CONCEPT
正方形の小さな家
7m×7mの正方形のちいさな木の家。アルプスの山々を眺め木の家具に囲まれて薪ストーブの火を楽しむ暮らし。テレビは置かず照明は必要最小限に。量から質へ、㎡から㎥へ小さな家で丁寧に暮らす。豊かさの再考。










PLAN
正方形平面&総2階 の最もシンプルな形
薪ストーブを中心としたワンルームの構成。大きな窓のある明るく開放的なダイニング。壁に囲まれたこもり感のあるダイニング。この2つの空間は方位、窓の大きさ、床高、天井高を変え対比させる事で季節や時間、人数により使い分けが可能に。リビングは子供部屋であり客間であったりする。対角配置により視野の最長距離を確保する事で拡がりを感じられます。
DESIGN
山と木と火と共に。
山の話…隣家の背中を見て暮らすより山々を見て暮らしたい。今日の天気や季節を感じたい。木の話…プラスチックやプリントでない本物の木を使いたい。やさしい肌ざわり、調湿効果や断熱効果も期待して。火の話…薪がはぜる音や刻一刻姿を変える炎。火のある暮らしを始めると世界が変わるらしい。五感が研ぎ澄まされ、何気ない時間が豊に思えるだけでなく手間ひまがかかる火にまつわる作業から、暮らしのあり方を見つめ直せる。
長野県 H邸
- 敷地面積/384.00㎡
- 延床面積/96.12㎡
PROFESSIONAL STAFF

デザイナー
濱田 浩幸

デザイナー
濱田 浩幸