2014年5月31日(土)、6月1日(日)の2日間にわたり開催された、積水ハウス埼玉による年に一度のビッグイベント「第10回 住まいの夢博」。「SLOW & SMART(ゆっくり生きてゆく、住まいの先進技術)」をキーワードに、最先端の技術を取り入れた積水ハウスならではの未来志向の住まいづくりを体感することができました。会場に集まった多くの人に驚きをもたらしたイベントの様子を写真とともにレポートします!
第10回 住まいの夢博
30度を超える真夏のような天気に恵まれた梅雨入り目前の関東地方。会場となる「さいたまスーパーアリーナ」には、開場時間の9時30分頃から多くの人が訪れ、小さなお子さまを連れてイベントの賑わいを楽しむご家族の姿も見られました。
ご家族で見学される方もいらっしゃいました
さっそく受付を済ませて会場内に入ると、それまでの暑さを一瞬にして忘れさせてくれる爽やかな「5本の樹」が迎えてくれました。「5本の樹」とは積水ハウスが提案する「自然と共生する庭づくり」のことで、各地の気候風土に合わせた生態系にも配慮する住まいづくりのこだわりのひとつです。
緑がとても鮮やかです!
今年はじめて設置したという、リビングのように活用できる屋外スペースも印象的で、樹々の合間からこぼれるやさしい光とともにうっとりするような心地良い空間を演出していました。
笑顔で見どころを紹介してくれました
また太陽光発電をはじめとしたスマートハウスを体験できる「グリーンファースト」のブースでは、IBMとコラボした積水ハウスオリジナルのHEMS(Home Energy Management System)が紹介されていました。電気使用量などの一括データ管理による未来志向の暮らし方に、驚きの声も多く聞こえて来ました。
利便性が高い積水ハウスのHEMS
設置されていた手のひらサイズのタブレットで実際に体験してみましたが、家族構成に合わせてアバター(仮想のキャラクター)を追加できたり、登録しておいた庭木の剪定時期を教えてくれたり、かわいいデザインの画面操作ひとつで全国のカスタマーズセンターにアクセスできたりと、最先端の技術に驚きの連続でした。
積水ハウスが共同研究中の「MC-β」
さらに会場を奥へと進むと、近代的なデザインのコンパクトな車を発見しました。昨年の夢博では蓄電池としても利用できるファミリー向けのワゴンが展示されていましたが、今年は郊外で暮らすお母さんを想定した自転車感覚で使える超小型電気自動車としてHONDAの「MC-β」が登場しました。
未来の暮らしについてイメージできました!
発売に際しては“バイク”としての扱いになるようですが、自宅で発電した電気をもとにお母さんが小型のモビリティでお出かけする日も近いのかも知れません。
多くの人で賑わっていました
また住まいづくりにおいてもっとも気になる「基礎・地盤」ブースにも多くの人が集まり、専門家による無料の「お住まいの地質診断」コーナーには人だかりができるほどで、その関心の高さが伺えました。
地盤についてもわかりやすく教えてくれます
埼玉県による地盤調査を分かりやすく展示した“液状化”についての最新情報も興味深く、2つの大きな川が流れる埼玉県にとっても“液状化”という問題が身近な問題としてあることが分かりました。基礎や地盤といったほとんど馴染みの無いことから分かりやすく住まいづくりをサポートしてくれる積水ハウスならではのこだわりがここにあります。
自動車を降りても雨に濡れずに玄関まで行けます
また天井が高いイベントスペースを活かして、実物大の構造物を間近に見られるのも特徴。木造の「シャーウッド」、重量鉄骨による3階建て、軽量鉄骨の2階建ての3つが展示されていました。なかでも業界初となる2.5mのオーバーハング(張り出し)は実際に見上げてみるとその迫力が伝わり、柱の位置を変えることでデザインの自由度が増す鉄骨の魅力を感じました。
安心感もある木の住まいを感じられます
一方、木造の「シャーウッド」では、「ドリフトピン打込み体験コーナー」があり、子どもでも簡単に打ち込める工法では職人のスキルや経験に左右されない、安心感のある住まいづくりについても理解することができました。
オーナー様向けのラウンジもあります
会場内にはほかにもキッチンまわりやトイレなど住宅設備機器の展示ブースや、最新の不動産情報をパネル展示した「最新不動産情報コーナー」、国内外の有名家具メーカーが展示・販売する「インテリアフェア」など、目標の住まいづくりへと向けたより具体的な情報を手に入れることも出来ます。
フレンドリーな「エコぼう」をはじめ
たくさんのゆるキャラが!
また見学途中に出会った積水ハウスのキャラクター「エコぼう」をはじめ、埼玉県の「コバトン」や各社のマスコットキャラクターなどは、子どもたちにとっての楽しい思い出のひとコマになっていました。
東北の美味しいものがズラリ
そして最後に夢博のお楽しみのひとつとしての「石巻商工会議所・南三陸商工会」による物販ブースに立ち寄りました。初出店となる南三陸町のブースには「いか塩辛」のほか、ぶつ切りの大きな「たこわさび」、やわらかな歯触りの「昆布〆いか」など魅力的な商品がずらりと並び、お家に帰ってからも家族の会話が弾みそうです。
最先端のプロジェクションマッピングを
利用したコーナーも!
2日間にわたり開催されたイベントでは、メディアでも有名なプロの料理人によるトークショーや、最新のプロジェクションマッピングを利用したインテリアの提案、会場内をめぐってクイズに答えるとプレゼントがもらえる「クイズラリー」など、住まいづくりについてじっくり学んで楽しく過ごせるさまざまな趣向が盛り込まれていました。
入場に際しては事前のweb登録だけで無料で簡単に参加できるため、住まいづくりを具体的に検討している方、これから考えはじめようという方もぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?
※ また日程が合わなくて参加できないといった方は、各地で開催されている「住まいの夢工場見学会」もぜひチェックしてみてください。