香りのお話
先日まで雪が降っていたのが嘘のように、もうすっかり春ですね。
何度も経験しているはずなのに、春が来るとなんだかわくわくしてしまいます。
季節は、ある時を境にパッと変わるような気がするんですが・・・みなさんはどうですか?
先日、朝起きて「あ、何か春になった」と感じたんです。
何が変わったんだろう・・・と考えていたんですが、「匂いだ!!」と気付いたんです。
こんな 匂い!とご説明ができないのですが、何か春の匂いになったな。と。
今日はそれにちなんで、「香り」のお話をしたいと思います。
「香り」と言えばアロマですよね。
お店に行けば、たくさんのアロマキャンドルやアロマデフューザーが並んでいますし、
私も自宅でアロマオイルを使っています。
夜はラベンダー、お休みの日はさわやかなオレンジなどなど・・・
日ごとに香りを変えているのですが、気分に合わせて選ぶととても楽しいです☆
展示場でも部屋ごとに違うアロマを置いています。
私はもうこの展示場に馴れてきているのか、そんなに「香り」を感じないのですが、
お客様は「いい香りがする~」と言いながら入ってこられることがあります。
私も驚いたんですが、アロマには、デフューサーだけではなくて石や木片に香りをつけたものもあるんですよ。展示場にいらっしゃった際には、ぜひ楽しんでみてください☆
また、アロマの香りはもちろんですが、生活の中の「匂い」も印象に残りますよね。
生まれたての赤ちゃんでも、お母さんの母乳の匂いはちゃんとわかって区別ができるそうです。
それくらい匂いというのは根源的で、脳の記憶の中枢にダイレクトに届く感覚だそうです。
例えば・・・
自宅の玄関に入ったときのほっと落ち着く匂いや、
夜に寝る前に感じる、お布団のお日様の匂いなど。
生活の中には匂いがあふれています。
「母親」という響から、子供のころ抱きついたエプロンのいい匂いを思い出したり・・・
青い畳の匂いからおばあちゃんの家に遊びに行った夏休みを思い出したり・・・
匂いと風景・情景が結びついて時を超えて胸にとどまりつづける・・なんてとてもすてきです。
私の場合、毎年感じていた「匂い」で「春」を連想した訳ですね。
やっぱりとてもすてきな経験ができたな・・・と感じました。
皆さんはどうでしょうか?
アロマの香りも楽しいですが、生活の中の匂いを意識してみるのもおもしろいですね。
しかも、その「匂い」と結びついて思い出があるなんて不思議なものです。