研究報告
ALCパネル床の歩行振動特性に関する基礎的研究(その6・その7)
#健康・快適
#環境振動
積水ハウス株式会社/2026年10月
住宅ではリビング等の大空間化に伴い、大スパン構造となる上階床の歩行振動に留意した計画が求められています。鉄骨住宅ではALCパネルを鉄骨梁の上に金物で固定した乾式ALCパネル床が用いられることがありますが、その歩行振動の特性や予測に関する既往の研究は限られます。
本研究の既報その1~5では、試験と解析によりALCパネル上の床下地材がパネル間の上下振動を連動させること、その連動効果の大小が歩行振動に影響することを確認しました。
本報その6では、乾式ALCパネル試験床の衝撃加振および歩行加振試験を行い、床架構の振動特性を確認しました。
その7では、床下地材によるパネル間の連動効果やパネルと梁の接合部の剛性を考慮した試験床の解析モデルを提案し、解析結果と試験結果との比較でモデルの妥当性を確認しました。
この解析モデルは、板要素を用いず線要素とばねで構成しており、ALCパネル床の特性の反映とモデル作成の簡易さを両立しています。
ALCパネル床の試験床と解析モデル
