お手入れ方法
キッチン 換気扇
キッチンの換気扇は、油汚れをそのままにしておくと落ちにくい頑固な汚れになってしまいます。こまめにお手入れをしましょう。
普段のお手入れは、中性洗剤 + やわらかい布
汚れがたまらないよう、まめに拭き取るようにしましょう。
- 中性洗剤溶液に浸したやわらかい布で拭きましょう。酸性やアルカリ性の洗剤を使用する場合は、必ず充分に薄めてから、使用してください。
- 汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水を湿らせた布で洗剤をよく拭き取ってください。
タワシや磨き粉はキズをつけますので使用しないでください。
換気扇は、パーツに分解してお手入れ
換気扇の分解方法は、タイプによって異なります。必ず「取扱説明書」をご確認ください。
換気扇の分解例
お手入れ前に必ず電源を切りましょう。通電部分に水をかけたり、水に浸けたりしないでください。発火したり感電することがあります。
有機溶剤(シンナー、ガソリン、アセトンなど)、また、酸・アルカリ性の洗剤や塩素系漂白剤は原液のまま使用しないでください。塗装を傷めたり、レンジフードが変色変質する原因になります。
羽根や部品の取り付けは確実に行ないましょう。異音の発生や落下により、けがをすることがあります。
パーツの汚れは、月に1度、中性洗剤で浸け置き洗いを習慣に
フィルター・オイルパック・羽根・ファンなどのパーツは汚れがこびりつくと取るのが大変なので、月に1回程度取り外し、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で浸け置き洗いをしましょう。
- シンクをカラにして排水口に栓をし、お湯で中性洗剤溶液をためます。
- 本体から外したフィルターやオイルバック、羽根・ファンを入れ、汚れがゆるむまで浸け置きを。
- 汚れがゆるんでからこすり洗いをすると、楽に落ちます。細部は歯ブラシなどで洗ってください。
- 汚れを落とした後、洗剤が残らないように水洗いし、水気を取ってから取り付けましょう。
ひどい汚れは、浸け置き用洗剤で。
お手入れのポイント
けがをしないよう、お手入れの際は、ゴム手袋などを着用しましょう。
用意するもの
中性洗剤、ゴム手袋、新聞紙、ぞうきん、ふきん(ザ・ワイパー)、キッチンペーパー、歯ブラシ
手順
スイッチを「切」にして、換気扇を停止させます。フックを外し、カバーを下げます。アミのフィルターやシロッコファンを外し、用意した新聞紙の上に置きます。
アミのフィルターは月に1回はお手入れを。
シロッコファンや油受けポケット(オイルキャッチ)は、半年に1回はお手入れを。
中性洗剤を、アミのフィルターとファン全体に吹き付けます。
洗剤が汚れに馴染むまで、しばらく置いておくと効果的です。
歯ブラシで。軽くブラッシングして、詰まった汚れをかき出します。
汚れがひどい場合は、何度か繰り返し行なってください。
洗剤を洗い流し、キッチンペーパー、ぞうきんやふきん(ザ・ワイパー)で水気を取ります。取り外したアミのフィルターとシロッコファンを元に戻します。
部品がすべて取り付けられているか確認してから、最後にスイッチ(弱運転)を入れて異音などがしないか試運転をしましょう。
年に1回の大掃除で年末にお手入れされる方もいらっしゃいますが、油は寒いと固まりやすいため、できれば他の時期でお手入れすることをおすすめします。