法規制を枷にしない、
シンボリックな邸宅。
象徴的な外観と人目を気にしない生活を望まれていたオーナー様。その想いにお応えすべく、街に緑を寄与し、道行く人へも潤いと心地よさを与え、街のシンボルとなる住まいをコンセプトに掲げました。計画地は目立つ角地であり、一種低層地域で高度斜線や日影規制など厳しい法規制がありましたが、あえて角地の特性を活かせる3階建てをご提案。気持ちの良い3階を生活の中心スペースとし、バス通りのファサードは入念に検討。角地の住まいとして、存在感を主張しながらも、緑を積極的に取り入れることで建物の威圧感を緩和し、周囲へのやすらぎを生み出しました。
形部 浩HIROSHI GYOUBU

3階リビングで上階の特権を満喫
リビング・ダイニング・キッチンや浴室など、生活スペースを3階にレイアウト。人通りの少ない北側に2面の開口部を設けているので、人目を気にせず眺望と採光をたっぷりと楽しめます。

街と暮らしを潤す緑のオアシス
中庭の大きな樹木は、ご家族にとっても、道行く人にとっても、癒しのシンボルツリー。四季折々の表情で忙しい日々を潤し、その成長は、オーナー様の楽しみのひとつになっています。

中庭の灯篭が趣のある景を演出
玄関を開けると、まず来客の視線を引きつける、中庭に配した旧家の灯篭。洗練された邸宅感の中に、和の風情がさりげなく薫ります。

造作収納で空間を有効活用
3階の階段踊り場スペースを活かして、造作収納を設計。造り付けのためインテリアとして美しく、耐震性も高いので安心です。