邸宅実例紹介 - Design Collection

Dual Courtyard Residence

Concept

「二つの中庭が、暮らしをやさしく包み込む」

敷地全体を余すことなく活かしたい——
そんな施主様の想いに応えるかたちで、私は二つの中庭をこの住まいに描きました。

ひとつは、空と街路樹を借景とする主庭。
外の喧騒をそっと遠ざけ、車道や歩道の音を忘れさせてくれる静けさの中で、
光と風がやわらかく舞い、日々の暮らしに穏やかなリズムをもたらします。

もうひとつは、北側に設けた静かな庭。
隣地からの視線をやさしく遮り、家族の時間をそっと包み込むように、
この住まいに深い安心感と落ち着きを与えています。

二つの庭は、ただの空白ではなく、
風の通り道となり、視線の抜けを生み、
光と影の移ろいを映し出す、豊かな「間(ま)」として機能します。

それぞれの庭が、異なる表情で暮らしに寄り添い、
四季の変化や時間の流れを、静かに、しかし確かに伝えてくれるのです。

太田 洋介

Chief Architect

- 札幌支店 チーフアーキテクト

太田 洋介

Yosuke Ota

敷地を読み解き、街並みに調和する住まいを目指して——

私は、建築とは単なる「建物をつくること」ではなく、「人の暮らしをかたちにすること」だと考えています。土地が持つ歴史や風土、周囲の景観との対話を大切にしながら、お客様一人ひとりの思いや将来のビジョンに寄り添い、その場所にしかない、唯一無二の住まいを提案していきます。


私のモットーは「目を養い、手を練れ」。

日々の暮らしの中で美しいものに触れ、感性を磨くこと。そして、丁寧に手を動かし、技術を高めること。この二つを大切にしながら、建築という創造の営みに真摯に向き合っています。


建築は、時間とともに育まれ、街の風景となり、人の記憶に残るもの。だからこそ、私は一つひとつのプロジェクトに対して、誠実に、情熱を持って取り組みます。

「この家にしてよかった」と心から思っていただけるような、そんな住まいを一緒につくっていきたいと願っています。

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