
これから長く住むことを考えて
ご夫婦が選択した平屋の暮らしは、
人にとっても犬にとっても楽しいセンターコートで
自然とつながるプランです。
モダンで落ち着きのあるインテリアは、
動線やお手入れのしやすさにこだわるなど、
ペット仕様を充実させています。
外に閉じ、内に開いたリビングで一緒の時間を楽しむ。
外からの視線を気にせずに、四季の移ろいを楽しみながら犬たちと仲良く暮らしたい。そんなご希望に、センターコートを中心にして室内空間が広がる、内側に開かれた暮らしを実現しました。犬たちと一緒に過ごすリビングは、フラットにつながる床や天井で、軒下空間との連続性を演出。センターコートを囲む廊下を、パキシルとゲンタマイシンは元気に走り回っています。ちなみにこの個性的な愛犬名は、医師であるお二人が薬名から名づけたそうです。
犬たちが敷地内で遊べる工夫。
センターコートは室内飼いの犬たちにとって楽しい遊びスペース。自然光を浴びたり、芝生や土の感触を楽しんだりしています。お二人の多忙なライフスタイルに配慮し、愛犬たちを外に連れていかなくてもここで適度に運動させられるようにしました。


愛犬たちの居場所づくりで留守中も安心。
ご夫妻と一緒の主寝室で眠るパキシルとゲンタマイシン。専用のペットスペースは、犬動線を考えて主寝室に隣接する小屋裏への階段下に配置しました。ガラスの仕切り板でつながる愛犬たちの居場所は、センターコートから光も届きます。お二人が留守の間、ここでゆったり過ごします

キズや汚れ対策を徹底し、お手入れもスムーズに。
以前のお住まいは、お二人の外出時にひっかく、かじるなどのいたずらやおしっこで壁や建具が痛み、床もぼろぼろに。床材は摩耗に強く、掃除もしやすいタイル仕上げで、犬たちが粗相をしても汚れが染み込まないようにコーティングしました。LDKの壁面収納やキッチンカウンターなど、造作家具は床から25センチまでタイルの立ちあがりとし、犬たちによるキズや汚れを防ぎます。

犬たちの立ち入り禁止区域をつくる。
ペットも人も快適に過ごせるように、犬たちの立ち入り禁止区域も設けました。廊下を回遊できる間取りですが、ゲストルームの手前と、リビング側の廊下との間にはガラスドアを設置し、双方向から犬動線をカット。ゲストルームと和室エリアには入れないようにしています。

通風計画と充実の換気システムでニオイ対策もしっかり。
ペットとの暮らしで気になるのはニオイの問題。室内の空気をクリーンに保つ24時間換気システム採用しました。さらに、LDKの吹き抜け部分に設置したハイサイドライト、小屋裏のトップライトを開閉式にして、開口からの通風、換気もスムーズに行われるように配慮しています。

- 犬の行動や動線に配慮した家というご要望を伺い、犬の立ち入り禁止区域をつくる動線や床や壁などのキズ・汚れ対策をご提案させていただきました。センターコートのご提案は、もともと外からの視線をカットしたいというお二人のご希望を実現させたものですが、犬たちにとっても楽しい遊びスペースになっているようです。
※掲載している実例は、標準仕様と異なる場合があります。建物型式や法規制等によっては、設計上制約が出るケースもありますのでご了承ください。
当社担当者の所属は2015年3月末日現在のものです。転勤・異動などにより変わっている場合はありますのでご了承ください。