帰りたくなる、わが家。
ラグジュアリーホテルのような車寄せは、わが家に帰ってきた歓びを最初に感じる空間です。 (GM 福岡 THE BAY ※/福岡県)
仕事やお出掛けからの帰り道。
マンションの姿を目にした時に、
アプローチを歩く時に、
ほっと安心するだけでなく、
どこか満たされた気持ちになる。
ただ帰るだけではなく、帰りたくなるわが家。
そんな住まいづくりについて、
共用空間の動線や演出を軸に考察しました。
talking member
市間 聡(左端)
福岡マンション事業部 分譲課 宅地建物取引士
松本 健吾(左から2番目)
福岡マンション事業部 分譲課 宅地建物取引士
江口 桃加 (右から2番目)
福岡マンション事業部 設計課
熊谷 秀和(右端)
福岡マンション事業部 設計課 一級建築士
Hidekazu Kumagae
アプローチをあえてクランクさせたり、
アートや水盤をもうけるなど、
「受け」をしつらえることで
わが家らしさを演出しています。
―自宅にたどり着くまでの動線で、わが家を感じていただけるような仕掛けや新たに取り組まれていることはありますか。
熊谷 設計の際に心がけているのが、「受け」をつくるということです。たとえば、GM
品川シーサイドの杜では、ゲートからエントランスまで最短距離の直線的なアプローチにするのではなく、あえてクランクさせることで、ゆっくりと歩きながらわが家に帰ってきた歓びを味わっていただけるようなアプローチにしています。また、感性豊かなアートを飾ったり、水盤で潤いのある景色を生み出したりと、随所でわが家らしさの演出に取り組んでいます。
市間 GM
大濠LUSSOでは、目の前に広がる公園の木々からイメージしたタイルや素材をエントランスにあしらっています。さらに、「自然との対話」をテーマとした数々のアートを配置することで、外から内へと誘われる豊かな空間を描き出しています。
江口 暮らしや心に豊かさをもたらす、ということで私が推したいのは、GM 福岡THE
BAYの動線です。ホテルライクな車寄せからエントランスに入ると真正面に2階のラウンジにつながるシンボリックな階段があり、その階段を上がると目の前に海の眺めが広がる、という仕掛けです。その階段の形がとても優美で、空間のラグジュアリー感が一気に高まります。
松本 ラウンジの外にあるウォーターテラスには水盤を設け、その水面と海と空がシームレスにつながって見える、他にはないしつらえになっています。
熊谷 GM 福岡THE
BAYは海辺という得難い立地なので、ここでしか見ることのできない眺望にこだわって設計しました。ご自宅に帰る前にその眺めを見てオンからオフに気持ちを切り替えて、わが家に帰ってきた安堵感や、ここがわが家であることの満足感を得ていただければ、と思っています。
江口 最近では、視覚だけでなく、聴覚や嗅覚でも「わが家に帰ってきた」と感じていただけるような新たな取り組みも始まっています。
松本 そうですね。GM専用の音楽チャンネルをつくってBGMを流したり、良い香りを漂わせたりと、そのマンションのイメージやお住まいの方のライフスタイルに合わせた演出を行なっています。
優美な階段を上がり、2階のメインラウンジからウォーターテラスへ。水盤と海と空がシームレスにつながる、唯一無二の眺望が広がります。 (GM 福岡 THE BAY ※/福岡県)
Momoka Eguchi
音や香りで「わが家に帰ってきた」と
感じていただけるような
新たな取り組みも始まっています。
天候に左右されない快適な動線の駐車場。光の演出にもこだわり、愛車をディスプレイするような空間に仕上げました。(GM 福岡 THE BAY ※/福岡県)
―車で帰って来られる方への工夫や仕掛けについてはいかがでしょうか。
江口 車のある暮らしを重視する人が多い福岡では、駐車場計画が大切になります。
熊谷 たとえば駐車場は基本的に物件の特性や周辺環境に合わせて計画を立てるため、屋内・屋外、平面型・機械型、その併用など、さまざまなパターンがあります。最近は車のサイズが大型化しているので、そうした傾向にも対応する形で設計を行なっています。
江口 ふだん使う頻度の多い駐車場からのエントランスも、メインエントランス同様にこだわりたいと思います。プライバシーへの配慮やディテールなどは妥協したくないですね。
松本 また、安全性をしっかり確保した上で、駐車場から住戸へのスムーズなアクセスなど、利便性を追求することも大切なポイントです。
熊谷 比較的戸数の少ないマンションの場合は、駐車場からエレベーターに乗るとわが家の玄関前のポーチにダイレクトに到着する、という動線にするケースも増えています。エレベーターにはその住戸の方しか乗らない仕組みにするので、セキュリティ面でも安心です。
市間 わが家を感じる仕掛けとしては、運転する方の視線の流れを意識した眺めの演出であったり、愛車をディスプレイするようなイメージで駐車スペースを演出したりと、より豊かなカーライフをお届けする工夫を盛り込んでいます。
Satoshi Ichima
