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省エネ設計の換気システム〜自然の力を利用する技術を標準化
 シックハウス対策として建築基準法では適正な換気量が常時確保できる換気システムの設置が義務付けられています。換気システムは常時運転しているため、省エネに配慮した設計が必要です。当社では室内外の温度差を利用した「自然換気」と「機械換気」を組み合わせたハイブリッド換気システムをメーカーと共同開発し、その採用を進めています。

 2004年度には「ハイブリッド換気システムIII」を11,322台出荷しました。これにより一般的な換気システムと比較して年間約788t-CO2のCO2排出量を削減したことになります。「ハイブリッド換気システムIII」は、優れた省エネ性能が評価され、2003年度に省エネルギー大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しています。

「ハイブリッド換気システム|||」システム概念図
「ハイブリッド換気システム|||」システム概念図

定風量制御のしくみ
室内外の温度差の大きい冬季や風の強いときは、自然の換気力をダンパー制御により抑制し、夏季など自然換気量が不足する場合は、ファンの回転数を高めるなど、細かなファン制御により必要な換気量を確保します。
定風量制御のしくみの図

ハイブリッド換気システム出荷台数
ハイブリッド換気システム出荷台数のグラフ
省エネ効果の比較
省エネ効果の比較のグラフ
※ハイブリッド換気システムI・IIも含む    

安全性に配慮した壁紙
 安全性に配慮し、塩素や可塑剤を含まない、水性樹脂や自然素材を原料としたオリジナル壁紙を開発しました。2002年8月より戸建住宅の標準仕様としています。当社が推奨するオリジナルインテリアコーディネートシステム(SHIC)においては、2003年度より採用率100%を維持しています。

 2004年度には、オリジナル壁紙にパピルス草とパルプを主原料とした和紙調壁紙を神戸パピルス研究所と共同開発し、4月より採用を開始しました。パピルス壁紙には、色や繊維のばらつきのあるものも漉きこむことで、自然素材の持つ暖かさとやさしさが引き出されています。またパピルスは成長が速いことや、栽培される土地の水の浄化作用があるため、持続可能な環境素材とされています。今後は採用率の向上に努めていきます。

SHICシステムにおける「健康物語」採用率
オリジナル壁紙の採用率のグラフ

外壁材の仕様見直しによるトルエン削減
 トルエンは厚生労働省のシックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会において、シックハウス症候群の原因物質の恐れがあるため、室内濃度の指針値が公表されている揮発性有機化合物(VOC)のひとつです。当社では内装材については早くからトルエンを含まない、あるいは大幅に削減した接着剤を採用してきましたが、外壁材についても同様に接着剤の無溶剤化に向けて取り組みを進めています。
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