専用材「ダインコンクリート」。その強さと耐久性は、独自の材料組成と「オートクレーブ養生」と呼ばれる製造方法によって実現します。

オートクレーブ(二次養生)

完全密封の同製タンクの中で、高温・高圧をかけて材料を硬化させ最後の仕上げを行う。

ダインコンクリートパネル

型枠から脱型される「ダインコンクリートパネル」。

製造工程の中で、コンクリートの中でもっとも強度が高く、化学反応を起こさない安定した板状構結晶造体「トバモライト結晶」を生成。また、ほぼ100%の独立した独立気泡により、水が侵入しづらく、耐久性が高まります。こうして安定した強度と耐久性を併せ持つことで、理想的な外壁材になるのです。

気泡がほぼ100%独立した独立気泡

電子顕微鏡で見たトバモライト結晶

軽量コンクリートを遥かに超える強度を備えた強靭なコンクリート

圧縮強度を測定する圧縮荷重試験。これは試験体(鉄筋の入っていない基材)に徐々に圧力を加え、どのくらいで崩壊にいたるかで、基材の強度を測定する試験です。圧縮強度の測定値は、単位面積あたりの力として表しますが、ダインコンクリートは平均強度12.7N/m㎡(130kgf/c㎡)以上という数値を記録。これを身近な例に置き換えると、試験体の10cm×10cmのダインコンクリートの上に、13トンのロードローラーが乗っても耐えられるという驚くべき強度です。
また、コンクリートの強さを測る一般的な試験、「引張り強度・曲げ強度試験」においてもダインコンクリートは高い性能を示しています。

暮らしを守る備え、燃えない壁。

隣家の火災を想定した約900℃の加熱でも、裏面温度は約100℃

住宅火災の燃焼温度は時に1,200℃にも達し、このとき3m離れた隣家が受ける温度は約840℃にもなります。「ダインコンクリート」は、表面が900℃近くに熱せられても、裏面温度は約100℃に留まり、延焼を防ぎます。
燃えない原料を基に作られていること、「独立気泡」が遮熱材の役割をし、熱を伝えにくい構造であることがその理由。「ダインコンクリート」は、それにより防火構造として国土交通大臣の認定を受けています。

外壁のメンテナンスサイクルを大幅に延長した「タフクリア-30」

将来的なメンテナンスコストを低減。新築時の美しさを長く保ちます。

「タフクリア‐30」は、 雨や日光など自然の力で汚れを洗い落とす最先端の防汚塗装です。従来の外壁の塗り替えの目安は約15年ですが、タフクリアを施した外壁の塗り替えサイクルは約2倍の30年。従来30年間で2回必要だった塗り替えが1回で済むため、メンテナンス費用も手間も大幅に削減できます。

高耐候塗装+防汚塗装+高耐久目地。3つの高性能化によりメンテナンスサイクル30年

外壁の耐候性を高める4重の塗装を実施。中でも「高耐候クリア塗装」は太陽の紫外線や熱による色あせを極力少なくし、高い耐候性を実現します。目地材も、最新技術により柔らかさと弾力性を保持し、樹脂の高耐久化を実現。長期間美しさを維持します。