「自然との対話」をテーマとした
複数のアートが、外から内へと誘われる
豊かな空間を描き出しています。
―では、車寄せについてはいかがでしょうか。
熊谷 設計の際にとくに重視しているのは、ご自身やご家族が運転される場合はもちろん、送迎の車やタクシーのご利用もライフシーンとして想定した空間づくりをすることです。
市間 GM 福岡 The Central LuxeやGM 福岡 THE
BAYでは駐車場や車寄せをピロティ(壁のない柱だけで構成された開放的な空間)にすることで、上質な空間に仕上げています。
松本 車で訪れるお客様にも豊かな印象を感じていただくことができますし、天候に左右されることがない快適さは、暮らしの質の向上につながる重要なポイントです。
江口 私は車寄せの庇のデザインにも注目しています。GM The ガーデンタワーやGM
目白坂テラスのように、大胆な大きさや特徴的なフォルムで個性を打ち出すことで、どこにもないわが家らしい眺めとなり、「ああ、帰ってきたな」という実感を得ることができる。そんな効果があると思います。
Kengo Matsumoto
暮らしの中で共用空間の魅力を実感され
「このマンションを選んで良かった」と
言ってくださると、本当にうれしいですね。
豊かな緑と柔らかな陽射しが心地よいラウンジはもうひとつのリビングのよう。(GM 大濠 LUSSO/福岡県)
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1. スタイリッシュな光の演出が魅力のラウンジ。帰ってきた安堵感と高揚感が交差します。(GM 大須 ザ・タワー/愛知県)
2. 35階のスカイテラスから眺める夕景は圧巻。1日の終わりに充足感で満たされます。(GM 新梅田タワー THE CLUB RESIDENCE/大阪府)
3. 水景の美しい大濠公園ビューを体感できるよう、中層階にラウンジとテラスを設けました。(GM 大濠公園 THE TOWER/福岡県)
―帰る歓びを味わっていただく共用空間として、ラウンジが果たす役割についてはどのように考えておられますか。
江口 自宅だけでなく共用空間もわが家と感じていただけることが、マンションの大きな魅力です。なかでもラウンジは共用空間の中心的な存在なので、もう一つのリビングのようにくつろいでいただける空間づくり、さらに暮らしの満足度が自ずと高まるような空間づくりを目指しています。
熊谷 どの事業部においても、その立地ならではの眺望を生かすようにしていると思います。たとえば、GM 新梅田タワー THE CLUB
RESIDENCEでは、51階建てのタワーマンションの35階をセットバックさせています。そうすることで、高層階でありながら外部へ出ることができ、緑と空と一体になれるスカイテラスを設けました。
市間 GM 大濠公園 THE
TOWERは目の前に水景の美しい大濠公園があるのですが、下層階の住戸からは見えにくいため、皆様に大濠公園ビューを体感していただけるよう、福岡マンション事業部としては初めて中層階の14階にラウンジとテラスをつくりました。私たちが全く想定していなかった眺めを発見される方もおられて、「子どもと一緒にラウンジから初日の出を拝みました」と写真を見せてくださった時は驚きました。
松本 このマンションならではの暮らしをご家族で楽しまれている様子がわかって、うれしかったですね。共用空間の魅力は、モデルルームや図面だけでは十分にお伝えすることが難しいのですが、その方のように、半年、1年と暮らす中で魅力を実感される方が多く、「このマンションを選んで良かったと思いました」と言ってくださることがよくあります。やはり、私たちにとってはその言葉が何よりありがたいです。
江口 一方、ラウンジはお越しいただいたお客様との時間を楽しむ空間でもあるので、コーヒーを飲みながらくつろいでいただけるような、おもてなしの空間づくりにも注力しています。
市間 GM 福岡THE
BAYのラウンジ横には、インテリアと調和させたビリヤード台を置く予定です。単なる遊具としてではなく、その場に“格〟と“人との余白〟を持たせることで、空間を「誰かと過ごす場所」に変える、そんな役割をイメージしています。
熊谷 そうしたこだわりの積み重ねから生まれる豊かさを日々の中で感じていただき、「これこそが、わが家」と捉えていただけると、ありがたいなと思います。
江口 お住まいの方に「いいわが家だな」と思っていただいたり、お客様に「いい時間を過ごしたな」と思っていただけるようなアイデアを形にしていけるよう、これからも努めます。
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1. プレイルームに家具のようなビリヤード台を置いて、さりげなくラグジュアリー感を演出。大人のゆとりを感じさせる空間です。(GM 福岡 THE BAY ※/福岡県)
2. レストルームのしつらえもラグジュアリーに。おもてなしの心を大切にしています。(GM 福岡 The Central Luxe/福岡県)