洗面化粧台

洗面ボウル

普段のお手入れは、お風呂用洗剤＋スポンジ

洗面室の汚れは浴室の汚れと同種ですので、水もしくは中性洗剤とスポンジで、汚れをこすり落とします。

白っぽい汚れは、“水あか”や“金属石けん”汚れ

ざらざらした白っぽい汚れ（水道水のケイ酸の蓄積や金属石けんの汚れ）がこびりついてしまうと、製品本来の光沢がなくなってしまいます。汚れやすい部分ですので、こまめなお手入れが必要です。

茶色いシミには、還元系漂白剤とナイロン不織布で

水が落ちる部分の茶色いシミは、水道水の鉄分が原因です。
還元系漂白剤とナイロンタワシで落としましょう。

1. 50度程度のお湯をシミにかけます。
2. 還元系漂白剤をお湯で溶いたものをシミ部分につけ、15～20分放置します。
3. ナイロンタワシ（ストッキングでも代替可）を使ってこすり洗いすると、ボウル部に傷がつきません。
4. 水洗いで洗剤分を取ってから、乾拭きしてください。

ピンク色の汚れは、ティッシュペーパーと中性洗剤で湿布を

いやなピンク色の汚れは、バクテリアが原因です。洗剤が流れやすい側面は“湿布法”で、すっきりきれいにしてしまいましょう。

1. 汚れの上にティッシュペーパーを敷き、お風呂用の中性洗剤をかけてしばらく湿布を。
2. 20分程度でペーパーを外し、ナイロン不織布や歯ブラシで磨きます。
3. よく水洗いして、乾拭きしてください。

メラミン研磨スポンジでこすり洗いしてもきれいになります。

カミソリやヘアーピンの“もらいさび”は、クリームクレンザーもしくは還元系漂白剤で

発見したら放置せずに早めに除去しましょう。クリームクレンザーや還元系漂白剤が有効ですが、洗面ボウルの表面を傷めないように使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。

シーリング部分に発生したカビは“湿布法”で

シーリングに含まれている防カビ剤の効果は約2年。新築から2年以上経過しているお宅は、状況によってはカビが生える場合があります。普段、まめに中性洗剤をつけた歯ブラシでこすっておくとカビを防止できます。

1. カビが発生してしまった場合は、充分に換気しながら、塩素系漂白剤を細長く切ったティッシュペーパーなどに含ませ、シーリング部分（パテの上）に湿布します。
2. 20～30分放置し、カビが取れていたら歯ブラシで優しくこすり洗いした後、よく水拭きをしてください。

塩素系漂白剤は使用上の注意をよく確認し、人工大理石などシーリング部以外に付かないように注意して使いましょう。

排水口は、子ども用の歯ブラシで

お手入れを忘れがちなのが、排水口。でも、毛髪やごみがたまると詰まりの原因にもなります。

動画：洗面化粧台のお手入れ方法

水栓金具

水栓金具とオーバーフロー穴は、お風呂用中性洗剤と歯ブラシで

水栓金具は、まめにお手入れするとピカピカになって見た目にも清潔です。見逃しやすいオーバーフロー穴のお掃除もセットで習慣にしましょう。

1. 歯ブラシにお風呂用中性洗剤をつけ、水栓金具とオーバーフロー穴をこすり洗いします。
2. 水で洗剤を落としたあと、乾拭きをすればピカピカになります。

頑固な汚れは、ナイロン不織布やメラミン研磨スポンジで

水栓金具の汚れがたまると、洗剤では落ちにくい場合があります。頑固な汚れには、ナイロン不織布やメラミン研磨スポンジがおすすめです。

シャワー水栓は、散水板やホース部分もお手入れを

シャワー水栓も、時にはシャワー散水板を取り外し、ホース部分も引き出してていねいに洗いましょう。