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記憶を継ぐ庭に、
新たな喜びを重ねて。

3世帯5人家族でお住まいになる、旧家の建て替え計画です。オーナー様ご一家のお望みは、お父様が長年大切にしてきたお庭を存分に愉しめる住まいであること。既存の庭やアプローチ、植栽などをどう活かせるか、そこがプランのポイントになりました。まず、庭との距離感を近づけるため、既存庭に向けて人が集まる場を配置し、深い軒下空間を全面に設計。日々変わりゆく木々の成長や季節の移ろいを感じられる住まいを計画しました。既存を活かすことで外構コストを抑えた分、設備や内装に予算を充当でき、より質の高い空間を実現。これまで重ねてきた歴史と新しい快適が、暮らしの中で美しく溶け合います。

高橋 智士SATOSHI TAKAHASHI
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モミジが寄り添うおおらかな軒下空間

深い軒が覆う、リビングから一体的に続く広々としたタイルテラス。
目の前には芝とモミジの彩り、その奥には既存庭の趣ある景が広がります。

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内と外を一体的に感じる大空間リビング

リビングから続く石貼は建物に奥行きを生み出し、タイル床との連続性で上質な空間を創出。
大きな窓と天井際のスリットが、日差しをやわらかに取り込みます。

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吹抜けの高窓が明るさと開放感を演出

中廊下には吹抜けの高窓を設置したことで、十分な採光と視覚的な開放感を実現しました。

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心落ち着かせる石と緑のアプローチ

建物に寄り添うアプローチは既存を活かしたもの。
緑豊かな奥行きに、歩を進めるごとに心が癒されていきます。

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