03 大きなウッドデッキで自然を感じるひととき
高台に立つTさん宅。裏側は一面が山になっています。最寄りのターミナル駅から徒歩圏内でありながら、とても緑深い山が窓からの景色という最高の立地です。
「鳥のさえずりや虫の音を聞いたり、 玄関に咲く花を摘んできて花瓶に飾ったり、ウッドデッキでお月見をしたり……、四季を感じながら過ごすことができているのは今の家だからこそだと感じています」
ご夫妻の「家で過ごす時間を大切にしたい」という想いから、リビングとダイニングを囲むように作られたL字型の大きなウッドデッキ。ここでBBQをしたときの写真を周りの人たちに見せると「どこへキャンプに行ったの?」と聞かれるほど。家にいながら自然を大いに感じられる素敵な空間を実現しています。
モンテッソーリな家づくりのポイント
04 家という環境を整えたことで変化した家族の暮らし
この家に引っ越してから1年。暮らしの変化を感じていると言います。
「娘が身の周りのことをひとりでできるようになったと感じます。年齢的な変化もあると思いますが、環境を整えられたことが大きいと思っています。また、家事動線や機器も整ったので、食器洗いや洗濯など家事の時間が減って、娘とゆったりとかかわれる時間が増えました」
そして、娘さんが着替えや幼稚園の準備など身支度がしやすいように、玄関へ続く廊下に子ども用のクローゼットを設置し、動線を整えたことで、ひとりでやることが当たり前になったそう。
「動線を考えて、娘が扱いやすい物を揃えることで、ひとりでスムーズに進められるようになりました。2歳頃から“自分で選択する”経験をたくさんしてきたので、今では着たい服を自分で選んでひとりで準備しています」
まさに「モンテッソーリな家づくり」を実践し、子どもの育ちという視点から家という環境を整えたことで、その効果を実感しているというTさんご夫妻。子どもとのかかわり方もモンテッソーリ教育の考えに基づいて、子どもが自ら育つ姿を見守りながら過ごしていると言います。
「私たちが日々大切にしていることは、子どもの想いを尊重することです。まずは娘の話をよく聴いて大人の想いを押しつけず、一緒に考えながら過ごすようにしています。もう1つは子どもの行動を見守ること。つい手出し、口出ししたくなることもありますが、少し待ってみると自分で間違いに気付いたりして、自分なりに考えて行動しているんですよね。“自立”していくために大切なことなので、そうできるように意識しながら過ごしています」
あきえ先生
大人の気配を感じつつ遊びに集中できる居場所や、お料理・家事への参加、自分でできる身支度コーナー。そして家族で過ごす時間を大切にする環境は、お子さんの自立だけでなく、安心感や帰属意識を育むことにつながりますね。
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