深軒の家
老朽化に伴い、総檜造りだった旧邸を建て替え。ご希望されたのは、在宅ワークが快適になる、ナチュラルな木の家です。軒下空間を介して、広い庭全体が望める気持ちよさ。庭には多彩な野鳥が訪れ、白鷺までも羽を休めていくという。リビングと続き間の仕事場となる書斎や和室は、木組みの格子戸でゆるやかに仕切り、より風情豊かに。ほっと仕事の手を止め、都市の庭とつながる贅沢がここにあります。

周辺からの視線を遮る植栽スペース

内外をゆるやかに繋ぐ深い軒下空間

室内をやわらかく繋ぐ格子戸

さまざまな用途で使える畳コーナー

家族の居どころが感じられるLDK

周辺からの視線に配慮した外構計画
DESIGNER

一級建築士
大野 仁
Masashi Ohno
たとえば、家の窓から見える緑や空の心安らぐ風景も、周辺環境を丁寧に読み取ったからこそ獲得できるものです。家の建つところから、道路側、隣地側はどのように見えるか?道路と敷地の高低差は?交通量は?電柱・電線は?お隣の家はどんな形?大きさは?窓の付き方は?さらにその先の風景は?敷地の条件整理と分析をしっかり行うことで、必然性のある家のカタチを見つけるように心がけています。


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