静かに緑を眺め、鳥のさえずりを聴くやすらぎの空間
こちらの実例は分譲地の中でも緑地帯に面した三方道路の区画。絶好のロケーションではあるものの、周囲の人通りも気になるため、いかにプライバシーを守りながら開放的な景色を取り込むかがポイントとなりました。生活道路側にはほとんど窓を設けず、1階の中央にピットリビングを配して緑地側にウッドデッキを張り出すことで、下を通る遊歩道からの視線もカット。和の趣を感じるインテリアも相まって、心静かに豊かな緑と鳥のさえずりを楽しむ空間が生まれました。
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ウッドデッキとつながる室内の床は、ピットリビングとの段差によって廊下のように見え、ベンチやお子様の机がわりにもなる
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床を下げたピットリビングからの景色。ワイドな開口部には桟の細いモダンな障子も仕込んであり、閉めると空間の雰囲気が一変
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“こもり感”を重視したリビングに対し、キッチンは独立させて開放的に。緑を感じながらアウトドア気分で調理ができる
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玄関から続く廊下に壁面収納を設け、カーテンで目隠し。帰宅時はここで上着を掛け、バッグを置き、奥で手洗いができる
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奥行きの深いウッドデッキで「今日も朝ごはんを食べました」とご主人。特注の細い手すりも景色を邪魔しないポイント
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窓がアクセントになったダイニング。ピットリビング側には床下収納も仕込まれている
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人通りが多い道路側は閉じた印象に。ご夫婦がこだわった吹付け塗装の外壁が穏やかな印象を与える
所在地 | 埼玉県 |
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家族構成 | 夫婦+子供(夫婦+子ども) |
施主年代 | 30代 |
階層 | 2階 |
構造 | 木造(シャーウッド) |
延床面積 | 116 m² (35.1坪) |
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