研究報告
郊外住宅地における居住地選択のプロセス
#ライフスタイル
積水ハウス株式会社/2026年4月
郊外住宅地では現在、少子高齢化や空き家の増加による衰退が懸念されています。本研究では、若中年層に選ばれ、今後も持続可能な住宅地についての知見を得るため、新たに開発された区域を持つ郊外住宅地への入居者を対象に、住み替えのきっかけから居住後の満足度までを一連の流れとしてアンケート調査を行いました。その結果、住宅地ごとに入居者が求める居住地像や好むライフスタイルに違いがあり、居住期間の想定にも差が見られました。また、既存区域と新規区域の間では自然な交流が生まれており、積極的に交流する世帯ほど居住満足度が高い傾向が確認されました。さらに、新規入居者の一部は既存住宅地の情報を収集しており、既存区域の衰退を防ぐためにも地域全体の魅力を伝える情報発信の重要性も明らかになりました。今後も引き続き、長く入居者に選んでいただける住宅地の開発と維持に向けた知見を深めていく必要があると考えています。
スマートコモンシティ西神南のまちなみ
