事務所屋上で養蜂に挑戦!
「5本の樹」計画の理念をベースにした
環境と地域をつなぐ新たな取り組み

活動内容~ミツバチ建設プロジェクト~

 みなさん、ミツバチの存在が我々の食料の土台になっていることをご存知ですか? 実は、人間が食料とする上位100種の主要作物のうち、6割がミツバチの助けを借りて受粉していると言われており、ミツバチの代わりに全てを人工受粉でまかなうことはできない為、ミツバチの減少が人間の食料の減少にも繋がります。
 積水ハウス建設中部主体でおこなっているミツバチ建設プロジェクトは、都市で養蜂を行うことでミツバチの生息できる環境を作るとともに、食物を含めた他の生態系・生物多様性の回復に寄与することを目的に、「環境教育」「緑化促進」「地域振興」をテーマとして掲げ活動しています。具体的には、自社の屋上をミツバチの好む草木で緑化した上で巣箱を設置しミツバチの飼育をしており、毎週1回の内検を通して巣箱の管理をして、採蜜も行っています。また、生物多様性や環境のことを地域の子どもたちに知ってもらう場として、イベントも開催しています。

自分たちが働いている地域の蜜源から採れたハチミツは、本当に花の香りも強く甘くて美味しいため、食べた方からも「感動するほど美味しい!」ととても評判です。また、ハチミツを通して養蜂活動やミツバチの生態、生物多様性や環境保護、ひいては「5本の樹」計画の意義も知ってもらうきっかけにもなっています。

ミツバチ建設プロジェクトのイベント 画像 1
ミツバチ建設プロジェクトのイベント 画像 2

活動を始めたきっかけは?

 2023年度積水ハウス マッチングプログラムで助成したプロジェクト(銀座ミツバチプロジェクトさんと名古屋のマルハチプロジェクトさん主催)のイベントがあり、子ども向けの夏休み自由研究をテーマにしたイベントに参加したことがきっかけです。
その際にミツバチが生態系に与える影響や屋上で取れたハチミツのおいしさなど、色々なことに感銘を受けました。「5本の樹」計画のような素晴らしい取り組みをしている企業の一員として、自分のいる会社の屋上でも養蜂に関わることの必然性を感じ、挑戦することにしました。

銀座ミツバチプロジェクトとは

「銀座の活性化」と「都市と環境は共生するのが次世代の街のあり方」という2つの理念を持って活動している団体です。
「ミツバチや生きものと共生する街は、人にとっても豊かな環境である。また、都市の生活は各地域とのつながりがあってこそ継続でき、豊かになる」という考えの下、多くの方が参加できる環境を整え、地域を巻き込み、活性化しながらプロジェクトを進めています。「楽しそうなことが、実は環境にも地域にも良いことだったりする」と、楽しみながら活動することを大切にされています。
銀座ミツバチプロジェクト

マッチングプログラムとは

“「わが家」を世界一幸せな場所にする”、をグローバルビジョンに掲げる積水ハウスグループでは、地域社会の「幸せ」を実現するため、従業員と会社の共同寄付制度「積水ハウス マッチングプログラム」を実施しています。
地域社会の課題解決を担う非営利団体などの活動を応援する目的で、積水ハウスグループの従業員から寄付金を募り積水ハウス株式会社から同額を拠出し、様々な団体に対し助成という形で寄付をする制度です。
2025年度までに約5.5億円を延べ696団体へ支援しています。
積水ハウスマッチングプログラム(従業員と会社の共同寄付制度)

活動の成果とSHIPアイデアの実現について

 単に親和性のあるNPO法人を間接的に応援するだけでなく、私たち自身の手で活動を作り上げることで、より強く想いが伝わり、その活動自体の価値を高められると考えています。
屋上で採れたハチミツは自信をもって提供できる高品質なものであり、このハチミツを通じて取引先やお客さまに私たちの活動を知っていただくきっかけとなっています。
活動を知った方からご連絡をいただき、支店ではオーナー様や継続顧客向けのイベントを実施したり、展示場でのランクアップ特典としてノベルティに活用いただくなど、広がりを見せています。
課題はまだ多くありますが、長くこの活動を続けること自体が新たな価値になると信じています。今後も活動の継続を目標に取り組んでいきます。

実際に展示場で活用されているハチミツ
実際に展示場で活用されているハチミツです

SHIPとは

優れた発想やアイデアを称えるイノベーション部門、優れた業績を称えるパフォーマンス部門の2部門構成で2021年にスタートした創発型表彰制度です。従業員同士でアイデアを出し合い、活発なコミュニケーションを通じてイノベーションを創発し続ける自律的な人財と組織の醸成を目的としており、2023年には、社会貢献やソーシャルイノベーションにつながる従業員のアイデアを幅広く募集する為に、社会貢献アイデア部門も追加されました。

メッセージ

 このミツバチプロジェクトは環境保護や子どもの食育の発信源になることは勿論根底にありますが、地域社会とのつながりを持つことで国内のイメージを少しでもポジティブなものに変えて、ミツバチを生物多様性のシンボルとしてより身近な存在に変える一助になることを目指しています。現在、広がりをより大きくするために地域の方と連携してハチミツを活用した展開方法についても打合せ中ですが、私たちの取り組みをみて興味を持っていただき、全国で同じような取り組みが増えてご当地の様々なハチミツが味わえる日を目指したいです。

積水ハウス建設中部 総務長 植松 正博 の写真

社員の紹介

積水ハウス建設中部 総務長 植松 正博

2023年に参加されたイベントをキッカケに“ミツバチ建設プロジェクト”を立ち上げる。
“ミツバチ建設プロジェクト”の中心人物として、ミツバチを通して環境保護・地域貢献のどちらにもつながる活動やイベントを企画・開催している。