GRANDE MAISON 大濠 LUSSOイメージ

GRANDE MAISON 大濠 LUSSO

Story.04

福岡に名だたる地、大濠公園の最前列に。

時を超えて受け継がれてきた水と緑が織りなす大濠公園。それは、福岡という都市における潤いの象徴です。四季の自然に彩られた水辺には古くから人が暮らし、豊かさの本質を尊ぶ生活文化が静かに育まれてきました。
中でも、公園の西から南にかけて広がる大濠アドレスは、県下に名だたる邸宅地として知られる地。私たちは、1991年に大濠初のグランドメゾンを供給して以来、複数のプロジェクトを通じてその美と質に磨きをかけてきました。
「グランドメゾン大濠LUSSO」が佇むその場所は、ブランドにとって特別な場所である大濠アドレスにして、大濠公園を望む最前列の一角。私たちは、この場所にふさわしいレジデンスのあり方をあらためて問い直し、この地とともに積み重ねてきた思想をかたちにしようと考えました。

印象的なフレームの中に、
凛とした表情と
軽やかなリズムを宿す建築。

大濠公園と道路を隔てて向かい合う東側の立面。それが、この建物のメインファサードです。デザインにおいては、ひな壇状の輪郭を際立たせる重厚な躯体フレームの中に、住まいと公園を結ぶ窓が煌めく端正な建築美を追求しました。

建物の印象を支えるのは、高さ3mのサッシが連続する大きなガラス面。上下階の間に延びる水平ラインの幅を狭めたことで、空や樹木がより美しく映り込みます。垂直方向には、アースカラーの石器質タイルを纏う力強いマリオンをデザイン。さらに全体が単調な立面にならないよう、彫りの深い印象に仕立てたことで、ファサードに豊かな陰影が生まれました。軽やかに開きながらも、大地に根を下ろすように。それこそが、大濠の新しいグランドメゾンに求めた立ち姿です。

空を切り取る雁行の美。
大濠公園の風景に導かれた“かたち”。

メインファサードを正面に左へ回り込むと、建物は本来の姿かたちと豊かな奥行きを明らかにします。こちらの立面は、住宅街のスケールに合わせて分節されるとともに大きく雁行しているのです。
この形状は、単に外観上の演出として生まれたものではありません。出発点にあったのは、より多くの住まいに大濠公園の眺望を届けたいという想いです。この敷地は形状の関係から、公園の前面にすべての住戸を配置することはできません。そこで検討されたのが、建物のボリュームを雁行させて開口面を増やすことで、最前列ではない住戸にまで大濠公園の風景を取り込むことでした。

この雁行形状は、2017年に竣工した「グランドメゾンザ・大濠」より受け継がれてきた、大濠におけるグランドメゾンの作法です。大濠の住まいにおいて、公園の眺望は重要なテーマの一つ。本来、雁行した建物は、単純な形に比べて手間もコストもかかりますが、この複雑なフォルムこそ、大濠を愛する人々に対するグランドメゾンの答えといえるでしょう。

メインファサードの左奥に配置された住まいは、このような思想に基づいて大濠公園とつながりました。さらに、この住まいの窓先に見えてくる隣戸の外壁には、奥行きのあるスリット状の窓を採用。それぞれの住まいのプライバシーに配慮しながら、ファサードに美しい陰影とリズムを生み出しました。

奥行きと余白に誘われる、
安息のシークエンス。

公園を望む私邸へ至る共用部のシークエンス。それは、緑と木漏れ日のアプローチからはじまります。街から住まいへと徐々に心のモードを切り替えていく緩やかな境界。その奥を右に折れた先にあるエントランスは、あえて風除室を設けないことで、ガラス扉の向こうに広がるラウンジに贅沢なゆとりを与えています。

ラウンジのコンセプトは、10邸のためのもう一つのリビング。専有部のインテリアカラーを散りばめることで、すべてのオーナーが自分のための居場所と思える空間を実現しています。窓辺には、光をやわらかく受け止め、空間に心地よい揺らぎを与えるシアーカーテンを。共用部であることを忘れさせる設えが、自邸のような寛ぎを演出します。

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その先には、洗練された空気の中に漂う静けさが、プライベートな気分をもう一段深めるエレベーターホールがつづきます。さりげなくも上質な素材と設え、陰影のニュアンスを際立たせる照明計画。さらに、床と天井の目地を鏡写しにするなど、空間を構成する細部の線を丁寧に整えていくことで、建築としての質の高さを無意識に感じられるデザインを追求しました。
私邸へ帰る体験を美しく演出するデザインは、車とともにある日常に寄り添う屋内駐車場にも貫かれています。静謐な空間を彩るのは、車を美しく見せることにこだわった光の演出。さらに、細部に至る素材と意匠にまで心を配ることで、無機質になりがちな駐車場に美しい空間性を与えています。

オーダーメイドの積層。
唯一無二が織りなす10邸のプレミアム。

より多くの住まいに大濠公園の眺望を届ける設計思想。その根底にあったのが、「10邸のオーダーメイド住宅の積層」というコンセプトです。10戸に対して10タイプの住戸を用意し、それぞれに異なる間取りと居心地、そして異なる眺望をデザインする。つまり、ひとつの型を反復するのではなく、一邸一邸を丁寧につくり込み、その集積によって一棟の建築をかたちづくる。私たちが目指したのは、集合住宅でありながら、どこかオーダーメイドの感覚を備えたレジデンスです。

オーダーメイドの感覚、つまり、住まう方だけに用意された個人邸の感覚は、全邸に設けられたプライベートポーチにも表れています。共用部でありながら専有部の延長のように機能し、エレベーターを降りた瞬間から自らの領域であることを感じられる空間。住戸の前に用意された私的な余白も、このレジデンスに特別な価値を添えるデザインの一つです。

大濠公園とつながる優雅な日常。

そして、私邸の内部には、それぞれの住戸のためだけに用意された大濠公園の風景が広がります。木々の緑と空を切り取る低層階からの眺め。あるいは、公園に集う人々や池の水面を俯瞰する上層階からの眺め。スリムなフレームで構成されたハイサッシが、階高や視点によって変化する大濠公園の多彩な表情を切り取ります。

大濠公園の最前列に住むこと。それは、このかけがえのない自然の中に深呼吸するかのような時間を手にするということ。その豊かさを最大化するためのデザインを極め、「グランドメゾン大濠LUSSO」は今も静かに時を刻んでいます。

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