このイベントは終了いたしました。たくさんのご参加、どうもありがとうございました。

今回のフォーラムについて

昨年開催されたCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第1部に続いて、いよいよ12月7日にカナダでCOP15第2部が開催されます。第2部では、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)が採択される見込みです。
この国際会議の開催前週に、積水ハウスは、「都市の生物多様性フォーラム」を開催いたします。世界的に生物多様性保全に注目が集まるタイミングで、積水ハウスの生物多様性保全の取り組みの紹介や、国際自然保護連合日本委員会事務局長からのCOP15開催直前の情報のご紹介など、生物多様性保全推進に役立つ最新情報をお届けします。

積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画を開始し、都市部を中心とした緑化活動で緑のネットワークをつくり、生物多様性保全を推進してきました。2019 年から株式会社シンクネイチャー・琉球大学久保田研究室と共同検証を開始し、2021年には生物多様性保全効果の実効性について、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。
本フォーラムの基調講演では、「ネイチャー・ポジティブ方法論」のこの一年間の拡がりをご報告するとともに、今後の新たな展開をご紹介します。そしてパネルディスカッションでは、各分野の第一人者の方々にご登壇いただき、企業緑地や学校、公園など都市における「生物多様性保全緑地の拡大」が都市にもたらす「価値」について、教育などのテーマを交えてご紹介します。

登壇者のご紹介

基調講演

仲井 嘉浩

積水ハウス株式会社
代表取締役 社長執行役員 兼 CEO

京都大学工学部工学化学工業科卒。1988年積水ハウス入社。2012年経営企画部長。2016年常務執行役員 経営企画・経理財務担当。2016年取締役。2018年代表取締役社長。2021年より現職。

京都大学工学部工学化学工業科卒。1988年積水ハウス入社。2012年経営企画部長。2016年常務執行役員 経営企画・経理財務担当。2016年取締役。2018年代表取締役社長。2021年より現職。

道家 哲平

国際自然保護連合日本委員会
事務局長

2004年千葉大学大学院卒業。国際自然保護連合(IUCN)の会員団体である日本自然保護協会に勤めながら、国際的な自然保護の国際動向を把握し、日本と世界の自然保護をつなげる。特に、生物多様性条約に精通し、コミュニケーションや自然共生エリア(OECM)の専門家としても活動。NGOや企業、自治体向けに講演・執筆・助言など、発信にも力を入れている。
(ビデオ登壇)

2004年千葉大学大学院卒業。国際自然保護連合(IUCN)の会員団体である日本自然保護協会に勤めながら、国際的な自然保護の国際動向を把握し、日本と世界の自然保護をつなげる。特に、生物多様性条約に精通し、コミュニケーションや自然共生エリア(OECM)の専門家としても活動。NGOや企業、自治体向けに講演・執筆・助言など、発信にも力を入れている。
(ビデオ登壇)

ご来賓挨拶

河村 玲央

環境省
大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長

2000年3月、早稲田大学政治経済学部卒業。環境庁(現・環境省)に入庁。主に地球温暖化対策の経済的・金融的措置の検討と実施を担当。直近では生物多様性の主流化も担当。米国大学院留学、OECD 環境総局出向、財務省主計局文部科学5係主査、環境大臣秘書官、生物多様性主流化室長、脱炭素化イノベーション・研究調査室長等を経て本年7月より現職。本年9月より大臣官房 総合政策課 計画官を兼務。

2000年3月、早稲田大学政治経済学部卒業。環境庁(現・環境省)に入庁。主に地球温暖化対策の経済的・金融的措置の検討と実施を担当。直近では生物多様性の主流化も担当。米国大学院留学、OECD 環境総局出向、財務省主計局文部科学5係主査、環境大臣秘書官、生物多様性主流化室長、脱炭素化イノベーション・研究調査室長等を経て本年7月より現職。本年9月より大臣官房 総合政策課 計画官を兼務。

都市の生物多様性 活動報告

菊池 佐智子

公益財団法人都市緑化機構
企画調査部 主任研究員

明治大学大学院農学研究科農学専攻修了(農学(博士))。国土技術政策総合研究所、東北大学、茨城大学、山梨県富士山科学研究所を経て、2016年より、(公益)都市緑化機構勤務。専門は、造園学・緑化工学。外部委員として、埼玉県営公園指定管理者候補者選定委員会委員、都立公園等指定管理者評価委員会委員、千葉市新みどりと水辺の基本計画策定委員を務める。現在は、SEGES(シージェス)事務局として、国内外の緑化事例の収集と民間企業による緑地の保全・創出、その利活用の支援を行っている。

明治大学大学院農学研究科農学専攻修了(農学(博士))。国土技術政策総合研究所、東北大学、茨城大学、山梨県富士山科学研究所を経て、2016年より、(公益)都市緑化機構勤務。専門は、造園学・緑化工学。外部委員として、埼玉県営公園指定管理者候補者選定委員会委員、都立公園等指定管理者評価委員会委員、千葉市新みどりと水辺の基本計画策定委員を務める。現在は、SEGES(シージェス)事務局として、国内外の緑化事例の収集と民間企業による緑地の保全・創出、その利活用の支援を行っている。

