研究報告
住環境満足度の多面的構造と健康との関係を分析
#健康・快適
#ライフスタイル
積水ハウス株式会社/2026年10月
住宅の快適さを測る従来の研究は、室温や空気質などの室内環境の質に焦点が当てられてきました。しかし、最近では心理的・社会的な側面を含めた多面的な評価の重要性が注目されてきています。
本研究では、全国6,286名を対象に17項目の住宅満足度を分析し、「環境」「自然」「安全」「空間」「意匠」の5因子を抽出しました。その因子と居住者の健康との関係を分析した結果、環境因子は全年代の身体的・精神的健康の双方と、空間因子と意匠因子は特に精神的健康と強く関連していました。自然因子と安全因子は、子育て世代の女性や高齢者と関連しました。また、住宅満足度が総合的に高いほど自分自身の健康評価も良好な傾向がみられました。
今後は、年代や性別の違いを踏まえた居住環境の改善が健康に与える影響を縦断的に検証していく予定です。
総合スコアによる主観的健康観の予測値
