お手入れ方法

給湯設備

給湯設備の点検・お手入れ方法について説明します。

給湯機

月に1回は点検を

お湯の使用後は本体内のお湯が高温になっています。火傷をしないように、点検は必ず本体が冷えてから行なってください。

  1. 運転中に本体から異常音が聞こえないか
  2. 排気口がほこりなどでふさがっていたり、ススがついていないか
  3. 給・排気筒トップが、ほこりなどでふさがっていないか
  4. 本体の外側に、異常な変色や傷がないか
  5. 給気口がほこりなどでふさがっていないか
  6. 本体・配管から水漏れはないか
  7. 凍結防止ヒーターのコンセントが切れていないか(冬は凍結する可能性があるので、コンセントを抜かないでください)
  8. 本体や排気口、給・排気筒トップのまわりに、洗濯物・新聞紙・木材・灯油・スプレー缶などの燃えやすい物や、給湯器の正常な燃焼を妨げたり火災の原因になる物を置いていないか(増改築などで給湯設備を囲わないでください。不完全燃焼を起こし、大変危険です)

フィルターはこまめにお手入れを

浴槽循環アダプターのフィルターを左に回して外します。

フィルターが詰まるとお風呂のお湯が希望の温度にならない恐れがあります。必ずいったん外してきれいに掃除しましょう。

元通りに取り付けます。循環アダプターのフィルターを外したまま、あるいは正常に取り付けられていない状態で使用すると本体が故障することがあります。必ず正常に取り付けた状態で使用してください。

本体とリモコンは、月に1回程度のお手入れを

本体

本体の外装の汚れを濡れた布で落とした後、充分水気を拭き取ってください。特に汚れのひどい時は、中性洗剤を使用してください。

リモコンの表面

汚れたら、湿った布で拭いてください。

リモコンのお掃除にはベンジンや油脂系の洗剤を使わないでください。変形する恐れがあります。

浴室リモコン・防水型増設リモコンは防水タイプですが、故意に水をかけないでください。台所リモコン・増設リモコンは防水タイプではありません。

石油給湯器は法定点検を受けましょう

製造会社による法定点検制度(有償)がありますので、法定点検を受けて保守しましょう。

電気温水器・エコキュート

定期的に点検を

電気温水器・エコキュートは深夜にお湯を沸かして貯めて保温する、経済的で効率の良い給湯システムです。快適に使い続けるために日常のお手入れと定期的な点検をお忘れなく。機種により部位の形状や点検方法が異なりますので、必ず「取扱説明書」をご確認ください。

リモコンと浴槽循環アダプターのフィルターは、普段からお手入れを

リモコンの表面

汚れたら、乾いた布や固くしぼった布で拭いてください。

ベンジンやシンナー、アルコールなどの化学薬品は使用しないでください。変形や変色の原因になります。

浴槽循環アダプター

お手入れは浴槽のお湯を排出した後で行なってください。歯ブラシなどを使って浴槽アダプターのフィルターを水洗いします。

浴槽にお湯がない時は、高温さし湯スイッチは押さないでください。火傷の原因になります。

漏電遮断器は、1年に2~3回程度点検を

漏電遮断器の点検は、電源供給中に行なってください。
・時間帯別電灯でご契約の場合:いつでも点検できます。
・深夜電力でご契約の場合:夜間時間帯に点検を行なってください。
機種によって点検方法は異なりますので、必ず各電気温水器・エコキュートの「取扱説明書」をご確認ください。

動作の点検例

  1. テストボタンを押します。
  2. 電源レバーが「入」→「切」になれば正常です。「切」にならない場合は、カスタマーズセンターにご連絡ください。
  3. 必ず電源レバーを「入」に戻してください。

逃し弁は、1年に2~3回程度点検を

動作点検と水漏れ点検を行ないます。逃し弁は高い位置に付いていますので、踏み台などを使用して、転倒にご注意の上で点検してください。
機種によって点検方法は異なりますので、必ず各電気温水器・エコキュートの「取扱説明書」をご確認ください。

動作の点検例

  1. レバーを上げ、水(お湯)が排水口から出ることを確認します。水(お湯)が出れば正常です。
  2. 水(お湯)が出ない場合は温水器専用止水栓を閉じ、電源ブレーカまたは漏電遮断器の電源レバーを「切」にしてカスタマーズセンターにご連絡ください。
  3. レバーの動きが悪い場合はカスタマーズセンターにご連絡ください。
  4. 動作確認後は必ずレバーを下げてください。

水漏れの点検例

  1. 沸き上げをしていない時、排水口から水(お湯)が出ていないかを確認します。水(お湯)が出ていなければ正常です。
  2. 水(お湯)が出ている場合はレバーを数回上下に動かします。それでも水が止まらない場合は、温水器専用給水栓(止水栓)を閉じ、電源ブレーカーまたは漏電遮断器の電源レバーを「切」にしてカスタマーズセンターにご連絡ください。

点検時は配管に手を触れないでください。火傷の原因になります。

配管は、1年に2~3回程度点検を

機種によって点検方法は異なりますので、必ず各電気温水器・エコキュートの「取扱説明書」をご確認ください。
配管の保温材の破損や水漏れがないか点検します。水漏れがある場合は、カスタマーズセンターにご連絡ください。特に冬期に入る前には、必ず保温材のチェックを行なうようにしましょう。破損している場合は配管が凍結し、本体や配管が破損する場合があります。

タンクは、1年に2~3回程度お手入れを

機種によって点検方法は異なりますので、必ず各電気温水器・エコキュートの「取扱説明書」をご確認ください。

  1. 温水器専用給水栓(止水栓)を閉じて、排水管レバーを開けます。
  2. 排水栓を約1~2分間開き、タンクの下部にたまった汚れを排水します。
  3. 汚れがなくなったら、排水栓を閉じます。汚れがひどい場合は、2を数回繰り返してください。
  4. 温水器専用給水栓(止水栓)を開き、排水管レバーを閉じます。

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