久保田 康裕

琉球大学理学部教授
株式会社シンクネイチャー代表取締役

北海道大学農学部卒業、帯広畜産大学大学院修士課程修了、東京都立大学理学部大学院博士課程修了 博士(理学)。専門は生態学。世界中の森林生態系を巡る長期フィールドワークと、ビッグデータやAIを活用したデータサイエンスによって、生物多様性の保全科学を推進する。研究チームでスタートアップ「株式会社シンクネイチャー」を起業し、日本の生物多様性地図化プロジェクト(J-BMP)やネイチャーリスク・アラートをリリース。2030年ネイチャー・ポジティブを実現するためのテクノロジープラットフォームを構築し、生物多様性市場を創出することに挑戦している。

人と自然の共生社会

北海道大学農学部卒業、帯広畜産大学大学院修士課程修了、東京都立大学理学部大学院博士課程修了 博士(理学)。専門は生態学。世界中の森林生態系を巡る長期フィールドワークと、ビッグデータやAIを活用したデータサイエンスによって、生物多様性の保全科学を推進する。研究チームでスタートアップ「株式会社シンクネイチャー」を起業し、日本の生物多様性地図化プロジェクト(J-BMP)やネイチャーリスク・アラートをリリース。2030年ネイチャー・ポジティブを実現するためのテクノロジープラットフォームを構築し、生物多様性市場を創出することに挑戦している。

関連リンク

人と自然の共生社会

パネルディスカッション

曽我 昌史

東京大学大学院農学生命科学研究科
准教授

2010年に東京農工大学農学部を卒業し、2012年に同大学大学院農学府修士課程を修了、2015に北海道大学大学院農学研究院で博士(農学)を取得。学位取得後、日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科助教を経て、2019年11月より現職。専門は保全生態学。現在は主に都市の生物多様性保全や生態系サービスの活用に関する研究に従事。
(ビデオ登壇)

2010年に東京農工大学農学部を卒業し、2012年に同大学大学院農学府修士課程を修了、2015に北海道大学大学院農学研究院で博士(農学)を取得。学位取得後、日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科助教を経て、2019年11月より現職。専門は保全生態学。現在は主に都市の生物多様性保全や生態系サービスの活用に関する研究に従事。
(ビデオ登壇)

今森 光彦

写真家

1954年、滋賀県生まれ。写真家。琵琶湖をのぞむ田園風景の中にアトリエを構え活動する。自然と人との関わりを「里山」という空間概念で追い続ける。一方、熱帯雨林から砂漠まで、地球上の辺境地の取材をつづけている。NHKスペシャル「里山」や「ニッポンの里山」シリーズでは、撮影監督をつとめている。
写真集に『里山物語』(新潮社)、『湖辺』(世界文化社)、『世界昆虫記』(福音館書店)、写真文集に『萌木の国』(世界文化社)、『里山を歩こう』(岩波書店)、写真絵本に『神様の階段』(偕成社)など多くの著書がある。
第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞、第48回毎日出版文化賞、第56回小学館児童出版文化賞、第42回産経児童出版文化賞大賞など数多くの賞を受賞。

1954年、滋賀県生まれ。写真家。琵琶湖をのぞむ田園風景の中にアトリエを構え活動する。自然と人との関わりを「里山」という空間概念で追い続ける。一方、熱帯雨林から砂漠まで、地球上の辺境地の取材をつづけている。NHKスペシャル「里山」や「ニッポンの里山」シリーズでは、撮影監督をつとめている。
写真集に『里山物語』(新潮社)、『湖辺』(世界文化社)、『世界昆虫記』(福音館書店)、写真文集に『萌木の国』(世界文化社)、『里山を歩こう』(岩波書店)、写真絵本に『神様の階段』(偕成社)など多くの著書がある。
第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞、第48回毎日出版文化賞、第56回小学館児童出版文化賞、第42回産経児童出版文化賞大賞など数多くの賞を受賞。

村松 亜希子

千葉大学 非常勤講師
NPO法人生態教育センター 理事
株式会社生態計画研究所 主席研究員

千葉大学園芸学部卒。公益財団法人キープ協会、愛・地球博 里の自然学校 チーフインタープリター等を経て、現在は、環境教育、自然を通じた子育て支援、自然とのふれあい×生物多様性の場づくり等に取り組んでいる。二児の母として八ヶ岳の自然の中で子育て中。公益財団法人東京都公園協会 生物多様性第三者委員会 普及・教育委員、大丸有エリアまち育プロジェクト 企画アドバイザー、資格認定 保育ナチュラリスト養成講座 講師。著書「保育ナチュラリスト入門 子どもと自然をつなぐ観察&あそび」NPO法人芸術と遊び創造協会 監修・発行 他。

