京都みなみやましろ

100年続く茶農家が紡ぐ、南山城村のお茶の物語。

京都府唯一の村・南山城村で100年以上続く「中窪製茶園」5代目・中窪良太朗さん。宇治茶の栽培から製茶まで一貫して手がける茶農家として、京都らしい緑茶づくりに加え、和紅茶の可能性にも挑戦しています。道の駅の誕生をきっかけに広がった新たな出会いや、お茶づくりへの誇り、そして南山城村の豊かな自然とともに歩む未来への想いを伺います。

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今回ご紹介するのは、奈良県、滋賀県、三重県に隣接する京都府唯一の村、南山城村。人口約2,300人のこの村は、茶葉の栽培に適した気候と土壌に恵まれ、宇治茶の主産地として知られています。京都府内で生産される宇治茶の原料茶葉の約2割を担う、お茶づくりが暮らしの中心にある地域です。

そんなお茶どころで100年以上にわたり茶業を営む中窪製茶園の5代目が、中窪良太朗さん。母校でもあり、廃校となった旧田山小学校の教室を活用した茶工場で、「南山城紅茶」の製造に取り組んでいます。
先代が始めた和紅茶づくりを受け継ぎ、今では製茶園の主力商品へと育て上げた中窪さん。道の駅の誕生によって生まれた地域の新たな循環や、同世代のお茶農家とのつながり、お茶づくりの楽しさ、そしてお茶とともにある南山城村の暮らしについて伺いました。

中窪製茶園

昼夜の寒暖差が大きく、深い霧に包まれる南山城村で100年以上宇治茶を生産。代々と受け継がれてきた茶畑を大切にしながら伝統的な緑茶作りと和紅茶「南山城紅茶」を作っています。

Googleマップ

■スポットへのアクセス
・JR関西本線「月ヶ瀬口」駅:車で約10分
・京都駅:車で約1時間20分

GUEST 中窪 良太朗
MC 中本 陽子

奈良県、滋賀県、三重県に隣接する京都府唯一の村、南山城村。宇治茶の原料茶葉の約2割を生産するこの村には、山の斜面に鮮やかな緑の茶畑が広がります。
そんな南山城村にある、2003年に廃校となった旧田山小学校。教室はカフェや木工房、アートギャラリーなどに活用され、その一角に中窪製茶園の和紅茶工場があります。


木造平屋の校舎には、黒板や机、椅子が今も残され、どこか懐かしい空気が流れています。その教室で、中窪さんは最小限の設備と昔ながらの製法を大切にしながら、丁寧に和紅茶づくりに取り組んでいます。
べにふうき、やぶきた、おくみどり、実生在来など、品種ごとに異なる個性を活かして作られる和紅茶。単一農家の単一品種(シングルオリジン)で仕上げるその味わいには、南山城村の気候風土や作り手の想いが映し出されています。
食事のお供に、食後のひとときに、お茶菓子とともに。香りや味わいの違いを楽しみながら、自分好みの一杯を見つけられるのも、お茶どころならではの楽しみです。

一年を通して緑豊かな茶畑が広がる南山城村。お茶の香りに包まれながら、この土地ならではのゆったりとした時間と、お茶のある暮らしに触れてみませんか。


MC:中本

「まだ和紅茶を飲んだことがない人に届けたい。だからこそ、最初に飲む一杯は品質にこだわった美味しいものでありたい」。そんな想いで、お客様の声を聞きながら茶葉の特徴を最大限に活かしたお茶づくりに向き合う中窪さん。その楽しそうにお茶づくりを語る姿がとても印象的でした。
私自身、南山城村を訪れるようになって改めて日本茶の美味しさに気づき、茶葉からお茶を淹れることが日常になりました。そのひと手間が加わったことで、暮らしが少し豊かになったように感じています。
和紅茶は道の駅でも購入できますが、おすすめは旧田山小学校にある「cafe ねこぱん」。ベーグルランチとともに中窪さんの和紅茶を味わうことができます。どこか懐かしい校舎の空気に包まれながら、ほっとひと息つく時間を過ごしに、ぜひ南山城村を訪れてみてください。


次の出会いは
偶然に委ねて

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