〈 鳥や蝶の訪れを楽しみに 〉

「5本の樹」は、“緑の質”にこだわった樹木をセレクトしています。

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地域の気候風土と調和する、原種・在来種の植物を独自にセレクト。

日本は南北に長く、その土地で育つ樹木や生きものが違います。そこで「5本の樹」では気候や植物の適応性によって、それぞれの地域に適した樹木を独自にセレクト。日本の原種または地元の在来種であること、改良品種でないこと、庭木としてふさわしい樹形や花や実などの楽しみが多いこと、鳥や蝶が利用することなどの基準を設定しています。
「5本の樹」でセレクトした樹木であれば、庭に小さな生態系が生まれ、自然の働きで薬剤散布の必要も少なくなります。つまり、家族にも環境にもすこやかなナチュラルガーデンになるのです。

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都会でも「5本の樹」の庭ならアゲハチョウが舞い、ツグミやメジロも訪れてさえずります。彼らは一体、どこからやってくるのでしょう?
都市の近郊に残された里山の雑木林や社寺林から、緑の点と点を伝うようにして遠征してくるのです。「5本の樹」の庭は、そんな里山を中心としたネットワークの一部になることができます。

わが家に招きたい鳥や蝶で植える木を選ぶ庭づくり。

植物と生きものたちのつながりは想像以上に密接で、それぞれ “持ちつ持たれつ” の関係を結んでいます。たとえばスズメほどの大きさの冬鳥・ジョウビタキは、ムラサキシキブやマユミなどの小さな実を好みますが、ハトと同じくらい大柄なカケスはクヌギやコナラなどのドングリが好物です。リビングの前は鳥を招く庭、アプローチまわりはバタフライガーデンとテーマを決めるのも楽しいものです。花の香りや樹々になる実、鳥や蝶、トンボたち......。季節で五感を感じる暮らしを「5本の樹」の庭ではじめませんか。

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夏に訪れるのはクロアゲハ。ミカン科の植物が大好物です。クロアゲハを招くには、サンショウや写真のリョウブを植えましょう。