お手入れ方法
24時間換気
快適な室温を保ちながら新鮮な空気を効率良く取り入れる換気システム。健康で快適な暮らしのために、定期的なお手入れが欠かせません。
換気システムを止めない
キッチンの換気扇などの局所換気は、調理など必要に応じて使うものですが、ハイブリッド換気システムなど建物全体の換気システムは、綺麗な空気で生活するための最低換気量を確保するものです。
換気システムのお掃除や窓を開けて換気する時以外は、止めないでください。また、空気を取り入れるための換気框や給気口を閉めないでください。
また、換気システムは24時間休まず運転しているため、比較的早くモーターなどの交換が必要になります。空気のよどみを感じた場合は、作動確認を行なってください。
換気システムによってお手入れする箇所が違います
換気システムは下図のような部位やフィルターのお手入れが必要です。お手入れ方法は「取扱説明書」をご確認ください。
換気システムの作動を確認しましょう
空気のよどみを感じる場合は、換気システムが作動しているか確認しましょう。天井面の吸込(給気)グリルに細く切ったティッシュペーパーなどを近づけて気流の有無を確認してください。作動していない場合は故障の可能性がありますので、カスタマーズセンターにご連絡ください。
お手入れのポイント
「吸込グリル(吸気グリル)」(メイン)のお手入れ
制御パネルのスイッチをオフにして、換気システムを停止させます。スイッチを3秒以上長押しすると、オフになります。
グリルを引き下げます。大きいグリルは、落下防止用にフックがついています。
ほこりがかからないように注意しましょう。
手を痛めないよう、軍手やゴム手袋の着用をおすすめします。
金具がフックに引っかかっていて、グリルが落ちないようになっています。両側のフックを外して、グリルを取り外します。
掃除機で、表面のほこりを吸い取ります。
固くしぼった雑巾で、残った汚れを拭き取ります。
取り外した時と逆の順序で、グリルを元に戻します。
清掃後、稼働させた直後は、通常と違う音がする場合がありますが、1時間程度運転を続けるとおさまるので、そのまま動かし続けてください。
「吸込グリル(吸気グリル)」(サブ)のお手入れ
小さいグリル(サブグリル)は、下に引き下げるとワンタッチで外れます。
大きいグリルと同じ手順で、お手入れしてください。
嵌合(かんごう)で固定されているサブグリル
サブグリルは、嵌合(かんごう)で固定されているタイプがあります。その場合は、天井材が傷つかないよう、グリルと天井材のあいだに、プリペイドカードや薄い布をあてがってドライバーを差し込みます。
天井材を傷つけないよう、ドライバーをゆっくりと動かして、グリルを外します。
天井材を傷つけないよう、加減を調整しましょう。
サブグリルはワイヤーで天井とつながっています(ワイヤーはネジで固定されているので、ドライバーで取り外すことができます)。
掃除機で、表面のほこりを吸い取り、固くしぼった雑巾で、残った汚れを拭き取ります。
取り外しと逆の順序で、グリルを元に戻します。
清掃後、稼働させた直後は、違う音がする場合がありますが、1時間程度運転を続けるとおさまるので、しばらくそのまま運転を続けてください。