〈 集いやすい「土間ラウンジ」いろいろ 〉

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スマートにおもてなしできる土間サロン。

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内と外をつなぐ領域に、人と人とをつなぐスペースを。

立ち話や挨拶だけの付き合いから一歩進んで、ご近所との縁を深めたい。でも、家の中に招くとなると、招く方も招かれる方も気をつかってしまいますね。そこで、立ち話をする機会の多い玄関横にスペースを設けて、「土間サロン」をつくってみてはいかがでしょう。

大きく開放できるサッシで内と外をゆるやかにつなげて、近所の人を気軽に招き入れる縁側のような空間。
土足のまま腰掛けられるソファがあれば、靴の脱ぎ履きが不要なので、気軽にスマートに接客することができます。上がり框の近くにソファがあると、外出時に荷物の仮置きをしたり靴の脱ぎ履きをする際にも便利。
大きな窓を設けることで、庭の自然をダイナミックに取り込み、お客様にお待ちいただく際もゆったりと自然の潤いを感じていただけます。

友人・知人や地域の人との交流は積極的に、と考える人も少なくありません。
また、家の中まで通さずに、ちょっと人を招くことのできる空間へのニーズも出てきています。

<グラフ>気軽に立ち寄れる土間・玄関・縁側がほしい?(現在ある人も含む)

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みんなで集まるサイクルガレージを兼ねた土間ラウンジ。

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玄関土間とつながる広いスペースがあると、日曜大工など汚れの多い作業やモノの置き場所として利用したり、接客スペースとして利用できます。ここではサイクルガレージとしています。自転車を屋内に置く場合、タイヤの汚れやメンテナンスオイルの使用も考えると土間空間の活用がおすすめです。

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ソファやラグを設けたラウンジスペース。

土間空間にソファを設け、土足のまま腰掛けられると、気軽にお客様を案内できます。南北に窓を設けているので風も通りやすく心地よく過ごせるスペースです。ここではちょっとしたバーカウンターを設けています。好きな飲み物をつくってくつろいだり、大勢があつまってパーティーもできます。
家具の下にラグを敷くと、空間にまとまりができ、土間でもくつろぎやすい空間となります。また、ラグがほこりを吸着し、舞い上がりにくくする効果もあります。

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便利なサイクルガレージのつくり方。

スポーツバイクは高額なものが多く、盗難も増えているため、できれば屋内に置き場を設けたいものです。風雨も避けられ、劣化防止にも。ハンガーやフックで壁にかけることで、空間を有効活用できます。また、屋内でトレーニングができるローラー台や、洗車の際に役立つスロップシンクなどのアイテムは自転車ライフを豊かにしてくれます。人が横に立って自転車を動かす場合、通路の幅は1.2m程度必要です。