2003年度は、念願であった全戸建住宅における「次世代省エネルギー仕様」の標準化を実現できました。住宅は居住段階の環境負荷が7割と高いため、冷暖房費削減はCO2削減効果が大きく、今後は、普及期を迎えた太陽光発電の拡大に加え、高効率機器の導入可能性についても検討を進めます。 　また、住宅を長寿命なものにするには、徹底した「安心」の追求が大切だと位置づけ、空気環境について全戸建の品確法最高レベル性能の標準化、地震の揺れによる恐怖から解放するための免震住宅も実現できたので、さらに「安心」の質を高めて参ります。 　2004年1月からは、いよいよ施工についても新築現場ゼロエミッションのチャレンジを開始しました。2005年度中の達成に向け、全社一丸となって取り組んでいきます。 環境担当 取締役・専務執行役員 森本 彰 エネルギー 資源 化学物質 その他 自己評価の基準について ◎…最終目標を前倒しで達成　○…当期（数値）目標を達成 △…達成できなかったが目標に近づいた　×…目標に向けた改善ができなかった 部会 2003年度目標と実績 評価 技術部会 戸建住宅における 次世代断熱仕様採用率100% 太陽光発電システム出荷容量 ガスコージェネレーション システムの採用率 目標：5%　実績：2.2% 高効率給湯器の普及率 目標：30%　実績：5.3% 生産部会 出荷面積あたりの生産に伴う CO2排出量を2005年度までに 1997年度比8%削減 出荷面積あたりの輸送に伴うCO2排出量を 2005年度までに1997年度比8%削減 施工部会 部材出荷時の輸送効率向上 増トン車の導入拡大 新築施工時廃棄物回収の効率化 行動部会 事業所・展示場から太陽光発電システムなど 自然エネルギー利用の情報発信 部会 2004年度目標 技術部会 グランドメゾンにおける次世代省エネルギー仕様の普及率30% 太陽光発電システム出荷容量1,200kW ガスコ−ジェネレーションシステムの採用率5% 高効率給湯器の普及率30% 既築住宅に対する断熱性能向上のための技術開発 （断熱リフォーム工法の開発・標準化） 生産部会 2005年度までに生産によるCO2排出量を1997年度比8%削減（CO2/m2） 輸送によるCO2排出量を1997年度比25%削減を維持（CO2/m2） 施工部会 新築施工時廃棄物回収のシステム化 行動部会 引き続き「環境共生住宅」認定制度活用の推進 エネルギー 資源 化学物質 その他