普段は特別なお手入れ不要

普段から汚れないように気を付けていれば特別なお手入れは必要ありません。ほこりや汚れが気になったり、水気が付いたら乾拭きするようにしてください。

ほこりがついたまま、強くこすると塗装表面に傷がつきますのでご注意ください。

汚れが目立ってきたら中性洗剤で

汚れがひどい場合は、中性洗剤を水で薄めて、絞った雑巾で軽く拭き取ります。汚れを落とした後は、水拭き、乾拭きで洗剤分が残らないようにしてください。
また、頻繁に拭くと塗装膜を傷めますのでご注意ください。

ドアは表面に塗装がしてありますので、ワックスやシンナーや薬品類は使用しないでください。

ドアハンドルも忘れずに

ドアハンドルなど金具類も水気、塩気は禁物です。濡れた手で触れたら乾拭きしましょう。
汚れたら、中性洗剤拭きして、水拭き、乾拭きしてください。ワックス掛けも効果があります。

キッチン付近のドアは、こまめなお手入れが必要

キッチンに多く使用されている勝手ロドアは、油煙などで汚れるため、一般のサッシよりも汚れ具合がひどくなります。また、加熱調理器具上の換気扇を運転している時に勝手ロドアを網戸の状態にしておくと、多量の給気が通過するため、ほこりなどが網戸にたまりやすく、キッチンまわり同様にこまめなお手入れが必要です。

ほこり除去は、ほこり払いか掃除機、油汚れは洗剤拭き

普段はほこり払いや掃除機でほこりを吸い取り、乾拭きや水拭きで汚れを防ぐようにしましょう。油汚れが目立ってきたら、食器用の中性洗剤を水で薄めたもので拭き取るのが効果的です。
キッチン戸棚などの拭き掃除と一緒にする習慣をつけてしまえば簡単です。
細かい部分はサッシブラシのヘラ側に布を巻いたものなどで、汚れを取り除いてください。

お手入れのポイント

ドアの開閉速度の調整方法

ドアクローザの一部分で、比較的簡単に調整できます。ドアクローザーは油圧で開閉する仕組みなので、夏と冬で油の粘度が変わると開閉速度が変わります。夏は早く、冬は遅くなりますので、気になるようなら下記の方法で調整してください。

・開閉の第2速度は、指を挟むのを防止し、開閉音が静かになるように、第1速度よりも遅めに調整してください。
・調節ネジを回すたびに、数回開け閉めを繰り返して、速度を確認するようにしてください。

※調整ネジを回しすぎると故障の原因になりますので、左右45度以内の回転範囲で調整してください。

動画：ドアの開閉速度調整方法

ドアの開閉時のきしみ音

玄関ドアはドアクローザーや丁番の回転によって開閉します。きしみ音が発生したり、開閉がスムーズでない場合は潤滑剤（テフロン配合潤滑剤・シリコンスプレーなど）を吹き付けると止まります。
左図を参考に矢印の箇所にスプレーしてください。

お手入れの目安：1年に1回

電気錠リモコンキーの電池交換

用意するもの

ボタン型電池、つまようじ、ドライバー

手順

ホールドピンを押しながらキーヘッドを抜きます。
プラスドライバーで裏側のネジを外します。
マイナスドライバーをへこみに入れて回転させ、カバーを外します。

つまようじで電池を取り出します。

基盤に触れないでください。
非金属のもので外してください。

動画：電気錠リモコンキーの電池交換