
南北二つの庭を持つ、子育て家族に優しい住まい
自然素材の手ざわりや、風が抜ける気持ち良さがある、そういう環境に家族で暮らしたいと思っていました、とT様。風通しを考え、家の南北に二つの庭を設計しました。「夏は涼風が、冬は暖かな陽差しが入り、一年中快適です」とご主人。室内は吹き抜けのあるリビングが北側、ダイニングが南側と、一般的な間取りと逆。「私たちの生活では、リビングで過ごすのは日が落ちてからなので」と、常識にとらわれず暮らし方にあった形にしました。そんな配慮は家事動線にも。たとえばキッチンのパントリーは玄関の土間空間から直接入ることも可能。「リビングを通らずキッチンに行けるので、来客中など大助かりです」と奥様。自然の優しさに包まれ、家事のしやすいT様邸は、子育世代にとって、一つの理想ではないでしょうか。
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昼に過ごすダイニングを南に、夜にくつろぐリビングを北にレイアウト
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たっぷりの陽光が降り注ぎ、明るく、心地よい南の庭
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子供の気配が下まで伝わるように。子供部屋は、吹き抜けに面した 壁の上部をあえて開けてある
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オープンシェルフで穏やかに仕切られた2 階の書斎コーナー。床を一段高くし、別の空間に
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すっきりとしたキッチン。奥にはたっぷり置けるパントリー。玄関の土間空間から直接入ることができる
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前面に設けたゲート風のパーゴラがシンプルな外観のアクセントに
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イロハモミジが植えられた北の庭。ご主人が自ら植木屋に足を運び選定された
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シンプルですっきりとした玄関。大きな窓があり、ひろびろとした空間に
所在地 | 栃木県 |
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家族構成 | 夫婦+子供(ご主人、奥様、長女) |
施主年代 | ~35歳 |
階層 | 2階 |
構造 | 木造(シャーウッド) |
延床面積 | 140m² (42.4坪) |
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