シャーウッド建て方工事の様子

こんにちは。
青空に若葉が広がる気持ちのいい季節ですが、いかがお過ごしですか?
さて、今回は、以前ご案内しておりました「シャーウッドの建築の様子」をお届けします!
今回は建て方工事の様子です。
ここからは、積水ハウスの「シャーウッドならでは」の特徴がはっきりしてきますので、
ぜひご覧ください(^~^)
まず、なんと言っても知っていただきたいのは、シャーウッドは強さ・性能を
実験で検証した「性能規定」という考え方に基づいてつくられているということです!
さらにシャーウッドは、その「性能規定」の考え方に基づいた上で、国の認定を受けた「認定住宅」なんです!
実験で強さや性能を検証するなんて、そんなことは当たり前ではないのかと思われるかもしれません。
でも、木造の住宅は、法律で決められた材料のサイズや仕様に則れば個々の品質や加工の精度は問われない「仕様規定」という考え方に基づくのが一般的なんです。
木造では認定住宅は、とても少ないんですよ!!
積水ハウスでは、より安全でより確かな性能を備えた木の家を目指し「シャーウッド」を始めました!
一本一本強度が安定する「集成材」を使い、
木造住宅の最大の弱点「接合部」を徹底的に強化し、
柱と基礎を直接つないでいます!!
では、どうぞ、ここからは写真と照らし合わせてご覧ください(>_<)!!

まずはこちら!
工場から出荷されてきました、シャーウッドの構造材。
こちらは「梁」です。
集成材に接合用金物がセットされて、邸別に工場から生産・出荷されてきます!
積水ハウスでは、一邸一邸、邸別に部材を作り、出荷してくるんですよ!
木は生き物。
一本一本強さ・水分量が違えば、内部に割れや腐りがあるかもしれません。
しかし、木をラミナにして貼り合わせた集成材にすることで、欠点部分は取り除き、しっかりと乾燥させ、品質の安定した構造材が出来上がります!
シャーウッド構造材について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.sekisuihouse.com/products/shawood/structure/structure_01.html
また、この黒い金属(下の写真の○で囲んだもの)。
柱と梁を組む部分に使いますが、在来の工法に比べて柱にあける穴が小さくて済みます。
また、現場での作業が少ないので、施工精度も均一になります!
この接合部は、大型トラックが乗っても壊れない程の強度が有るんですよ!!


▲右の写真は、梁の接合部の様子。先ほどの黒い接合金物に、ビスを入れて止めています。
接合部についてはこちらをご覧ください。
https://www.sekisuihouse.com/products/shawood/structure/structure_021.html
次の写真はこちら。
シャーウッドには土台がありません。


実は「土台」というのは、柱をつなげる部分の水平を保つためにつけられますが、積水ハウスは「基礎」の施工精度が高い為、直接基礎と柱をつなぐことができるんです!!
基礎と柱を直接つなぐことにより、地震の際の引きぬく力に、より強くなります!
また、柱と基礎をつなぐ金具の形に特徴があり、前後左右どちらからの力にも強いです!
土台が無い理由についてはこちらをご覧ください。
https://www.sekisuihouse.com/products/shawood/structure/structure_022.html

さて、柱の次は梁が組みあがり・・・

2階の構造用合板をはり・・・
現場を見ていたら、1階より先に2階に構造用合板を貼っていたので不思議に思い、「どうして2階を先に貼っているんですか~?」と聞いてみました。
「1階の構造用合板を先に貼る業者さんもおられるけど、1階に先に貼ってしまうと基礎の中にたまった雨水が抜きづらいから、積水ハウスは2階を先にはるんだよ~1階を先に貼ったほうが施工は楽なんだけどね~(^^;)」とのことでした。
なるほど!!
施工に多少の手間がかかっても、性能のよい家づくりをされているんだな!と感心しました。
職人さん、ありがとうございます!!
屋根はり・・・外側の合板はり・・・

どーん!!
外観が出来上がってきました!
だいぶ家らしくなってきましたね(*^_^*)
今回は強さの秘密満載の、シャーウッドの建て方工事の様子をお伝えしました。
少し難しくなってしまいましたが、シャーウッドの構造についてご興味のある方は展示場にてスタッフにお問い合わせくださいませ♪
それでは、次回もお楽しみに(^~^)