内と外が一体となる爽快感と自然素材のぬくもりを感じる家。
南北二つのデッキコートを両側にもつ、吹き抜けのリビングは、まるで戸外にいるかのように、陽光が降り注ぎ、風がわたってゆく、まるで木漏れ日の下にいるような心地よさ。「明るいリビングがほしい」というオーナーのご要望に、設計者は北側のインナーデッキ・南側の日差しを取り込むアウターデッキの二つのデッキにより、内と外が融合したプランで応えました。家具のお仕事をされているオーナーの目利きが生かされ、目に写り、肌に触れる部分すべてに、ぬくもりあふれるさまざまな樹種の木や自然素材がふんだんに使われています。床フローリングには板屋楓(イタヤカエデ)、デッキ材は耐久性のある檜葉(ヒバ)。キッチン面材とダイニングテーブルはウォールナットなど…。長く暮らすほど味わいを増すこれらの素材に囲まれ、優しい空気の流れるF邸です。
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吹き抜けの高窓から陽光が降り注ぐリビング。デッキと床の木の素材は異なるが、色合いを合わせて一体的な広がりを強めている。
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北側インナーデッキよりリビング、その向うの南側アウターデッキを望む。光が降り注ぐ心地よさ。
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アウターデッキからリビング方向を望む。北側のインナーデッキは縦格子でプライバシーに配慮。
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玄関正面は地窓を設け、インナーデッキに視線が抜け、広々とした印象に。
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アウターデッキをL字に囲む配置のダイニングキッチン。作業しながら家じゅうを見渡せる。
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リビングの床から1段下がる配置のダイニングキッチン。床の切替、壁やキッチンの素材感とが調和する。
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お子様の帰宅が分かるよう、ダイニング側から上がり降りする階段。手摺の素材は樺の木。
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驚くほどシンプルな外観は開放感あふれる空間を包み込んでいる。片流れとの屋根とルーバーがアクセント。
所在地 | 山口県 |
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家族構成 | 夫婦+子供 |
施主年代 | ~35歳 |
構造 | 軽量鉄骨 |
延床面積 | 121.84m² (36.9坪) |
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