千葉大学園芸学部卒。公益財団法人キープ協会、愛・地球博 里の自然学校 チーフインタープリター等を経て、現在は、環境教育、自然を通じた子育て支援、自然とのふれあい×生物多様性の場づくり等に取り組んでいる。二児の母として八ヶ岳の自然の中で子育て中。公益財団法人東京都公園協会 生物多様性第三者委員会 普及・教育委員、大丸有エリアまち育プロジェクト 企画アドバイザー、資格認定 保育ナチュラリスト養成講座 講師。著書「保育ナチュラリスト入門 子どもと自然をつなぐ観察&あそび」NPO法人芸術と遊び創造協会 監修・発行 他。

河口 眞理子

立教大学 特任教授
不二製油グループ本社CEO補佐

一橋大学大学院修士課程修了後大和証券入社。大和証券グループ本社CSR室長、大和総研研究主幹など歴任。2020年4月より現職。企業の立場(CSR)、投資家の立場(ESG投資)、生活者の立場(エシカル消費)の分野サステナビリティ全般に関し20年以上調査研究、提言活動に従事。アナリスト協会検定会員、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン理事、日本サステナブル投資フォーラム理事。エシカル推進協議会理事、WWFジャパン理事。環境省中央環境審議会臨時委員。著書「ソーシャルファイナンスの教科書」生産性出版、「SDGsで『変わる経済』と『新たな暮らし』」生産性出版 他。

一橋大学大学院修士課程修了後大和証券入社。大和証券グループ本社CSR室長、大和総研研究主幹など歴任。2020年4月より現職。企業の立場(CSR)、投資家の立場(ESG投資)、生活者の立場(エシカル消費)の分野サステナビリティ全般に関し20年以上調査研究、提言活動に従事。アナリスト協会検定会員、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン理事、日本サステナブル投資フォーラム理事。エシカル推進協議会理事、WWFジャパン理事。環境省中央環境審議会臨時委員。著書「ソーシャルファイナンスの教科書」生産性出版、「SDGsで『変わる経済』と『新たな暮らし』」生産性出版 他。

八木 隆史

積水ハウス株式会社
ESG経営推進本部 環境推進部 スペシャリスト

1996年積水ハウス株式会社入社。事業所にて建物設計、エクステリア設計を担当し、2016年に環境推進部へ異動。積水ハウスが2001年から取り組む、生態系を配慮した造園緑化プロジェクトである「5本の樹」計画を推進。日本の豊かな自然を育んできた「里山」を手本とし、“3本は鳥のために、2本は蝶のために。地域に合わせた日本の在来樹種を”をスローガンとするこの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた貢献が評価され、グッドデザイン賞、地球環境大賞を受賞。そのほか、持続可能な木材調達「フェアウッド調達」など環境関連事業に携わる。一級造園施工管理技士、樹木医。

1996年積水ハウス株式会社入社。事業所にて建物設計、エクステリア設計を担当し、2016年に環境推進部へ異動。積水ハウスが2001年から取り組む、生態系を配慮した造園緑化プロジェクトである「5本の樹」計画を推進。日本の豊かな自然を育んできた「里山」を手本とし、“3本は鳥のために、2本は蝶のために。地域に合わせた日本の在来樹種を”をスローガンとするこの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた貢献が評価され、グッドデザイン賞、地球環境大賞を受賞。そのほか、持続可能な木材調達「フェアウッド調達」など環境関連事業に携わる。一級造園施工管理技士、樹木医。

司会

木佐 彩子

1971年生まれ 東京都出身
アメリカ・LAにて小学生・中学生時代(小学校2年~中学校2年まで)を過ごす。青山学院大学卒業。’94、フジTVに入社、「プロ野球ニュース」「FNNスーパーニュース」「めざましテレビ」等多数の番組を担当。2000年、当時 ヤクルトスワローズ所属 石井 一久氏と結婚。翌年末、男子を出産。出産を期にフジテレビを退社。2002年~’06まで、夫のメジャーリーグ移籍に伴い再び渡米。’06年に帰国し本格的にフリーアナウンサーとして復帰現在に至る。

1971年生まれ 東京都出身
アメリカ・LAにて小学生・中学生時代(小学校2年~中学校2年まで)を過ごす。青山学院大学卒業。’94、フジTVに入社、「プロ野球ニュース」「FNNスーパーニュース」「めざましテレビ」等多数の番組を担当。2000年、当時 ヤクルトスワローズ所属 石井 一久氏と結婚。翌年末、男子を出産。出産を期にフジテレビを退社。2002年~’06まで、夫のメジャーリーグ移籍に伴い再び渡米。’06年に帰国し本格的にフリーアナウンサーとして復帰現在に至る。

アーカイブ視聴

※感染症対策への対応に関して
今後の新型コロナウィルス感染症の感染状況によっては、政府や自治体の方針にあわせて、イベントの開催を延期、中止または開催内容を変更させていただく場合がございます。