研究報告
新たな断熱材の活用に向けた評価方法の検討
#健康・快適
#断熱性能
積水ハウス株式会社/2021年9月
高い断熱性能を有する材料「シリカエアロゲル」をモルタルに混入したエアロゲル混入モルタルを建材として利用することが検討されています。建材の断熱性能を表す「熱伝導率」を数値解析で推定する方法を検討しました。エアロゲルとモルタルの混入状態の違いを再現した計算モデルで検討した結果、含有率に応じた熱伝導率が得られるとともに、エアロゲルの含有率が低いほど解析結果のばらつきが大きくなる特徴を確認しました。実製品の評価においても含有率に応じた熱伝導率のばらつきを考慮する必要があることが示されました。
シリカエアロゲル
解析対象モデル