今回ご紹介するのは、日本海から山間地域まで、海・山・里の豊かな自然に恵まれた但馬エリアにある香美町。なかでも、日本海に面した香住は、冬は松葉がに、夏はマリンスポーツと、四季を通じて多彩な魅力を楽しめる場所です。
そんな香住にある「香住鶴」は、2025年に創業300年を迎えた老舗の酒蔵。松葉ガニや但馬牛をはじめとする地元の豊かな食文化に向き合い、料理に寄り添う酒を追求し続けてきた酒蔵です。
今回お話を伺ったのは、10代目当主の福本和弘さん。酒造りの奥深い面白さと新たな挑戦、そして但馬の食の魅力について語っていただきました。
2025年に創業300年を迎えた、兵庫県北部にある老舗酒蔵「香住鶴」。昔ながらの製法を大切に守りながら、時代に寄り添い、美味しさを磨き続けてきました。そのこだわりが地域に根付き、長年にわたって地元の人々に親しまれています。
Googleマップ
■スポットへのアクセス
・香住駅:車で約10分
・但馬空港:車で約50分
・豊岡駅:車で約50分
兵庫県北部、日本海に面した香美町・香住。山陰地方ならではの豊かな自然に抱かれたこの地は、海と山の恵みが交わる場所です。
兵庫県最高峰・氷ノ山から湧き出し、矢田川を経て日本海へと注ぐ清らかな水、そして兵庫県産の米。そうした土地の恵みを活かし、伝統的な製法「生酛・山廃造り」によって、地元の食に寄り添う酒を代々追求してきたのが、1725年創業の酒蔵「香住鶴」です。
10代目当主の福本和弘さんは、日本酒はさまざまな味の要素が複雑に重なり合い、わずかな違いの積み重ねによって表情が変わっていくところに面白さがあると語ります。将来は但馬の米だけを使い、この土地ならではの素材を活かした酒を造りたいと、日々研鑽を重ねています。
香住鶴の一杯とともに、日本を代表する但馬の食の豊かな味わいを堪能しに、ぜひ香住を訪れてみてください。

「自分たちは保守的ですよ」と語る福本さん。実際にお話を伺うと、守るべきものを大切にしながら、但馬の食や酒造りに丁寧に向き合い、挑戦を続けている姿がとても印象的でした。
取材後、プライベートで旅行をしたときにお薦めのカニ刺しとともに香住鶴のお酒をいただきました。お話を伺った後だからこそ、酒造りへのこだわりがより深く感じられ、その味わいは一層豊かに感じられました。