お手入れ方法

屋外排水設備

浴室・キッチン・洗面所の排水が入り込む雑排水・汚水ますは、油分や石鹸かすなどが付着しやすいので、1年に1回程度はふたを開け、ホースなどで水を流して排水状態が良好かをご確認ください。

梅雨や台風前は、雨水ますのごみや泥を取り除く

雨水ますのふたに穴が開いているのは、敷地表面にたまった雨水を集めるためです。雨水と一緒に砂や泥や枯葉が流れ込み、ますの底には泥がためられるようになっています。
雨水がたまる梅雨や台風シーズン前には、ふたを開けてごみバサミや溝用スコップでごみや泥を取り除いてください。雨水ますに泥などが多量にたまると、配管の中に流れ込んで排水不良の原因になります。
排水不良になってからの配管掃除は大変な作業になりますので、お手入れは定期的に行ないましょう。

ふたが開きにくい場合は、ふたの穴に釘抜き(バール)の先の曲がっている方を差し込み、上に上げると楽に開きます

ルーフバルコニーや屋上の排水溝のお掃除も忘れすに

ルーフバルコニーの排水溝の中にある排水ドレインは、木の葉やごみがたまると大変です。大雨の時に水位が上がってプール状態になり、時には窓枠を越えて室内へ入り込んでしまうことも。梅雨や台風の前には必ずお掃除をしましょう。
フラット(陸)屋根のある家では屋上にも排水口がありますので、忘れずにお掃除してください。高所作業で危険な場合は、カスタマーズセンターにご依頼ください。

お手入れのポイント

ふたが固くなって開けづらくなっている場合のお掃除

排水ますは屋外にあるため、中に油のかたまりや木の根が詰まっていることがあります。1年に1回、ふたを開けて中をきれいにしましょう。

用意するもの

軍手、マイナスドライバー、かなづち

手順

ふたが固くなって開けづらくなっている場合は、次の方法を試してみましょう。

小さい排水ますは、ふたのすき間にドライバーを差し込んで、グイッとふたを押し上げるようにします。

大きい排水ますは、何年もふたを開けていないと、かたく開けにくくなっている場合があります。

ふたの周囲をかなづちで叩いて、ふたと排水ますの間にすき間をつくります。

すき間ができたら、ドライバーを差し込んで、ふたを押し上げます。

それでもふたが動きにくい時は、ドライバーを差し込む場所を変えて、何回かに分けて押し上げるようにしてください。

中にたまっている ごみを取り除いたら、元通りにふたをして完了です。

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