〈 寝る前のそれぞれの時間 〉

お互いの健康を気遣いながら気兼ねなく。

<グラフ>誰と一緒に寝たいですか?

年齢が上がるにつれて夫婦別室の考え方が変わっていくようです。50代までは一人で眠りたい方が増えていきますが、60代になると逆に、配偶者と眠りたいという方が増加に転じます。睡眠中のお互いの健康を気遣う意識が見て取れます。

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<グラフ>夫婦それぞれの時間を大切にしたい?

<グラフ>配偶者の健康をいつも気にかけている?

寝室での過ごし方

50代・60代は、夜寝る前に寝室に入ってからは、テレビ・映画などを見ることが一番多い行為です。全体から見ると少ないですが、インターネット、メール、SNSも多く、雑誌を読むなどが続きます。
女性に多い行為として、運動・ストレッチ・マッサージや、スキンケア、家族との会話があげられました。

<グラフ>睡眠・寝室の実態・意識調査 積水ハウス住生活研究所2020

お互いの気配を感じられる程度の距離感を演出。

同じ空間で眠るとストレスが溜まることが多くても、完全に夫婦別寝室にしてしまうのには抵抗がある方も多いのでは。そんなご夫婦に提案したいのが、つかず離れずの距離感を保ちながら、眠りにつくまでのひとときや睡眠の時間をそれぞれのリズムで心地よく過ごせる寝室です。引戸を設けて、必要に応じて部屋を仕切ったり、家具を目隠しがわりにして柔らかい境界をつくるなど、工夫次第で、ご夫婦にとってちょうどいい距離感の寝室をつくることができます。

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